【豆知識】オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET)商品に関するトリビア
オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET) 商品の豆知識に関するご説明をいたします。初めての方でもわかりやすく商品に関して説明をしていきます。
オーデマ・ピゲの豆知識
小さな時計の町 | 1875年、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲは、スイス北部にある“ウォッチバレー”と呼ばれる時計産業の盛んなジュウ渓谷の小さな町、ル・ブラッシュに時計工房を立ち上げました。1882年、スプリットセコンド・クロノグラフ、ミニッツリピーター、アラームなどを備えた世界初の超複雑時計『グランドコンプリカシオン』の発表を皮切りに、数多くの世界初の機構を世に送り出してきました。1970年、スイスの時計業界が日本のクォーツウォッチの煽りを受けている時代においても、創業者2人のひ孫であるジャスミン・オーデマとオリヴィエ・オーデマによる徹底した家族経営を貫き、現在に至るまで外部の影響を受けない独立路線のブランドであり続けています。 |
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優れたパートナーシップ | 様々なセレブやアスリートとの提携を積極的に行うことで、インスピレーションを深め、ブランドの価値観を広めることを創業当時から続けています。有名なヨットレースであるアメリカズカップに出場する「チームアリンギ」や、イタリアの自動車メーカー「マセラッティ」との提携、アーノルド・シュワルツェネッガー、リオネル・メッシやミハエル・シューマッハらをアンバサダーとして迎えています。2020年にはイギリス王室御用達ブランドであるラルフ&ルッソとパートナーシップを締結し、コレクションモデルを発表しました。ともに家族経営で独立精神を貫き、革新を求めるというブランドの共通点が二つの企業を結び付けました。 |
“1000年” | 2000年のミレニアムイヤーを記念して誕生した、「1000年」を意味するミレネリー。ローマの世界遺産、コロッセオにインスパイアされた楕円形のオーバルケースが特徴です。初期のミレネリーは3針を配し、ベゼルダイヤや文字盤にオパールを使用した高いデザイン性が特徴でした。当初はデザイン面に傾倒していたミレネリーですが、ムーブメントを重要視した『ミレネリー4101』が2011年に発表されました。これにより裏蓋、文字盤側からもムーブメントの動きを覗くことができる仕様になり、のちのミレネリーのコレクションに大きな影響を与えました。裏表両面から見ても美しいムーブメントの実現のために、時計の心臓である「テンプ」と呼ばれるパーツを9時位置に配し、ムーブメントを反転させる特殊設計を施しています。 |
伝統と革新の調和 | 創業当初から変わらない、熟練した職人の手作業によって作り出されるオーデマ・ピゲの時計たち。マニュファクチュールならではの代々継承された技術と情熱によって数か月かけて一本が作り出される少量生産の高級時計は、最高峰のステータスであり続けています。また、通常、複雑機構のパーペチュアルカレンダーやトゥールビヨンを搭載するとムーブメントは大きくなっていきます。しかし、機能性のみならずデザイン性においても一切の妥協を許さないオーデマ・ピゲは、ムーブメントの小型化、薄型を追求し、7.8ミリのパーペチュアルカレンダー搭載モデル、4.8ミリのトゥールビヨン搭載モデルの開発を成功させ、常に飽くなき探求心で革新を続けています。 |