【豆知識】パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)商品に関するトリビア
パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE) 商品の豆知識に関するご説明をいたします。初めての方でもわかりやすく商品に関して説明をしていきます。
パテック・フィリップの豆知識
パテックフィリップ・シール | 2009年に設けられた独自の厳しい認定基準で、時計業界において最も厳格な品質基準の一つです。2008年以前には「ジュネーブシール」の刻印を利用していました。これは600時間の中で12の条件をすべてクリアした場合に認定される、最高級スイス時計の証でした。このジュネーブシールを超える、より厳しい独自基準を設けたのがパテックフィリップシールであり、製造する全ての機械式時計に適用され、設計からカスタマーサービスに至るまでの全てが対象となっています。 |
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マニュファクチュール | 技術者不在により修理不可能と時計のアフターケアを投げ出すメーカーもありますが、パテック・フィリップで創られた時計であれば全モデルが永久的に修理可能、これは徹底した自社一貫生産を貫いているからこそ。親から子へ、子から孫へ、何世代にもわたって引き継がれる家宝として所有されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ほかの有名ブランドでマニュファクチュールメーカーは、ロレックス、ゼニス、セイコーなどが挙げられます。 |
ノーチラス | 潜水艦「ノーチラス号」の船窓をモチーフに作られた、パテックフィリップを代表するモデルのひとつです。ケースデザインは薄型時計のデザインを得意とし、「時計界のピカソ」の異名を持つジェラルド・ジェンタ氏が担当。ゴールドのケースがドレスウォッチの主流である時代に、ノーチラスは最高級のステンレスウォッチとして衝撃のデビューを飾りました。中でも人気なのが、2006年に登場した5711/1Aで、世界的な需要により価格高騰が続いており、現在1000万以上の実勢相場となっています。2010年にブレスレットがマイナーチェンジされ、青文字盤は現在の5711/1A010にレファレンスが変更されました。 |
上がり時計 | ”一生の相棒として買い替える予定の無い時計”の意。その話題に必ず上がる時計として定番のブランドで在り続けています。一生どころか世代を超えて愛され続ける時計としてふさわしいでしょう。1996年から「ジェネレーションズキャンペーン」の広告を打ち出し、そのビジュアルには仲睦まじい父と子、母と娘が用いられ、最高品質の時計が代々受け継がれる価値を物語っています。また、長く使える時計としての必須条件は、「時代が流れてもどんなシーンでも常に使える」普遍性だということ。 パテック・フィリップのモットー“カジュアル・エレガンス”はスーツに、カジュアルに、オンオフ問わず常に一緒にいる相棒として選ばれています。 |
パテックフィリップが高い理由
パテックフィリップはなぜ高いのか?
1839年に2人のポーランド人アントニ・パテックとフランチシェック・チャペックによって創業されたパテックフィリップは、それから約180年続く歴史の深い老舗ブランドです。
【オーデマ ピゲ】【ヴァシュロン・コンスタンタン】と共に時計業界における世界三大ブランドに数えられ、なおかつその頂点にも位置していると言われています。パテックフィリップの時計は、その歴史上で培われてきた繊細且つ高い技術と世界最高水準の品質を兼ね備えているため、格式高い「雲上ブランド」と称され、現在も世界中の人々の憧れであり続けています。
そんなパテックフィリップですが、市場ではなぜここまでの価格が付いているのでしょうか?その理由について解説していきます。
結論として
①素材も技術も世界最高品質、職人がほぼ全て手作業で製造する極の時計
②複雑機構を備えるモデルも含め、全ての製品を自社で製造するマニファクチュール(自社生産)ブランド
③永久修理に対応
④親から子へ、世代をこえて受け継がれていく事を前提とした時計の製造
以上の点が挙げられます。
パテックフィリップはなぜ高いのか?その回答になりえる主な要因の1つは生産方法です。
ほとんどの時計を職人が手仕事で作り上げている上にその多くは見事なキャリバー、更にムーブメントはシースルーバックになっているものが多いです。それはある種の芸術品と言えるでしょう。
またその他の要因としては、素材についても品質管理を徹底しています。例えば装飾のダイヤモンドに関しては、4Cの基準でカラーをD〜F、内包物のないクラリティでIF(インターナルフローレス)のグレードのみを使用するなど、あのハリーウィンストンを超える社内基準を設けているといいます。
修理に関しては、パテックフィリップは1839年の創業当時から自社製品であればメンテナンス、修理ともに永久に対応してくれている世界的に見ても稀有なブランドです。保証期限が限られているブランドが多い中では、永久修理のアフターフォローは抜群の信頼性があると言えます。まさに長きにわたり世代を超えて長く愛用される時計としてのブランドの品格を感じます。
こういった要因があり、継続的な人気を誇り愛され続けるパテックフィリップは、市場でも人気が高いのです。更に需要に対し手仕事での生産のため供給量が少なくレア度が増すため、益々手に入れることが難しくなり価格と価値が高騰しているといえるでしょう。
まさに一生モノの時計に相応しいパテックフィリップ。ゆきざきでは、新品・中古共に取り扱い多数ご用意しておりますので、ぜひ一度その世界観をご覧ください。