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ロレックスの買取相場表|デイトナ・サブマリーナーなど人気モデル別の価格一覧

ロレックスを売却する際に最も気になるのが、「今、いくらで売れるのか」という買取相場です。モデルによって需要や希少性が異なり、同じブランドでも価格差が大きく生じます。本記事では、最新のロレックス買取相場表をもとに、デイトナ・サブマリーナー・GMTマスターなど人気モデルの価格傾向を詳しく紹介。さらに、査定前に押さえておきたい高価買取のポイントも解説します。売却を検討している方はもちろん、資産価値として価格動向を知りたい方にも役立つ内容です。

ロレックスの買取相場はどう決まるのか


ロレックスの買取相場は、発売年だけでなく人気や状態、付属品の有無など複数の要素で決まります。ここではその主な要因をわかりやすく解説します。

人気モデルの需要と流通量のバランス

ロレックスの買取相場を決定づける最も大きな要因のひとつが、モデルの人気と市場での流通量のバランスです。

需要に対して流通量が少ないモデルは希少価値が高まり、自然と相場が上昇します。特に「デイトナ」「サブマリーナー」「GMTマスターII」などの人気シリーズは、世界中で需要が集中しており、定価を上回るプレミア価格で取引されることも珍しくありません。

一方で、市場に出回る個体数が増えると、相場は一時的に落ち着く傾向にあります。

ロレックスは為替や生産動向、コレクター需要などの影響も受けやすいため、最新の市場動向を定期的にチェックすることが、高値で売却するための重要なポイントとなります。

為替相場や市場トレンドが影響を与える

ロレックスは世界中で取引されるグローバルブランドのため、為替相場や国際的な市場トレンドが日本での買取価格にも大きく影響します。

特に為替の動きは顕著で、円安が進むと海外バイヤーが日本市場で積極的に仕入れを行うようになり、結果として国内の買取価格が上昇する傾向があります。逆に円高になると海外への販売利益が縮小し、買取相場が一時的に落ち着くことも少なくありません。

また、世界的な人気モデルの発表や芸能人・著名人の着用なども相場を押し上げる要因となります。こうした外部要因によってロレックスの価値は日々変動しているため、為替や市場動向を見極めて売却タイミングを判断することが、高値買取のカギとなります。

モデル別に見るロレックスの相場動向


ロレックスの主要モデルごとに、最新の買取相場と価格動向を紹介します。シリーズごとの人気や希少性の違いを把握し、売却の参考にしましょう。

デイトナ

ロレックスの中でも圧倒的な人気と資産価値を誇る「コスモグラフ デイトナ」は、常に中古市場で高値を維持しています。

特にステンレススチールモデルの「126500LN」や生産終了した「116500LN」は、正規定価の2倍以上で取引されることも珍しくありません。限定的な流通量に加え、モータースポーツを象徴するアイコニックなデザインが世界中で支持されており、相場が下がりにくいのが特徴です。

為替変動や市場需要の影響を受けやすいものの、長期的に見ても安定した高水準のリセールバリューを誇るモデルです。

サブマリーナー

「サブマリーナ」は、ロレックスの中でも最も定番かつ安定した人気を誇るダイバーズウォッチです。

現行モデル「126610LN」や「126610LV(グリーンサブ)」は需要が非常に高く、特にグリーンベゼルモデルは希少性からプレミア価格で取引されています。ステンレスモデルはもちろん、ゴールドやロレゾール仕様も高値で推移。派手さよりも堅実なデザインと高い実用性から、長期的に価格が落ちにくいのが特徴です。

中古市場でも需要が常に安定している“鉄板モデル“として、初心者にも人気があります。

GMTマスターII

「GMTマスターII」は、世界的に高い人気を誇るロレックスの代表的なスポーツモデルです。

特に「126710BLRO(ペプシ)」や「126710BLNR(バットマン)」など、ツートーンベゼルのモデルは常にプレミア価格で取引されています。GMT機能の実用性とデザイン性の両立、さらにカラーバリエーションの豊富さが幅広い層に支持されています。

