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ロレックス サブマリーナの買取相場は?人気モデルと価格も紹介

ロレックスの中でも圧倒的な人気を誇る「サブマリーナ」。ダイバーズウォッチの原点といわれるその存在は、耐久性・防水性・デザイン性すべてにおいて完成度が高く、世界中の時計愛好家を魅了し続けています。素材やカラー、デイト機能の有無によっても相場が大きく異なり、買取価格はモデル次第で数十万円単位の差が生じることも。この記事では、2025年最新のサブマリーナ買取相場や、人気モデルの特徴、高く売るためのポイントを時計専門家の視点で詳しく解説します。

サブマリーナの主要モデルの最新買取相場


2025年現在、ロレックス・サブマリーナは中古市場で非常に高値を維持しており、特にステンレススチールモデルの需要が旺盛です。

現行モデルのRef.126610LN(黒サブ・デイト)は、定価約150万円に対して買取相場は180~210万円前後と、依然としてプレミア価格で取引されています。一方、Ref.124060(ノンデイト)はシンプルなデザインと堅実な人気から185万円前後で推移。過去モデルのRef.116610LV(ハルク/グリーンサブ)は生産終了後に価格が高騰し、現在は250万円前後と非常に高値で安定しています。

さらに、コンビモデルのRef.126613LB(青サブ)は、ステンレス×イエローゴールドの華やかさから人気が高く、250万円前後で取引されています。金無垢モデルのRef.126618LN(イエローゴールド×黒)やRef.126619LB(ホワイトゴールド×ブルー)になると、買取価格は550~750万円前後まで上昇。素材と希少性によって相場の差が顕著です。

いずれのモデルもロレックス特有の安定した需要があり、特に「生産終了」や「仕様変更」などのニュースが出ると価格が急騰する傾向にあります。サブマリーナは実用時計でありながら資産としても評価される、まさに二刀流モデルといえるでしょう。

サブマリーナのカラーや性能ごとの価格差


サブマリーナは、誕生以来70年以上にわたって進化を続けており、そのバリエーションは実に豊富です。カラー、素材、ムーブメントの違いが相場を左右するため、それぞれの特徴を正しく理解することが、高額査定への第一歩となります。ここでは、代表的なスペック差による価格傾向を解説します。

デイトとノンデイトの違い

サブマリーナには、デイト付き(Ref.126610LN)とノンデイト(Ref.124060)の2タイプが存在します。

デイトモデルは、サイクロップレンズによる視認性の高さと実用性の良さが支持されており、ビジネス・カジュアルを問わず活躍する万能型。中古市場ではデイト付きの方が常に高値で推移し、買取相場はノンデイトより20〜30万円ほど上がる傾向があります。

一方でノンデイトは、クラシックで“初代サブマリーナ”の雰囲気を残しており、シンプル志向のコレクターから強い支持を受けています。

機能的にはどちらも防水性能300m・70時間パワーリザーブを誇り、評価の高いダイバーズモデルです。

新旧モデルでの評価

旧型サブマリーナ(Ref.16610/116610系)と現行モデル(Ref.126610/124060)では、デザイン・ムーブメント・装着感に大きな違いがあります。

特に新型は、ムーブメントにCal.3235を搭載し、パワーリザーブが70時間に延長。耐衝撃性や精度も向上し、実用時計としての完成度がさらに高まりました。ケースサイズは40mmから41mmへ拡大し、ラグのバランスも改良されています。

一方、旧型モデルは細身のケースラインや軽快な装着感が評価され、ヴィンテージ志向のユーザーから根強い人気を誇ります。

特に2000年代前半の個体は今後“ネオ・ヴィンテージ”として再評価される可能性もあり、状態や付属品次第では高額査定が期待できます。

カラーバリエーションごとの違い

サブマリーナのカラーバリエーションは、相場を大きく左右する要因です。最も象徴的なのが「グリーンサブ(Ref.116610LV/126610LV)」で、ロレックス唯一のグリーンベゼルが特徴。

生産終了したハルク(グリーンダイヤル×グリーンベゼル)は、現在250万円前後で取引される超人気モデルです。後継の“スターバックス”(Ref.126610LV)はブラックダイヤル×グリーンベゼルの組み合わせで、こちらも200万円前後の高値を維持しています。

