

【レディース】ロレックス「デイトジャスト」の買取価格|人気モデルと相場も解説

ロレックスの定番モデルとして長く愛され続けている「デイトジャスト」。その中でもレディースモデルは、上品で華やかなデザインから幅広い年代の女性に支持されています。中古市場でも安定した人気を誇り、高値で取引されるケースが多いモデルです。この記事では、ロレックス・レディースデイトジャストの最新買取相場や、査定額が高くなりやすい人気モデル、高く売るためのポイントを時計専門家の視点でわかりやすく解説します。
ロレックス「デイトジャスト」が人気の理由

デイトジャストは、ロレックスの中でも最も歴史が長く、普遍的な人気を誇るシリーズです。その魅力は、デザインの多様性と高い信頼性、そして資産価値の安定性にあります。
バリエーションが豊富
デイトジャストの最大の魅力は、豊富なバリエーションにあります。ケースサイズは28mm、31mm、36mm、41mmと幅広く展開され、素材もステンレススチールからエバーローズゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドまで多彩です。
文字盤デザインも豊富で、クラシックなシルバーやシャンパンゴールドから、モダンなグリーン、ブルー、マザーオブパールまで揃い、装飾の美しさも際立っています。ベゼルもスムース、フルーテッド、ダイヤセッティングなど多種多様で、シーンやスタイルに合わせた一本を選べるのが人気の理由です。
これだけ多彩でありながら、どの仕様もロレックスらしい精度と耐久性を備えており、一生ものの時計としての完成度を誇ります。
資産価値が高い
ロレックスの中でもデイトジャストは、高い資産価値を持つモデルとして知られています。
その理由は、安定した人気と信頼性の高い構造にあります。自社製ムーブメント「キャリバー2236」や「3235」による高精度な性能はもちろん、ロレックスが自社で開発・製造するオイスターケースとパーペチュアル機構が搭載されていることで、耐久性も抜群。こうした品質の高さが、中古市場でも価値を保ち続ける理由です。
さらに、ローズゴールドを使用したコンビモデルやダイヤモンド入りの高級仕様は、需要が非常に高く、購入時より高値で取引されることも珍しくありません。
資産性とファッション性を両立する時計として、長期的に価値を見出すオーナーも増えています。
比較的手に入りやすい価格帯のモデルもある
デイトジャストは、ロレックスの中でも手の届きやすい価格帯で高級時計の魅力を味わえるモデルです。スポーツライン(デイトナやサブマリーナなど)と比べると流通量が多く、正規価格・中古価格ともに比較的安定しています。
特に、ステンレススチールモデルはシンプルながら高級感があり、初めてロレックスを購入する女性にも人気です。また、ステンレス×ゴールドのコンビモデルは華やかさと実用性のバランスが良く、ビジネス・フォーマル両方で活躍します。
さらに、モデルによっては100万円以下から入手可能なものもあり、長く愛用できる一生ものの時計としても評価されています。価格以上の満足感を得られる点が、デイトジャストの魅力です。
ロレックス レディースデイトジャストで査定額が高くなるモデルの特徴