近年ではグリーン×ブラックの「126720VTNR(スプライト)」も注目を集め、相場上昇中。生産数の少なさと世界的需要の高さから、今後も高水準で推移することが予想されます。

デイトジャスト

「デイトジャスト」はロレックスの中でも最もバリエーションが豊富で、クラシックと実用性を兼ね備えた定番モデルです。

相場は他のスポーツモデルと比べると安定的ですが、K18ゴールドやコンビモデル、ダイヤモンドインデックスなど高級仕様のモデルは特に高値で取引されています。世代を問わず人気があり、シーンを選ばず使える万能モデルとして需要が根強いのが特徴。

デザインの幅が広く、自分の好みに合ったモデルを選びやすいため、資産価値と日常使いを両立できるモデルとして評価されています。

ロレックスを高く売るためのポイント


ロレックスを少しでも高く売るには、事前の準備やタイミングが重要です。ここでは、高価買取を実現するために押さえておきたいポイントを紹介します。

付属品をそろえて査定額アップを狙う

ロレックスを高く売るためには、付属品をできるだけそろえて査定に出すことが重要です。外箱・内箱・保証書・タグ・ブレスレットの余りコマ・取扱説明書などは、すべて正規品であることを証明する大切な要素。

これらがそろっているだけで、買取店側が真贋確認をしやすくなり、再販時の信頼性が高まります。そのため、数万円から場合によっては十万円単位で査定額がアップするケースもあります。特に保証書は価値を大きく左右する書類の一つで、紛失していると減額の要因になりやすいです。

購入時の状態に近い「完品」に近づけるほど、資産価値の高い個体として評価されやすくなるため、査定前に付属品の有無を必ず確認しておきましょう。

複数の買取店を比較して相場を見極める

ロレックスを売却する際は、複数の買取店で査定を比較することが高価買取への近道です。

1店舗だけで査定を受けると、提示された金額が本当に適正なのか判断しづらく、相場より安く手放してしまうリスクがあります。店舗によって得意なモデルや販売ルート、在庫状況が異なるため、同じ時計でも査定額に数万円〜十万円の差が出ることも珍しくありません。

特にロレックスのように人気モデルが多いブランドは、店舗間の査定基準の違いが顕著に表れやすい傾向があります。LINE査定やオンライン見積もりを活用すれば、自宅にいながら複数社の概算価格を比較可能。

提示額だけでなく対応の丁寧さや入金スピードも見極めることで、より納得のいく取引が実現します。

売却のタイミングを意識する

ロレックスを高く売るためには、売却のタイミングを意識することが非常に重要です。

ロレックスの相場は、為替の動きや新作モデルの発表、需要が高まるシーズンなどによって大きく変動します。特に円安の時期は海外バイヤーの購入意欲が高まり、国内の買取価格が上昇しやすい傾向にあります。

また、新作発表の直前や直後は旧モデルの需要が一時的に高まることも多く、思わぬ高値がつくケースもあります。相場は常に動いているため、短期的なトレンドや市場の変化を見逃さない姿勢が大切です。

買取店の相場情報や為替動向を定期的にチェックし、最も有利なタイミングで売却することで、最大限の利益を狙うことができます。

買取店選びで損をしないコツ


ロレックスを少しでも高く、安心して売るためには、買取店選びが最も重要なポイントです。

店舗ごとに査定基準や得意なモデル、販売ルートが異なるため、同じ時計でも査定額に大きな差が生まれることがあります。そのため、まずはロレックスを専門的に取り扱っている業者かどうかを確認し、これまでの査定実績や口コミ評価をチェックすることが大切です。

また、買取方法も店頭・宅配・出張などさまざまあり、自分の状況に合った方法を選ぶことで手間やコストを抑えられます。相場より安く手放さないためには、信頼性と透明性の高い業者を見極めることが鍵

