腕時計                  

【ロレックス】エクスプローラー1が人気の理由|魅力とおすすめモデルも紹介

ロレックスエクスプローラー1は、発売当時から変わらずのシンプルなデザインが魅力のシリーズです。カジュアルな場面からフォーマルな場まで、幅広いシーンで活躍するため、ロレックスファンの間でも人気が高いモデルといえます。

そこで今回は、エクスプローラーの人気の秘訣や、歴代のモデルを解説します。また、エクスプローラー1を初めて購入する方に向けて、おすすめモデルも紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

ロレックス エクスプローラー1とは


ロレックスのエクスプローラー1は、1953年に発表されたシリーズで、現在までマイナーチェンジを行いながら生産され続けている人気商品です。エクスプローラー1と呼ばれることが多いですが、これは通称で正式名称は「エクスプローラー」という数字を除いたものとなっています。

エクスプローラーは、直訳すると探検家を意味しており、その名のとおり洞窟や高い山の山頂付近など、過酷な地域に耐えられる能力を持った腕時計です。そんなエクスプローラー1が開発されたのは1953年で、当時はエベレストや南極などの未開地の地が多く開拓への関心が高かったです。

そのような地へ携帯する時計としては、まだまだ懐中時計が選ばれるような状態でした。そこにロレックスは目をつけ、探検家とともに開発したのがエクスプローラー1です。実際にエベレストの登頂を達成した登山家にロレックスの時計を身につけてもらい、高い耐久性や視認性の良さを証明しました。

ロレックス エクスプローラー1の人気が高い理由


ロレックスのエクスプローラー1は、登場してから70年近く大幅なデザインの変更が行われていませんが、今でも高い人気を維持しています。ここでは、エクスプローラー1が人気の理由を3つに分けて紹介します。

シンプルなデザイン

エクスプローラー1の魅力は、シンプルで完成された美しさです。エクスプローラー1はもともと探検家の着用を目的に開発された腕時計のため、暗い場所や降雪などで視界が悪い場所で視認しやすさが求められました。そのため、エクスプローラー1は黒の文字盤にシンプルなインデックスが使われています。

このシンプルで完成されたデザインは、大人の男性から人気を集めており、国内では特に木村拓哉さんといった有名芸能人からも好かれています。このこともあり、日本でも大人の男性らしいかっこよさを備えているとして、エクスプローラー1が人気を集めているのです。

実用性の高さ

エクスプローラー1は高い耐久性を活かした実用性の高さも、人気を集めている理由です。冒険探索に使えるような高い堅牢性や、100mの防水機能は、実生活で不自由なく使える実用性の高さがあるといえるでしょう。

このような高い耐久性や精度は、ロレックスの高い技術力があってこそ実現しているものです。また、黒の文字盤に対して、シルバーのインデックスの組み合わせは視認性が高く、視界が悪い状態でも時刻が確認しやすいです。

手に入りやすい価格帯

エクスプローラー1は他のロレックスのモデルと比較すると、手に入りやすい価格帯である点も人気が高い理由のひとつです。エクスプローラー1は、メーカーでの販売価格が約110万円(税込、2025年3月現在)とロレックスの中では比較的低価格です。

他のロレックスと同じように、直接ロレックスの販売店から購入することは難しいため、市場での相場はメーカー販売価格よりも高めですがそれでも購入しやすい価格といえるでしょう。また、エクスプローラー1の人気は高いため、中古価格も高いまま維持されています。そのため、資産としてロレックスの腕時計を保有したい方にも、人気が高い商品です。

ロレックス エクスプローラー1の歴代モデル


ロレックスのエクスプローラー1は1953年の誕生以来、何度もマイナーチェンジを行っています。ここでは、主な歴代モデルを5つ紹介します。

Ref.6350

ロレックスエクスプローラー1の初めてのモデルがRef.6350です。Ref.6350の登場した1953年は、ロレックスにとって重要な年でエクスプローラーの他に、サブマリーナーも発表されました。サブマリーナーは、70年の歴史の中でデザインや機能性が大きく変わってきましたが、エクスプローラーは大きなモデルチェンジをせずに現在まできており、かなり対照的です。

ただし、Ref.6350はインデックスの数字のフォントが異なっているなど、一部現在のエクスプローラーとは違う部分が見られます。また、文字盤の種類や針の種類が異なるバリエーションを展開しているなど、エクスプローラーの方向性を決めるために試行錯誤が行われたモデルでもあります。

Ref.6610

Ref.6610はエクスプローラーのセカンドモデルであるといわれています。ゴールドカラーのインデックスに、プラスチックのドーム型風防が特徴的です。また、現在のエクスプローラーの原型となるインデックスデザインや針となっているため、ここからエクスプローラーが始まったという方もいます。

また、ムーブメントにCal.1030が採用されており、新しく全方向巻き上げが採用されたため、巻き上げにかかる効率が大幅に改善されました。

Ref.1016

Ref.1016は1959年から1989年まで長い期間生産され続けたモデルです。エクスプローラーが人気を博したモデルでもあり、シンプルでスタイリッシュなデザインがここで定着しました。

