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パネライ | シンプルで個性的なデカ厚時計の先駆者

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パネライ PANERAI

「パネライ」の時計の魅力は、何と言ってもデカくてシンプルで分厚い。それでいてとても個性的な点にあるのではないでしょうか。
デカ厚時計の先駆者、そんな「パネライ」の魅力に迫ってみることにしましょう。

パネライの始まりはフィレンツェから

パネライの歴史は1860年フィレンツェで幕を開けることになります。
創業者のジョバンニ・パネライは、時計工房と時計店としてだけでなく、フィレンツェで最初の時計学校としてもスタートさせることになります。
創業当初は、精密機器の製造を行なってイタリア海軍に製品を納めていました。イタリア海軍の更に高い要望に対応するために、ラジウムをベースにした粉末塗料「ラジオミール」の開発に成功します。これは、計器や装置の文字盤を発光させることを目的としていました。この発明によって、最初の特許を取得することになります。
そして1936年にイタリア海軍のために現在の「ラジオミール」のプロトタイプの製作を行なうことになります。
2年後の1938年に「ラジオミール」の製作が開始されました。更に2年後の1940年に「ラジオミール」を更に改良した腕時計の製作が行なわれることになります。現在の「ラジオミール 1940」はこのモデルを原型としています。
1949年にトリチウム(水素アイソトープ)を原料にして、蛍光塗料「ルミノール」を開発し特許を取得します。翌年1950年に現在の「ルミノール1950」の原型となる腕時計の製作を行なうことになります。パネライの事業は軍事機密として扱われてきたため、長い間に世に出ることはありませんでしたが、1972年にジョゼッペ・パネライが亡くなったことによって大きな転換を迎えることになります。
1993年に初の民間向け限定コレクションとして「ルミノール」、「ルミノール マリーナ」、「マーレ ノストゥルム」が発表され、パネライは多くの人に知られることになりました。

「パネライ ルミノール1950」コレクション

パネライの中で最もスタンダードなコレクションが「ルミノール」です。
このコレクションは、リューズ部分にリューズプロテクターがつけられたデザインになっています。ルミノールのコレクションには「ルミノール」と「ルミノール1950」がございますが、見た目はさほど変わりがありませんが、一目で見分ける方法があります。それはリューズガードの「REG.T.M.」があるか無いかです。これはリューズガードに対して特許を取っているというアピールです。
リューズガードの「REG.T.M.」

パネライ ルミノール1950 人気厳選3選


パネライ ルミノール1950 3デイズ GMT PAM00535
パネライ ルミノール1950 3デイズ GMT PAM00535


パネライ ルミノール1950 3DAYS PAM00372
パネライ ルミノール1950 3DAYS PAM00372


パネライ ルミノール1950 8デイズクロノ モノプルサンテGMT 世界限定250本 PAM00277
パネライ ルミノール1950 8デイズクロノ モノプルサンテGMT 世界限定250本 PAM00277

「パネライ ラジオミール1940」コレクション

「パネライ ラジオミール1940」の特徴としてワイヤーループラグと円錐型のリーズが変更になったことです。
ルミノールをモダンに進化させた感じがしますが、見た目には、リューズガードがなくなったルミノールといったところでしょうか。
ワイヤーループラグ

パネライ ラジオミール1940 人気厳選3選


パネライ ラジオミール1940 チタニオ 3デイズ PAM00619
パネライ ラジオミール1940 チタニオ 3デイズ PAM00619


パネライ ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ PAM00574
パネライ ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ PAM00574


パネライ ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ PAM00514
パネライ ラジオミール1940 3デイズ アッチャイオ PAM00514

パネライ 2018年スペシャル・エディション

パネライは毎年その年のスペシャル・エディションを発表していますが、どれもユニークで個性的で、コレクターアイテムとして相応しいものです。
2018年のスペシャル・エディションを見てみることにしましょう。

「パネライ ルミノール1950 シーランド スリーデイズ オートマティック アッチャイオ – 44mm」

干支シリーズで、蓋には2018年の干支である犬がデザインされています。
文字盤はシンプルにグレーを基調にして黒でアラビア数字が刻まれています。
6時と12時の位置にアワーインデックスとアラビア数字、9時の位置にスモールセコンド、3時の位置に日付が配置されています。
防水機能は10気圧です。

「パネライ ロシェンツィアート – ルミノール1950 トゥールビヨン GMT チタニオ – 47mm」

ケースはサテンチタン製で直接金属レーザー焼結法(DMLS) を使用して製作されています。
3Dプリントを施すことで更に立体感がアップしています。
機能としては、時、分、スモールセコンド、GMT、24時間表示、裏側にパワーリザーブ表示が備えられています。
防水機能は10気圧になります。

「パネライ ラストロノモ ルミノール1950 トゥールビヨン ムーンフェイズ イクエーション オブ タイム GMT – 50mm」

このモデルは、ガリレオに捧げるタイムピースとして製作されました。
ムーンフェイズ表示が搭載されているのは望遠鏡を発明したガリレオに捧げるタイムピースとして相応しい仕様と言えます。
このムーンフェイズ表示は、パネライ独自の理解に基づいて製作されています。
オーダーメイド仕様ですので、パーソナライズすることが可能です。

豊富なカラーバリエーションと素材

パネライのタイムピースはデザインがとてもシンプルなため、ベルトを変えることでオシャレを楽しむことが出来ます。
そのため、アクセサリーとして色としてはおよそ40色、素材としてはおよそ30種類用意されています。このヴァリエーションの多さはパネライのシンプルなデザインだからこそ成立していると言えるのではないでしょうか?
ベルトを取り替えることで違った雰囲気を味わうことが出来ますので、とても汎用性の高いタイムピースと言えそうです。


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パネライの魅力について探って来てみましたが、現在のパネライはイタリアのシンプルで個性的なデザインとスイスの時計製作技術のコラボレーションも魅力のひとつと言えるのではないでしょうか?

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