査定額の根拠を丁寧に説明してくれる店舗を選ぶことで、納得度の高い取引を実現できます。

高価買取を狙えるロレックスのおすすめモデル


高価買取が狙えるロレックスのおすすめモデルを3つ紹介します。

ここでは、2025年時点で特に高価買取が期待できるロレックスの人気モデルを3つ厳選して紹介します。需要が高く資産価値の高いモデルばかりです。

コスモグラフ デイトナ 116518LNG

「デイトナ 116518LNG」は、ロレックスのクロノグラフラインの中でも特に人気の高いイエローゴールド仕様のモデルです。

艶やかなブラックダイヤルとブラックセラクロムベゼルが、K18イエローゴールドのケースと美しく調和し、スポーティーでありながらエレガントな印象を与えます。ムーブメントには自社製Cal.4130を搭載し、精度と信頼性は折り紙付き。

さらに、快適な装着感を実現するオイスターフレックスブレスレットが採用されています。

高級感と機能美を兼ね備えたこのモデルは、資産性・デザイン性ともに非常に評価が高く、中古市場でも高額で安定取引されている1本です。

GMTマスターII 116718LN

2005年に発表された「GMTマスターII 116718LN」は、ロレックス創立50周年を記念して登場した特別なモデルです。

ケースとブレスレットにK18イエローゴールドを使用し、深みのあるグリーンダイヤルが印象的。ブラックのセラクロムベゼルとの組み合わせが華やかで、ロレックスらしい存在感を放ちます。ムーブメントはCal.3186を搭載し、GMT機能により2つのタイムゾーンを同時に表示可能。生産終了後は希少性が高まり、プレミア価格で取引されることが多いモデルです。

豪華さと希少性を兼ね備えたゴールドGMTの最高峰として、コレクターから高い支持を受けています。

サブマリーナー デイト 126619LB

「サブマリーナー デイト 126619LB」は、ロレックスのダイバーズモデルの中でも特にラグジュアリーな1本です。

ケースとブレスレットにK18ホワイトゴールドを使用し、鮮やかなブルーセラクロムベゼルとブラックダイヤルのコントラストが際立つ上品なデザインが魅力。ムーブメントには高精度のCal.3235を搭載し、約70時間のパワーリザーブを実現しています。高い防水性能と耐久性を兼ね備えつつ、ホワイトゴールドならではの高級感を持ち合わせており、実用性と資産価値を両立。

市場流通量が非常に少なく、中古でも高値安定している希少モデルです。

ロレックスの買取動向を確認して時期を見極めよう


ロレックスの買取価格は、為替相場や世界的な需要、新作発表のタイミングなどによって常に変動しています。

そのため、売却を検討する際は、市場動向を定期的にチェックし、最も相場が高いタイミングを見極めることが重要です。円安や人気モデルの品薄時期は特に高価買取が期待できるため、焦らず情報を集めてから行動するのが賢明です。

買取店の相場情報を活用し、売り時を逃さないよう意識しましょう。

この記事の監修者

佐藤高雅(さとうたかまさ)
株式会社ジェムキャッスルゆきざき ECソリューション室副室長

1996年生まれ。高校在学中に煌びやかな高級腕時計やジュエリーに興味を持つ。
大学在学中に某日本メーカ時計正規店でアルバイトを経験し卒業後、店舗販売員として2019年ジェムキャッスルゆきざきに入社。
3年間販売員を経験した後、時計の知識や文章力を買われECソリューション室へ異動。
以後ゆきざきサイトの文章やブログ記事、デザイン関連を統轄しており、メディア広報室立ち上げ時にはYouTubeレギュラー出演やニュース番組、中国系SNSにも出演する。

初めて購入した腕時計は、23歳でブレゲのマリーン2。
婚約時計はペアでジャガールクルトのレベルソ。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1を手に入れるものの、自分には早すぎたと手放す。
40歳になったら記念で購入予定(理想)
好きなブランドは、ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネ・FPジュルヌ。時計業界歴7年。

■経歴
2019年 株式会社ジェムキャッスルゆきざき/新卒
2021年 メディア広報室/設立
2022年 ECソリューション室/副室長
■得意領域
WEBライター
高級腕時計全般
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
ジュエリーコーディネーター




       
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