また、青サブ(Ref.126613LB/126618LB)は、鮮やかなロイヤルブルーの美しさから人気が高く、特に金無垢モデルは存在感・ステータス性ともに抜群。安定した需要により、価格変動が少なく資産性が非常に高いモデルです。

対して黒サブは最もスタンダードながら、常に安定した相場を誇る定番中の定番として根強い支持を受けています。

サブマリーナが高価買取される理由


サブマリーナは、ロレックスの中でも特にリセールバリューが高いモデルとして知られています。その理由は、ダイバーズウォッチとしての完成度の高さに加え、ブランドの象徴的存在であることにあります。

1953年の誕生以来、プロフェッショナルユースに耐える防水性・耐久性・視認性を備えつつ、ビジネスシーンでも通用するデザイン性を兼ね備えた唯一無二のモデルです。また、サブマリーナはロレックスの中でも供給が制限されており、市場流通量が少ない点も価格維持の一因。

さらに、モデルチェンジや限定カラーの登場によって相場が動きやすい傾向があり、投資対象としても注目を集めています。こうした要素が重なり、サブマリーナは常に高価買取が期待できるモデルとして確固たる地位を築いています。

世界的に高まるサブマリーナの需要


サブマリーナの買取価格が上昇している背景には、世界的な需要の高まりがあります。特に欧米・アジア圏では、ステンレスモデル(Ref.126610LNなど)が高級時計市場の中でも圧倒的な人気を誇ります。

これは、堅牢な構造と洗練されたデザインが国を問わず支持されているためです。また、ロレックス全体で新規供給が制限されており、正規店での購入が難しい現状も、二次市場での価値を押し上げています。

さらに、円安の影響で海外バイヤーによる買い付けが活発化し、日本国内の買取価格が上昇する傾向にあります。結果として、サブマリーナは新品・中古問わず定価を大幅に上回るプレミアム相場を維持しており、今後も国際的な需要拡大によって高値安定が続くと予想されています。

サブマリーナの買取業者を探すときのポイント


サブマリーナを高く売るには、査定精度が高く、最新相場を正確に反映できる業者を選ぶことが重要です。ここでは、ロレックス専門家の視点から、信頼できる買取業者を見極めるための3つのポイントを解説します。

ロレックスの査定実績がある業者を選ぶ

サブマリーナは、同じ型番でも製造年や仕様によって市場価値が大きく変動します。

そのため、ロレックスの査定実績を豊富に持つ専門店を選ぶことが何より大切です。経験豊富な鑑定士であれば、プレミアがつくモデルを正確に見極め、公平かつ高額な査定を行ってくれます。

逆に、知識の浅い一般的な買取店では、市場評価を反映できずに数十万円単位の差が出ることもあるため注意が必要です。店舗の公式サイトで「ロレックス買取実績」や「専門鑑定士の在籍有無」を確認することが、失敗しない業者選びの第一歩となります。

最新相場を反映した価格提示を行う業者を選ぶ

ロレックスのサブマリーナは、為替レート・国際需要・新作発表といった外部要因により、相場が日々変動しています。

そのため、最新の市場動向を反映して査定価格を提示できる業者を選ぶことが非常に重要です。特に円安時は海外需要が高まり、国内買取価格も上昇傾向にあるため、常に「リアルタイム相場」を把握している店舗が理想です。

また、定期的に公式サイトやSNSで相場情報を更新している業者は、取引に対して透明性が高く、信頼性も高い傾向があります。売却前には、複数店舗で査定を比較し、「最新相場を基準にした価格提示か」を必ず確認しましょう。

これにより、より適正かつ高額での売却が可能になります。

査定プロセスが透明で手数料が明確な業者を選ぶ

ロレックスのような高額時計の取引では、信頼性と透明性が最も重要です。査定額の根拠を丁寧に説明し、手数料やキャンセル料などの費用を明示している業者を選びましょう。

特に「手数料無料」「即日入金対応」を掲げる店舗でも、実際には査定後に細かな費用が発生するケースもあるため、事前確認は必須です。オンライン査定や出張買取でも、見積もりの説明が丁寧で、査定根拠を明確に提示できる業者は信頼に値します。

また、査定時の写真・動画記録を提供する業者は誠実で、トラブル防止にも効果的です。こうした透明性の高い店舗を選ぶことで、安心して大切なサブマリーナを売却でき、高額買取のチャンスを最大限に活かせます。

