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ロレックスはどの国の時計なのか|国別人気ランキングもご紹介

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高級時計ブランドのなかでも圧倒的な人気を誇るロレックスは、115年以上にわたり時計製造業界をリードし、数多くのモデルを製造してきました。

長い歴史を持ち、世界的に有名なロレックスですが、どの国のブランドなのかを知らない人は意外と多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ロレックスの本社がある国やブランドの歴史、世界各国で人気の理由について解説します。加えて、アメリカと日本で人気のモデルを紹介しますので、ぜひ腕時計選びの参考にしてください。

ロレックスはどこの国のブランドか


ロレックスは、1905年にイギリスで創業され、現在はスイスに拠点がある高級時計メーカーです。時計の設計から製造、組み立て、検査までのすべての工程をスイスで行っています。1905年の創業から、115年以上の長きにわたって時計製造業界をリードしてきました。

ロレックスが開発した、完全密閉で耐水性の高い「オイスターケース」や、ローター式自動巻き機構の「パーペチュアル」、午前0時になると日付が切り替わる「デイトジャスト」の機能は、ロレックス3大発明と呼ばれています。

ロレックスの腕時計は、最高品質の原料を用いて卓越した技術により細部まで丁寧に製造していることから、精巧さと信頼性の高さが世界的に知られています。

ロレックスの歴史

創立者であるハンス・ウィルスドルフは、懐中時計が主流だった時代に、腕時計が「(装飾品として)エレガントであるだけでなく信頼性も兼ね備えるもの」になると予見しました。

そして、1905年にイギリスのロンドンで、アルフレッド・デイビスとともにロレックスの基礎となる時計専門商社のウィルスドルフ&デイビス社を設立。その後、1919年にスイスのジュネーブに拠点を移し、ロレックス株式会社(現在のロレックス本社)を設立しました。

創業時は時計販売会社だったロレックスですが、徐々に腕時計の製造へとシフトしていきます。実用的で高性能な時計作りを続け、1910年には腕時計として初めてクロノメーターの公式証明書を獲得。1926年から1945年にかけてロレックス3大機構を開発し、実用的で信頼性のある高級腕時計ブランドとしての地位を確立しました。

ロレックスの時計が高い理由

ロレックスの腕時計は、安価なモデルでも50万円程度で、高価なモデルであれば1,000万円を超えるものもあります。

このようにロレックスの時計が高価である理由は、すべて手作業で製造していることから生産コストがかかってしまうためです。

ロレックスでは「長く使う」ことを前提に、最高品質の原料を使って職人が手間暇かけて丁寧に機械式腕時計を製造しています。

ロレックスの時計が、使用するパーツが多い機械式腕時計であるという点も、電池式腕時計に比べて高額になっている理由の1つといえるでしょう。

ロレックスが各国で人気な理由とは


ロレックスは世界中に愛好家が存在しますが、なぜここまで人気が高まったのでしょうか。ここでは、ロレックスが各国で人気の理由を4つ紹介します。

高い知名度がある

ロレックスには3大発明があり、実用的で高性能な時計作りを続けてきました。時計製造業界をリードしてきた高度な技術力と確固たるブランド地位により、ロレックスには他ブランドよりも、圧倒的に高い知名度があります。

時計に詳しくない人でも名前を知っているほど知名度の高いロレックスを所有することは「ステータス」にもつながるため、幅広い層への人気へとつながっているのです。

機能性に優れている

ロレックスの腕時計は、複雑な機構を備えていることから、機能性に優れていることも人気の理由です。

たとえば、ロレックスで高い人気を誇る「デイトナ」は、ストップウォッチやタキメーターとしても使用できるため、スポーツの場面でも活躍します。さらに、3,900m防水機能の「シードゥエラー」や、視認性の高い「エクスプローラー」など、モデルごとにこだわりの機能を搭載しているのです。

このように、日常使いを超えた機能性の高さが、世界中にファンを持つ理由の1つとなっています。

資産価値が高い

ロレックスの腕時計は、腕時計自体の完成度の高さや、中古市場での需要の高さ、希少性の高さから資産価値が高いモデルが多くあります。

人気モデルは入手困難で、定価よりも中古市場の価格相場が上回っているものもあるほどです。デイトナなどの人気モデルは、定価の倍近くの値段で販売されているケースも少なくありません。

古いモデルであっても高い買取価格がつくケースもあるため、ロレックスを投資目的で所有する方も増えています。

100万円以下で購入できる

高級腕時計ブランドのロレックスですが、シンプルな機構のモデルであれば、定価で1本100万円以下でも購入できます。現行において、最も安価なモデルはオイスターパーペチュアルです。参考価格として、60万円から70万円ほどで購入できます。