レディースデイトジャストの査定額は、人気モデルであるかどうかに加え、素材や文字盤デザイン、装飾の有無によって大きく左右されます。特に人気が高いのは、ローズゴールドを使用したコンビモデルで、柔らかな色味と華やかさが女性に支持されています。
また、ダイヤモンド入り文字盤やマザーオブパールダイヤルを採用したモデルは、ジュエリーウォッチとしての魅力もあり、高額査定が期待できます。近年ではジュビリーブレス仕様が人気を集めており、エレガントな印象と装着感の良さが評価されています。
これらの仕様は、素材価格の上昇や海外需要の高まりも相まって、相場が上昇傾向にあります。デザインの希少性や生産終了モデルなども加味すると、買取価格が定価を超えるケースも珍しくありません。
ロレックス レディースデイトジャストの買取相場
ここでは、ロレックス・レディースデイトジャストの最新買取相場を、人気モデルを中心に紹介します。素材や文字盤の違いによる価格差にも注目してみましょう。
ロレックス レディデイトジャスト 279384RBR
レディースロレックスの中でもひときわ華やかな存在として知られる「デイトジャスト 279384RBR」。
ステンレススチール×ホワイトゴールドのコンビケースに、ベゼル全面を取り巻くダイヤモンドが輝きを放つモデルです。文字盤はシルバーにローマ数字と星形のダイヤインデックスを配し、繊細で上品な印象を与えます。
ムーブメントはロレックス自社製のCal.2236を搭載し、高精度と安定性を実現。デザイン性と機能性の両面を兼ね備えた一本でありながら、普段使いにも対応できるバランスの良さが魅力です。
中古市場でも需要が高く、買取価格は170〜230万円前後と高水準を維持しています。
ロレックス レディデイトジャスト 279178
「279178」は、K18イエローゴールドを惜しみなく使用した金無垢モデルで、まさにロレックスのラグジュアリーを象徴する一本です。
ケース径28mmのコンパクトなサイズながら、圧倒的な存在感と重厚感を兼ね備えています。シャンパンゴールドのダイヤルには10ポイントのダイヤインデックスが施され、ジュエリーのような輝きを放ちます。
ムーブメントにはCal.2236を搭載し、約55時間のパワーリザーブを実現。高い精度と耐久性を誇り、実用的なラグジュアリーウォッチとしても完成度が非常に高いモデルです。
金相場の上昇も追い風となり、買取相場は220〜280万円前後と高値で推移しています。
ロレックス レディデイトジャスト 279175G
エバーローズゴールド仕様の「279175G」は、ロレックスが独自に開発した変色しにくいローズゴールド合金を使用した、極めて上品なモデルです。
チョコレートブラウンのダイヤルとダイヤモンドインデックスの組み合わせが、華やかさと落ち着きを兼ね備えた絶妙なバランスを生み出しています。ブレスレットはプレジデントブレス仕様で、しなやかな装着感と圧倒的な存在感を実現。女性らしい柔らかさと知的な印象を併せ持ち、フォーマルからエレガントシーンまで幅広く対応します。
近年はアジア圏を中心に人気が高まり、買取相場は240~300万円前後と上昇傾向にあります。資産価値の高さと美しさを兼ね備えた一本です。
ロレックス レディデイトジャスト 279135RBR
ロレックスが誇る最高峰のレディースウォッチ「レディ デイトジャスト 279135RBR」は、K18エバーローズゴールドをケースとブレスレットに採用したラグジュアリーモデルです。
独自合金による優美なローズトーンは、経年による変色が少なく、永く美しさを保ちます。ベゼルには精緻にセッティングされたダイヤモンドが輝き、グリーンダイヤルとダイヤインデックスの組み合わせが圧倒的な存在感を放ちます。ムーブメントはCal.2236を搭載し、シリコン製Syloxiヒゲゼンマイによる高精度と耐磁性能を実現。
美しさと実用性を両立したこのモデルは、ジュエリーとしても評価が高く、買取市場でも380〜450万円前後の高値で推移しています。
ロレックス レディデイトジャスト 279161
「279161」は、ステンレススチールとエバーローズゴールドのコンビネーションが美しい、モダンで上品な一本です。
チョコレートブラウンのサンレイ仕上げ文字盤が光を柔らかく反射し、ローズトーンとの調和がエレガントな印象を与えます。サイズは28mmと控えめながらも、オイスターブレスのシャープな造形が程よい存在感を演出。Cal.2236を搭載し、ロレックスらしい高精度・高耐久性を実現しています。
コンビモデルは国内外問わず人気が高く、ステンレスの実用性とゴールドの高級感を兼ね備えている点が評価されています。近年は女性のビジネスユース需要も増えており、買取相場は150〜180万円前後と安定しています。
ロレックス レディデイトジャスト 279383RBR
279383RBRは、ステンレス×イエローゴールドのコンビ仕様にダイヤモンドベゼルを組み合わせた、華やかな印象のレディスモデルです。
ライトグリーンの縦縞ダイヤルは他モデルにはない独特の個性を放ち、ラグジュアリーでありながらも爽やかな雰囲気を漂わせます。10ポイントのダイヤインデックスが煌めきを添え、ジュビリーブレスがクラシックな印象を引き立てます。内部には高性能ムーブメントCal.2236を搭載し、精度・耐衝撃性・耐磁性に優れた設計。
エレガンスと実用性を両立したこのモデルは、海外市場でも人気が高く、特にダイヤ仕様の個体は220〜270万円前後の高価買取が期待できる一本です。
ロレックス レディースデイトジャストの買取価格をあげるためのポイント
ロレックスのレディースデイトジャストは、状態や付属品の有無、売却時期によって査定額が大きく変わります。ここでは、買取価格をより高くするために押さえておきたい具体的なポイントを専門的に解説します。
付属品をすべて揃えておく
ロレックスの査定では、付属品の有無が評価額を大きく左右します。内箱・外箱・保証書・余りコマ・ノベルティの5点が揃っているかどうかで、数万円〜十万円単位の差が生じることもあります。
これらは真贋確認や保管状態の証明になるため、コレクターや正規ルートを重視する買取業者にとっては極めて重要な要素です。特に保証書は再発行が不可能なため、紛失せずに大切に保管しておくことが必須です。
アンティーク個体では純正パーツや替えコマが残っているだけで評価が上がる傾向にあり、付属品の有無は買取査定の信頼性を左右する決定的な要因といえます。
定期的にメンテナンスをしておく
査定においては、外装の美観だけでなくムーブメントの精度・動作状態も厳しくチェックされます。定期的にオーバーホールを行い、内部の潤滑油や消耗パーツを交換しておくことで、精度の維持と耐久性の確保につながります。
特にロレックスは自社製ムーブメントを採用しているため、純正パーツによる修理履歴がある個体は査定士から高く評価されます。また、査定直前の軽いクリーニングも効果的です。
柔らかいクロスで汚れや皮脂を拭き取り、ブレスやベゼルの輝きを整えることで、見た目の印象が大きく改善します。実際に「丁寧に扱われている時計」は、同型番でも1〜2割ほど高く評価されるケースがあります。
高くなりやすいシーズンやタイミングを確認する
ロレックスの相場は、ボーナス期やクリスマス・年度末など、需要が高まる時期に上昇する傾向があります。特にレディースデイトジャストはギフト需要が強く、11月〜12月にかけて買取価格が上がることが多いです。
また、ロレックスは海外市場の影響を受けやすく、為替レートの動向も無視できません。円安局面では海外バイヤーからの需要が高まり、国内買取価格も上昇する傾向があります。
売却を急がない場合は、金相場や為替、季節需要を見極めてベストなタイミングで査定に出すことで、同じ時計でも数十万円の差が生まれることもあります。
デイトジャストは買取価格が安定しているモデル

