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ロレックスの「グリーンサブ」の特徴と魅力とは?おすすめのモデルも紹介

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ロレックスは高級腕時計ブランドの中でも多くのシリーズを展開していますが、その中でも特に人気が高く、手に入りにくいモデルが「グリーンサブ」です。

グリーンサブは、ロレックスの代表的なサブマリーナーシリーズの1つで、特徴的なグリーンのベゼルが魅力です。サブマリーナーシリーズではブルーやブラックが主流ですが、グリーンは希少で、その独自性が多くの支持を集める要因となっています。

そこで今回は、そんなロレックスの「グリーンサブ」の魅力について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ロレックスのグリーンサブとは


ロレックスのグリーンサブは、サブマリーナーシリーズの中で特にベゼルがグリーンのモデルを指す愛称で、国内では「緑サブ」とも呼ばれています。

サブマリーナーは、ダイバーズウォッチとして潜水に役立つ機能や高い耐久性を備えたモデルです。シンプルなデザインながら、豊富なカラーバリエーションが特徴で、ダイバーだけでなく、日常使いとしても多くの愛好者に人気があります。

通常、サブマリーナーはブルーやブラックといったベーシックなカラーが多いですが、グリーンサブは鮮やかなグリーンのベゼルが際立つため、シリーズの中でも特に個性的なモデルです。他の愛好者と差をつけたい方にぴったりな選択といえるでしょう。

ロレックスのグリーンサブの特徴


ロレックスのグリーンサブには、3つの特徴があります。それぞれの特徴について見ていきましょう。

セラクロムベゼルを採用している

グリーンサブは、最初に市場に登場した際、アルミ製ベゼルが採用されていましたが、2代目の116610LVモデルからはセラクロム製ベゼルに変更されました。

ダイバーズウォッチは特に過酷な環境で使われることが多いため、日常使用の時計以上に高い耐久性と強度が求められます。

セラクロムは、傷がつきにくく腐食に強い特性を持つセラミック素材です。また、独自のプラチナコーティングが施されているため、光沢のある美しい仕上がりが特徴です。なお、セラクロムはロレックスが自社開発した素材で、特許も取得しています。

視認性に優れている

潜水中は、深く潜るほど太陽光が届かなくなり、視界が悪くなります。そのため、ダイバーズウォッチは暗い場所でも時間をはっきり確認できることが求められます。

初代グリーンサブでは、「ルミノバ」という夜光塗料が使用されていました。ルミノバは、短時間で光を吸収し、暗闇で長時間光を放つ特徴を持ち、放射性物質を含まず、従来の蛍光塗料よりも明るいという利点がありました。

ロレックスはこれをさらに進化させ、独自の「クロマライト」を開発しました。クロマライトはルミノバと比べて2倍の明るさを持ち、発光時間も長くなっています。このクロマライトは、グリーンサブの116610LVモデルから採用されています。

独自のムーブメントを搭載している

ロレックスが多くの人に人気を集めている理由の1つは、その高いスペックであり、その中心にあるのが高性能なムーブメントです。

例えば、グリーンサブの16610LVと116610LVには、ロレックスの他のモデルと同様に、3つの針とデイト表示が特徴のCal.3135ムーブメントが搭載されています。

Cal.3135は、デイトジャストやオイスターパーペチュアルなど、ロレックスの定番モデルにも長年使用されている信頼性の高いムーブメントで、20年以上の歴史を誇るロングセラーモデルです。

このムーブメントは高い精度と耐久性を兼ね備えており、特にダイバーズウォッチとして設計されたグリーンサブに最適といえます。Cal.3135を搭載することで、時計の精度や耐久性がさらに向上し、過酷な環境でも信頼できるパフォーマンスを発揮します。

ロレックスのグリーンサブの初代モデルはRef.16610LV


2003年にロレックスのサブマリーナーシリーズとして初めて発表されたグリーンサブ。50周年記念モデルとして誕生したRef.16610LVは、サブマリーナーの伝統に革新を加えた限定モデルです。

2010年に生産終了を迎えましたが、その人気は衰えることなく、直後に後継モデルのRef.116610LVが発表されました。特に16610LVは、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンをベゼルに採用した点で、後のグリーンサブシリーズにも影響を与えた象徴的な存在となっています。

さらに、16610LVの中でも特に注目されるのは、初期生産モデルにのみ見られる希少な特徴を持つ個体です。これらのモデルは、コレクターや愛好家の間で非常に高い評価を受けており、その市場価値は年々上昇しています。

次に、特に希少価値の高い16610LVの特徴を3つご紹介いたします。

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ライムベゼル

ライムベゼルは、2003〜2004年に製造・販売された初回分のみで見られる、鮮やかな黄緑色が特徴のモデルです。他の「グリーンサブ」とは明らかに色味が異なるため、一目で見分けることができます。発色の良い黄緑色のベゼルは、通常の濃い緑色のベゼルに慣れている人ならすぐにライムベゼルだと認識できるでしょう。