高級腕時計ブランドは、数百万円を超えるモデルばかりを取り扱っているところも少なくありません。一方、ロレックスは購入しやすい価格のモデルも多数あり、機能性と価格のバランスに優れたブランドといえます。

ロレックスのギャランティカードに記載されている国番号とは


ロレックスの正規店で新品の腕時計を購入すると、ギャランティカードが渡されます。

2019年以前のロレックスのギャランティカードには、3桁の国番号(クライアントコード)が記載されていました。国番号があれば、どの国の正規店で出荷されたものか把握できます。

なお、日本の国番号は「410(以前は900)」となっています。

ギャランティカードの記載内容は2020年に変更されている

2020年にロレックスのギャランティカードは、記載内容が変更され、国番号の記載はなくなりました。また、新しい技術がプラスされたハイスペックなものへと進化しています。

現在のギャランティカードに記載されているのは、「購入モデルの型番」「固有番号(シリアルナンバー)」「購入日」です。また、偽造防止のために高度な技術が施され、NFCタグが搭載されています。

ギャランティカードは期間内の保証対応を約束し、正規品であることを証明するものです。保証時や買取時に重要となるアイテムであるため、腕時計とともに保管しておきましょう。

ロレックス国別人気ランキング【アメリカ編】


世界最大級の高級時計マーケットプレイス(インターネット上の電子取引市場)であるChrono24のアンケートをもとに、アメリカで人気が高いロレックスの腕時計を3つ紹介します。

1位 ロレックス デイトジャスト


デイトジャストは、ロレックスの「王道モデル」とも呼べる、普遍的な美しさを持つロングセラーモデルです。基本モデルを継承しつつ、バリエーション豊かなことも特徴の1つです。

文字盤のデザインによってまったく異なる雰囲気となるため、自分好みの1本を探す楽しみもあるモデルといえるでしょう。

デイトジャスト 41 126333

「デイトジャスト 41 126333」は、ロレックスの最新技術とクラシックなデザインが融合した、高級感溢れる腕時計です。ゴールドとスチールのコンビネーションは、ロレックスの伝統を受け継ぐとともに、現代的な魅力を放っています。フルーテッドベゼルは、光の角度によってさまざまな表情を見せ、ダイヤルの色とのコントラストに美しさをもたらしています。

ダイヤルは、サンレイ仕上げにより、深みのある光沢を持っており、インデックスや針には夜間でも視認性の高いクロマライトを採用。ムーブメントは、ロレックスの自社製キャリバー3235を搭載しており、精度や耐久性に優れています。また、70時間のパワーリザーブを誇っており、ブレスレットは、オイスター式で、オイスタークラスプにはイージーリンクや微調整機能がついています。

「デイトジャスト 41 126333」は、高い品質と洗練されたスタイルにより、ビジネスからカジュアルまで、あらゆるシーンに合わせられることから、最適なパートナーとなることでしょう。

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2位 ロレックス サブマリーナ


サブマリーナは、プロフェッショナルモデルに分類される、ロレックス初のダイバーズウォッチです。目盛り入りの回転ベゼルと発光素材が使われたディスプレイ、大きな針とアワーマーカーが特徴です。洗練されたデザインで高い人気があります。

サブマリーナー デイト 126610LN

「サブマリーナー デイト 126610LN」は、ロレックスの代表的なダイバーズウォッチです。高い耐圧性と耐久性を兼ね備えたオイスターケースに、セラミック製のセラクロムベゼルを採用しています。ケースの直径は41mmで、1,000フィート防水です。

ベゼルは一方向に回転でき、潜水中の時間管理に役立つ上に、夜光塗料を施したインデックスと針は、暗い環境でもはっきりと読み取れます。

このモデルは、2020年に発表された新型サブマリーナーのなかでも、最もシンプルでクラシックなデザインです。文字盤はブラックで、ベゼルとブレスレットもステンレススチールで統一。ブレスレットには、オイスターロッククラスプと呼ばれる安全装置と、グライドロックエクステンションシステムと呼ばれる微調整機能が備わっています。

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3位 ロレックス GMTマスターⅡ


GMTマスターⅡは、プロフェッショナルモデルに分類される腕時計です。パイロットウォッチであるGMTマスターの後継モデルです。2トーンの配色のベゼルに特徴があり、24時間針と2色の回転ベゼルにより第2タイムゾーンの時刻を表示できます。

GMTマスターII 126711CHNR

「GMTマスターII 126711CHNR」は、ブラックダイヤルとブラウン&ブラックのセラクロムベゼルインサート、ゴールドとスチールの異なる2種の金属が美しい腕時計です。

セラクロムはロレックス独自のセラミック素材で、色あせや傷に強く、耐久性が高い特徴を持っています。ブレスレット部分の採用されているエバーローズゴールドは、ロレックスが特許を取得した18Kピンクゴールドで、銅とプラチナの配合により、美しい色合いと輝きを長く保つでしょう。