レディースデイトジャストは、デザイン性・素材・ブランド価値の三拍子が揃ったロレックスを代表するモデルです。
特に近年は女性の資産時計として需要が高まり、ダイヤ付きやコンビモデル、エバーローズゴールド仕様などは高額査定が続いています。付属品の完備やメンテナンス履歴の有無によっても評価は大きく変わるため、日頃からの丁寧な保管とタイミングを見極めた売却が重要です。
長く愛用していた時計でも、適切な準備と戦略で「価値ある資産」として手放すことができます。
この記事の監修者

佐藤高雅(さとうたかまさ)
株式会社ジェムキャッスルゆきざき ECソリューション室副室長
1996年生まれ。高校在学中に煌びやかな高級腕時計やジュエリーに興味を持つ。
大学在学中に某日本メーカ時計正規店でアルバイトを経験し卒業後、店舗販売員として2019年ジェムキャッスルゆきざきに入社。
3年間販売員を経験した後、時計の知識や文章力を買われECソリューション室へ異動。
以後ゆきざきサイトの文章やブログ記事、デザイン関連を統轄しており、メディア広報室立ち上げ時にはYouTubeレギュラー出演やニュース番組、中国系SNSにも出演する。
初めて購入した腕時計は、23歳でブレゲのマリーン2。
婚約時計はペアでジャガールクルトのレベルソ。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1を手に入れるものの、自分には早すぎたと手放す。
40歳になったら記念で購入予定(理想)
好きなブランドは、ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネ・FPジュルヌ。時計業界歴7年。
■経歴
2019年 株式会社ジェムキャッスルゆきざき/新卒
2021年 メディア広報室/設立
2022年 ECソリューション室/副室長
■得意領域
WEBライター
高級腕時計全般
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
ジュエリーコーディネーター