Ref.1016は長い生産期間の間で、細かくパーツが変更されており、主に初期型、前期型、後期型の3つに分けられます。初期型は前のモデルであるRef.6610の意匠を継いだ艶のあるダイヤルでしたが、数年で廃止され前期型に移動します。

前期型はマットな質感のダイヤルになっており、素材も白色のものが使われるようになりました。また、ムーブメントもCal.1560に変更されアジャストスクリュー方式の時間調節機能が追加されました。そして、後期型ではハック機能が搭載され、ムーブメントも最高傑作と名高いCal.1570に変更されたのです。

Ref.14270

Ref.14270は1990年から2000年までの10年間生産されたモデルです。元SMAPの木村拓哉さんがドラマで着用したことで、時計好き以外にもエクスプローラーの人気が浸透しました。デザインとしては、前回のRef.1016と比較すると文字盤の数字フォントが変更され、現在の意匠とほぼおなじになりました。

ムーブメントはCal.3000と当時の最新ムーブメントが採用されえており、48時間のパワーリザーブを実現。ロレックスブームをけん引したモデルであるため、一時期は流通数が非常に多かったですが、現在は市場に出回る量が落ち着いた傾向にあります。

Ref.114270

2001年から2010年までの10年間生産されていたRef.114270は、デザイン面での変更はかなり少ないモデルです。よく確認するとインデックスや数字がややシャープになっているのですが、見比べないとわかりにくい違いでもあります。

全モデルとの大きな違いはムーブメントがあげられます。新型のCal.3130が採用されており、テンプ受けが両手持ちとなったため、あがき調整が行いやすくなりました。また、2021年に復活するまで最後の36mmケースだったため、旧モデルを愛好する方が多かったモデルでもあります。

ロレックス エクスプローラー1のおすすめモデル3選


ロレックスのエクスプローラー1は時代によってさまざまなモデルが生産されてきました。ここでは、エクスプローラー1の中でもおすすめのモデルを紹介します。

エクスプローラー 36 124273

エクスプローラー36 124273は、2021年に登場したRef.124270のデザインを継承しながら、ロレックスでは珍しいロレゾール(コンビ仕様)を初めて採用したエクスプローラーモデルです。ブラックダイヤルに映えるイエローゴールドとの組み合わせが、クラシックかつ洗練された印象を与え、従来のシンプルさを保ちつつも上品な存在感を演出しています。

ロレックスの象徴ともいえるロレゾールがエクスプローラーに導入されたことで、多くのファンに新鮮な驚きをもたらしました。搭載されているムーブメントは自社製Cal.3230で、約70時間のロングパワーリザーブを備えており、週末に着用しなくとも止まることなく稼働を続けます。そのため、平日はビジネスシーンで愛用し、週末は時計を外すというライフスタイルにも無理なく使用できる1本となっています。

■最新の商品情報をチェック
エクスプローラーの商品一覧はこちら

エクスプローラー 39 214270

エクスプローラー 39 214270は、2011年から2020年まで製造されたモデルで、エクスプローラーとしては初めて39mmのケース径が採用された1本です。当時、ロレックスをはじめとするスポーツウォッチ市場全体で大型ケースの需要が高まっており、エクスプローラーもそうした潮流に呼応するかたちでサイズアップが図られました。

ケースの拡大に伴い、ブレスレットの設計にも見直しが加えられています。装着感を高めるために、容易に長さ調整ができるイージーリンク機構が導入され、季節や使用環境による腕回りの変化にも柔軟に対応できる仕様となっています。さらに、今回ご紹介する個体は2016年以降に製造された後期型にあたり、ダイヤル上のアラビア数字にはクロマライト夜光が施されており、暗所での視認性が大きく向上している1本です。

■最新の商品情報をチェック
エクスプローラーの商品一覧はこちら

エクスプローラー 40 224270

エクスプローラー40 224270は、2021年より登場した新世代モデルで、その名のとおりケース径は40mmに拡大されています。先代の39mmモデルと比べて1mmのサイズアップがなされており、同時に発表された36mmモデル(Ref.24270)と比較すると、バックル部分にも若干の大型化が見られます。

ムーブメントには約70時間のパワーリザーブを備えた最新キャリバーが搭載され、さらにイージーリンク機構も採用されていることから、快適性と実用性を兼ね備えた仕様となっています。クラシックなエクスプローラー1のデザインを踏襲しながらも、より存在感のあるサイズ感を求めるユーザーの期待に応えた1本です。

■最新の商品情報をチェック
エクスプローラーの商品一覧はこちら

ロレックス エクスプローラー1は手頃価格でシンプルなデザインが魅力のモデル


ロレックスのエクスプローラー1は搭載する機能を極力抑え、シンプルなデザインを維持し続けたことで、大人の男性からの人気を集めたモデルです。価格帯も他のロレックスのシリーズよりも低めで、初心者でも手を出しやすくなっています。

これからロレックスに挑戦してみたい方は、ぜひロレックスの歴史と魅力が詰まったエクスプローラー1から始めてみるのはいかがでしょうか。




       
会員登録 ライン

LINE公式アカウント
会員登録でさらに便利に!登録無料