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ロレックス「ディープシー」の魅力とは|おすすめモデルも紹介

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ロレックスのコレクションの中で、「防水性の高い腕時計を探している」という方におすすめなのが「ディープシー」です。このモデルは、ロレックスの中でも最高クラスの防水性能を誇り、3,900mの水深に耐えることができます。

2008年に、ロレックスの「シードゥエラー」シリーズのハイエンドモデルとして登場したディープシーは、15年以上経った今でも多くの有名人にも愛され続けているモデルです。

そこで今回は、ロレックス「ディープシー」の特徴や機能、愛用している芸能人、おすすめのモデルについてご紹介します。

ロレックスのディープシーとは


ロレックスのディープシーは、ロレックス初のダイバーズウォッチ「サブマリーナ」の上位モデルである「シードゥエラー」のハイエンドモデルです。

量産型の機械式時計として世界最高峰の3,900mの防水性能を誇り、2008年に誕生しました。圧倒的な防水性能を持ちながら、スーツやカジュアルな服装にも合う重厚で品格あるデザインも、ディープシーの魅力の一つです。

発売から15年を迎えた今も、世界中のプロダイバーや有名人、時計愛好家に愛されています。

シードゥエラーとは

シードゥエラーとは、深海潜水やダイビング用に設計されたロレックスのダイバーズウォッチです。ロレックス初のダイバーズウォッチである「サブマリーナ」の上級モデルとして、1967年に登場しました。サブマリーナと比較して、シードゥエラーはさらに深海での使用を考慮しており、高い防水性能と耐久性を特徴としています。

1967年の発売当初は610mの防水性能を持っていましたが、1978年のモデルからは1,200mまで対応するように進化しました。この防水性能の向上に伴い、サブマリーナに比べてケースの厚みが増しています。また、シードゥエラーには内部に溜まったヘリウムガスを排出する「ヘリウム排出バルブ」が搭載されており、これも深海での使用に適した特徴です。

2008年には、シードゥエラーの新モデル「ディープシー」が登場し、防水性能は3,900mに達しました。このモデルは、60分目盛り入りの逆回転防止ベゼルを備えており、深海での視認性と高い安全性を確保しています。

ロレックスのディープシーの機能


ロレックスのディープシーには他のコレクションにはない機能や、過酷な環境下でも耐えられるケースが備わっています。ここでは、ロレックスのディープシーの機能について解説します。

リングロックシステム

リングロックシステムは、ロレックスが2008年に自社開発し、特許を取得した新しいケース構造です。このシステムは、時計内部の高性能ステンレススチールリングがムーブメントを柱のように支え、水圧から保護します。

この仕組みにより、ディープシーは水深3,900mの深海圧にも耐えられるようになりました。特に超深海での使用を想定したダイバーズウォッチ向けのシステムで、ロレックスのコレクションの中でもディープシーにのみ採用されています。

ヘリウムガスエスケープバルブ

「ヘリウムガスエスケープバルブ」は、内部に入り込んだヘリウムガスを自動で排出する機能です。

リングロックシステムと同様にロレックスが自社開発し、1967年に特許を取得しました。深海での潜水時には、急激な圧力変化による意識障害や健康障害を防ぐために「飽和潜水」という手法が使われます。

飽和潜水では、酸素とヘリウムを混合したガスを使用し、潜水士が長時間にわたって深海に滞在できるようにします。通常の空気には窒素が含まれており、深海の高圧環境では窒素が体内に蓄積されやすく、潜水士に危険を及ぼします。そこで、窒素に代わり、体内に蓄積しにくいヘリウムが混合されます。

この際、周囲の環境にもヘリウムが充満しており、ヘリウムは非常に小さい分子を持つため、気密性の高い時計ケースでも外部から内部に浸透してしまうことがあります。高圧環境で時計内部に入り込んだヘリウムが、圧力の変化によって膨張すると、時計のガラスやシール部分を破損する可能性があるのです。

このバルブは、ケース内の圧力が高まると自動で作動し、ヘリウムを迅速に排出します。これにより、海面に戻った後も時計を正常に保つことができます。

厚みのあるサイズ

ディープシーは深海での巨大な圧力に耐えられるように、他のモデルよりも厚みのあるオイスターケースが採用されています。同じダイバーズウォッチであるサブマリーナのケース厚が約13mmであるのに対し、ディープシーは約18mmの厚みを持ち、頑丈さが際立っています。

ケース径は44mmで、重量感があり、手首にしっかりとした存在感を感じることができるため、ボリューム感のあるつけ心地を好む方にも高い人気を誇っています。

ロレックスのディープシーは多くの芸能人が愛用している


ロレックスのディープシーは3,900mもの防水性能を備えた、ロレックス究極のダイバーズウォッチです。圧倒的なスペックと重量感があり、ダイバーや時計愛好家のみならず、多くの芸能人たちからも愛用されています。

ここでは、ディープシーを愛用している芸能人を3名紹介します。

京本政樹

俳優の京本政樹さんは、ロレックスをはじめとする複数の高級時計を所有する時計コレクターとしても知られています。2015年10月に放送された旅番組のロケでは、ブルーの文字盤が特徴の「ディープシー Ref.116660」を着用していました。このモデルは、深海をイメージした鮮やかなブルーからブラックへのグラデーションダイヤルが特徴で、大変人気の高い時計です。