また、このカラーは初代サブマリーナーの初回生産分にしか存在しないため、ロレックス愛好家の間で特に注目されており、非常に人気の高いモデルとなっています。

ファット4

ファット4とは、「fat(太った)」と数字の「4」を組み合わせた言葉で、ベゼルに刻まれた特徴的な数字の「4」が由来です。

この「4」の特徴は、尖った部分が一切なく、内側が台形の形状をしている点です。このデザインは初回生産分にのみ見られ、ライムベゼルと同様に初回生産分は非常に少ないため、希少価値が高く、手に入れるのは難しいでしょう。

ビッグスイス

「ビッグスイス」とは、文字盤の6時位置に刻まれた「SWISS MADE」の文字が通常より大きいことを指します。この特徴は、他のモデルと見比べないとわかりにくいかもしれませんが、6時のインデックスの下にある「SWISS」と「MADE」に注目してください。通常は2つの単語が近く配置されていますが、このモデルではインデックスを挟むように大きく間隔が空いています。

また、「SWISS MADE」の文字そのものも少し大きくデザインされていますが、何度か他のモデルと比べるとその違いに気づくでしょう。

グリーンサブのその他のモデル


これまで16610LVモデルに焦点を当てて紹介してきましたが、グリーンサブには他にも人気モデルがあり、16610LVと同様に多くのファンに支持されています。ここでは、126610LVと116610LVの2つのモデルを詳しくご紹介しますので、気になるモデルがないかぜひチェックしてみてください。

サブマリーナー デイト 126610LV

サブマリーナー デイト 126610LVは、2020年に登場した最新モデルで、先代モデル116610LVから1ミリ大きくなった41ミリケースを採用しています。このグリーンサブは、過去モデルで受け継がれてきた特徴的な緑色のセラミックベゼルを継承しながらも、文字盤カラーが従来のグリーンからブラックに変更され、よりシックで洗練された印象を与えます。

従来のモデル116610LVはベゼルと文字盤が統一されたグリーンであり、その独特なカラーリングがコレクターや愛好者に支持されてきましたが、新モデルの126610LVはグリーンベゼルとブラックダイヤルの対比が際立ち、よりモダンなデザインとなっています。そのため、従来モデルとは異なる魅力を感じる方も多いでしょう。

ケースサイズの微妙な変更は、着用感においても差を感じることがあり、41ミリのサイズ感が手首にフィットするかどうかは個人の好みによって評価が分かれるところです。グリーンサブの進化を実感できるモデルとして、購入を検討する価値は十分にあるでしょう。

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サブマリーナー デイト 116610LV

サブマリーナー デイト 116610LVは、2010年に登場し、約10年間にわたり製造・販売されたモデルです。前作である16610LVの基本コンセプトを踏襲しつつも、文字盤カラーを従来のブラックからグリーンへと大胆に変更。さらに、セラクロム製ベゼルや、インデックスと針にクロマライトを採用し、ダイバーズウォッチとしての実用性と視認性が大幅に向上しています。

特に、サブマリーナーシリーズではブルーやブラックが定番とされる中、116610LVは文字盤とベゼルの両方にグリーンを採用することで、その存在感が際立っています。市場においてもその希少性と独自のデザインから高い人気を誇り、多くの愛好家から支持を集めているモデルです。

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ロレックスのグリーンサブは価格高騰状態にある


ロレックスの「グリーンサブ」は、発表当初から高い人気を誇り、その人気は現在も続いています。

初代モデルである16610LVは限定モデルであったことが人気の一因ですが、現行モデルの126610LVも非常に高い評価を受けています。特に、126610LVは過去に高額で取引された実績があり、その人気は衰えていません。

2024年現在、ゆきざきでは中古市場で126610LVが約270万円で取引されており、依然として高い人気を維持していることがわかります。

ロレックスのグリーンサブを購入するなら中古取扱店がおすすめ


ロレックスのグリーンサブを購入する場合、製造・生産が限られていることから正規店での入手は困難な状態です。手に入れたい場合は、中古取扱店で探すことをおすすめします。ただし、中には偽物を本物と偽って売却しようとするところもあり、信頼性の高い店舗や業者を探すことが重要です。

創業45年以上を誇るゆきざきは最高級の時計などを取り扱ってきた老舗であり、中古商品も安心してご購入いただけます。

時計・宝飾部門の技術者による商品の検品・メンテナンス、販売責任者自らの手による2重チェックの徹底管理体制がしかれたゆきざきなら、グリーンサブもクオリティの高い本物が手に入るでしょう。

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ロレックスのグリーンサブは一際存在感を放つモデル


グリーンサブは、ロレックスの中でも人気の高いサブマリーナーシリーズの1つです。特に、このモデルは鮮やかなグリーンのベゼルが特徴で、他のサブマリーナーと比べても際立つ存在感を放っています。

現行モデルである126610LVも非常に入手困難ですが、信頼できる中古取扱店で見かけることがあります。その際は、ぜひ実際に手に取って確認し、その美しさや高級感を直に感じてみてください。

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