高額で取引されているおすすめサブマリーナ4選


サブマリーナはロレックスのスポーツモデルの中でも特に人気が高く、モデルや素材、カラーによっては定価を大きく上回る価格で取引されています。ここでは、2025年現在も高額相場を維持している代表的な4つのサブマリーナモデルを紹介します。

サブマリーナー デイト 126610LN

2020年に登場した現行のサブマリーナー デイト Ref.126610LNは、王道のブラックダイヤル×ブラックベゼルが特徴。

Cal.3235ムーブメントを搭載し、パワーリザーブは70時間に強化されています。ケース径は従来の40mmから41mmへ拡大され、より現代的なバランスに。定価は約150万円ですが、中古販売市場では220万〜260万円前後で推移。

正統派のデザインと安定した需要により、資産性・実用性の両面で評価が高く、現行ロレックスの中でもリセールバリューはトップクラスです。

サブマリーナー 114060

2012年に登場したRef.114060は、シンプルなノンデイト仕様のサブマリーナとして高い人気を誇ります。

Cal.3130を搭載し、堅牢なオイスタースチールケースとセラクロムベゼルが耐久性を高めています。デイト機能を排したことでダイヤルデザインがよりミニマルになり、クラシックな雰囲気を好むコレクター層からも支持が厚いモデルです。

生産終了後も高値を維持しています。派手さを抑えた実用モデルながら、完成度の高さからロレックス愛好家の定番として君臨しています。

サブマリーナー デイト 126613

ステンレススチールと18Kイエローゴールドを組み合わせたRef.126613LBは、「青サブ」の名で親しまれる人気モデル。

鮮やかなロイヤルブルーのダイヤルとベゼルが印象的で、ラグジュアリー感とスポーティさを兼ね備えています。ムーブメントはCal.3235を搭載し、最新世代の精度と耐久性を誇ります。

コンビモデルながら派手すぎず、オンオフ問わず使用できる万能モデルとして支持されており、近年は海外バイヤーからの需要も高く、安定したプレミア価格を維持しています。

サブマリーナー デイト 116610LV

2009年に登場し、2020年に生産終了したRef.116610LVは、ロレックスを代表するグリーンサブ「ハルク」として絶大な人気を誇ります。

グリーンダイヤル×グリーンベゼルという大胆な配色が特徴で、当初は賛否が分かれたものの、現在では象徴的なモデルとして確固たる地位を築いています。Cal.3135を搭載し、耐磁性・防水性ともに非常に高い性能を発揮。

生産終了後に価格が急騰し、ステンレスモデルの中でも屈指の高値を誇ります。希少性・デザイン性ともに抜群の1本です。

サブマリーナはスポーツモデルの中でも高価買取されている


サブマリーナは、ロレックスのスポーツモデルの中でも最も安定した高価買取を誇るシリーズです。実用性・耐久性・デザイン性を兼ね備え、世界中のコレクターから支持され続けています。

特にデイト付きモデルや生産終了モデルはプレミア化が進んでおり、今後も資産価値が下がりにくい時計として注目されています。

信頼できる専門店で査定すれば、数百万円規模の高額買取も十分に狙えるモデルです。

この記事の監修者

佐藤高雅(さとうたかまさ)
株式会社ジェムキャッスルゆきざき ECソリューション室副室長

1996年生まれ。高校在学中に煌びやかな高級腕時計やジュエリーに興味を持つ。
大学在学中に某日本メーカ時計正規店でアルバイトを経験し卒業後、店舗販売員として2019年ジェムキャッスルゆきざきに入社。
3年間販売員を経験した後、時計の知識や文章力を買われECソリューション室へ異動。
以後ゆきざきサイトの文章やブログ記事、デザイン関連を統轄しており、メディア広報室立ち上げ時にはYouTubeレギュラー出演やニュース番組、中国系SNSにも出演する。

初めて購入した腕時計は、23歳でブレゲのマリーン2。
婚約時計はペアでジャガールクルトのレベルソ。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1を手に入れるものの、自分には早すぎたと手放す。
40歳になったら記念で購入予定(理想)
好きなブランドは、ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネ・FPジュルヌ。時計業界歴7年。

■経歴
2019年 株式会社ジェムキャッスルゆきざき/新卒
2021年 メディア広報室/設立
2022年 ECソリューション室/副室長
■得意領域
WEBライター
高級腕時計全般
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
ジュエリーコーディネーター




       
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