また、この時計は、ロレックスの最新技術が詰まった3200系の「Cal.3285」を搭載しています。このムーブメントは、クロナジー・エスケープメントと呼ばれる新しいエスケープメントを採用し、エネルギー効率と耐磁性を向上させました。さらに、パワーリザーブも70時間に延ばし、信頼性と精度を高めています。

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ロレックス国別人気ランキング【日本編】


次に、日本で人気のあるロレックスのモデルを紹介します。ここでもChrono24のアンケートをもとに、ランキング形式で紹介します。

1位 ロレックス デイトナ


デイトナは、プロフェッショナルモデルに分類される腕時計です。ロレックスでは唯一ストップウォッチ機能がついており、スポーツシーンでも活躍してくれます。

デザイン性も高いモデルのため日本での人気が高く、品薄状態が続いており、資産価値が高いことでも知られています。

デイトナ 116503

「デイトナ 116503」は、ロレックスの最高峰のクロノグラフウォッチです。レースの世界にインスパイアされたこのモデルは、精密さと耐久性を兼ね備えています。

ケースはオイスター製で、40mmのサイズ感が男性らしい印象を与えてくれており、防水性は330フィート(約100メートル)で、日常生活での水に対する安心感もあるでしょう。

ダイヤルはブラックで、3つのサブダイヤルが配置されています。サブダイヤルは、経過時間を計測するクロノグラフ機能の表示に使われ、ベゼルにはタキメーター目盛りが刻まれており、時速400ユニットまでのスピードを測定できます。

このモデルにおける一際目立つ特徴は、ゴールドとスチールのコンビネーションです。ケースやブレスレットには18Kのイエローゴールドと904Lステンレススチールが使用されており、高級感とスポーティさを演出しています。ゴールドとブラックのコントラストも目を引くデザインです。

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2位 ロレックス ヨットマスター


ヨットマスターは、プロフェッショナルモデルに分類されており、セーリングウォッチの代名詞といえるモデルです。航海のスピリットを体現し、機能性とマリンスタイルを両立させています。

ヨットマスター 40 126655

「ヨットマスター 40 126655」は、エバーローズゴールドのケースとチョコレート色のダイヤルが高級感と個性を演出してくれる美しい腕時計となっています。

ケースの直径は40mmで、330フィート防水です。オイスターフレックスブレスレットは、金属の芯にエラストマーを被せた革新的な素材で、耐久性と快適さを兼ね備えています。

ブレスレットにはロレックスグライドロックエクステンションシステムが搭載されており、工具を使わずに長さを最大で15mmほど延長できます。これにより、ウェットスーツの上からでも着用可能です。

両方向回転ベゼルは、セラクロム製で傷や退色に強く、60分の目盛りが刻まれており時間や距離も測定できます。ダイヤルにはクロマライト表示があり、暗闇でも視認性が抜群です。

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3位 ロレックス デイデイト


デイデイトは、クラシックモデルに分類されます。日常的に使用することに重点が置かれ、日付とフルスペルの曜日を2つの小窓にそれぞれ表示している点が特徴です。ケースやブレスレットにゴールドやプラチナが採用されていることが多いため、ロレックスの最高峰モデルともいわれています。

デイデイト 228238

「デイデイト 228238」は、ロレックスの最高峰のモデルです。イエローゴールドのケースとブレスレットは、ロレックス独自の製法で作られた18Kゴールドで、耐久性と輝きを兼ね備えています。

ダイヤルは、サンレイ仕上げのシャンパンカラーで、日付と曜日を表示する2つの小窓が目を引きます。曜日は26種類の言語で表示できるので、世界中のお客様に対応可能です。

フルーテッドベゼルは、ロレックスの象徴的なデザインで、光を反射し美しい輝きを放ちます。プレジデントブレスレットは、半円形の3列リンクで、快適さと洗練さを演出してくれます。

「デイデイト 228238」は、ロレックスの最先端の技術と最高級の素材が融合した、まさに王者と呼ぶにふさわしい時計といえるでしょう。

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ロレックスはスイスの高級腕時計ブランド


ロレックスは1905年にイギリスで創業したスイスの高級時計メーカーであり、今現在も時計製造業界をリードしています。

ロレックスの腕時計は、最高品質の原料を用いて、卓越した技術により細部まで丁寧に製造されています。完成度が高く、精巧で信頼性があることから、世界を牽引する一大時計メーカーといっても過言ではないでしょう。また、高級腕時計でありながら、100万円以下で購入できるモデルが多いことも人気の理由の1つです。

高級腕時計をお探しの方は、この記事で紹介した商品を参考に、ロレックスの腕時計を検討してみてはいかがでしょうか。

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