また、京本政樹さんは「ディープシー」以外にも、デイトナ レインボーやGMTマスター、サブマリーナ デイトなど、数多くのロレックスをコレクションしており、他の高級時計ブランドのモデルも多数所有しています。

矢部浩之

ナインティナインの矢部浩之さんも、芸能界でも知られるロレックス愛好家の一人です。2019年に放送された新春バラエティ番組「志村&鶴瓶のあぶない交遊録」でゲスト出演した際には、ロレックスの「コスモグラフ デイトナ Ref.16519LN」を着用していました。

「コスモグラフ デイトナ Ref.16519LN」は、2017年に発表されたスポーツモデルの中でも上位に位置するエレガントなデザインのモデルです。ホワイトゴールドのケースとラバーベルトの組み合わせが、カジュアルさとラグジュアリー感を見事に融合させ、存在感を放っています。

有吉弘行

2011年2月にフジテレビで放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」の番組内コーナーで、有吉弘行さんはロレックスのディープシーを購入しました。

最初はロレックスを購入することに抵抗があった有吉さんでしたが、最終的には値引きに成功して80万円で「ディープシー Ref.116660」を購入。購入後は、さまざまな番組で有吉さんがディープシーの腕時計を身につけている姿が見られました。

当時80万円で購入した「ディープシー Ref.116660」でしたが、現在では中古品でも150万円前後にまで価格が上昇しており、結果的には投資がプラスになっていることがわかります。

ロレックスのディープシーのおすすめモデル紹介


ロレックスが誇る究極のダイバーズウォッチ「ディープシー」には、魅力的なモデルが数多く存在します。

ここでは、ディープシーの最新モデルを含む、おすすめのモデルを4つ紹介します。

シードゥエラー ディープシー 136660

2022年に発表された「シードゥエラー ディープシー 136660」は、ロレックスのダイバーズウォッチの頂点を極めた最新モデルです。その堂々たる存在感と堅牢なデザインは、ダイバーズウォッチファンからの絶大な支持を集めています。前モデル「126660」と同様に、信頼性の高いCal.3235を搭載しており、パワーリザーブは約70時間です。

デザイン面では、ベゼルがわずかにスリム化され、デイト表示窓が拡大されたことで、さらに視認性が向上しました。また、ブレスレットには「グライドロックエクステンションシステム」が採用されており、ダイビングスーツの上からでも容易にフィット調整が可能です。

さらに、このモデルの最大の特徴は、何といっても3,900mの防水性能です。深海でも確実な動作を保証する設計が施されており、プロフェッショナルダイバーはもちろん、資産価値を求めるコレクターにとっても非常に魅力的なモデルです。シードゥエラーの名にふさわしい耐久性と機能美を兼ね備えた1本として、長く愛され続けることでしょう。

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シードゥエラー ディープシー 136660(D-ブルー)

「シードゥエラー ディープシー 136660(D-ブルー)」は、ディープシーの最新モデルです。12時側から深海へと広がるような美しいグラデーションブルーのダイヤルは、圧倒的な視覚的インパクトを持ちながら、過酷な環境でも視認性を維持します。

また、3,900mもの驚異的な防水性能は、ロレックスの技術力を結集した証であり、内部には精度と信頼性に優れた自社製ムーブメントCal.3235を搭載。約70時間のパワーリザーブと44mmの大径ケースにより、機能性と存在感を兼ね備えたタイムピースに仕上がっています。

ブラックとDブルーのモデルは定価が同じですが、特にDブルーはその希少性と人気から中古市場で30万〜50万円ほど高値で取引されることが多く、その価値の高さがうかがえます。

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シードゥエラー ディープシー チャレンジ 126067

「シードゥエラー ディープシー チャレンジ 126067」は、ロレックスの技術力が結集した究極のプロフェッショナルダイバーズウォッチです。過去最大のケースサイズである50mm、厚さ23mmのケースは、深海探査の過酷な環境にも耐えうる設計が施されています。

使用されているRLXチタン(グレード5)は、優れた強度を持ちながら軽量で、長時間の着用でも疲労感を軽減。また、11,000mという驚異的な防水性能を誇り、圧倒的な信頼性を提供します。加えて、ケースには高圧環境でも破損しないドーム型サファイアクリスタルガラスを採用しており、徹底的に防水性能を追求した一品です。

ムーブメントには、自社製のCal.3230が搭載され、約70時間のパワーリザーブを誇ります。その精緻な仕上げと卓越した耐久性から、現在市場価格が高騰している希少価値の高いモデルとなっています。

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シードゥエラー ディープシー 126660

「シードゥエラー ディープシー 126660」は、2018年に発表されたロレックスのダイバーズウォッチの傑作です。驚異的な3,900mの防水性能を誇り、プロフェッショナルユースはもちろん、スポーツロレックスの中でも特に高い評価を得ています。

最新モデルの「136660」とほぼ同じデザインを維持しながら、ダイヤルはブラックとDブルーの2種類が展開されています。内部にはロレックスが誇る自社製ムーブメント、Cal.3235を搭載しており、約70時間のパワーリザーブを確保。精度と耐久性に優れたこのムーブメントは、極限の環境でもその性能を発揮します。

海洋探検やマリンスポーツを愛する方、さらに強靭でありながら洗練されたデザインを求める方に最適な1本です。日常から特別なシーンまで、あらゆる場面でその存在感を示すラグジュアリーなタイムピースとなるでしょう。

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ロレックスのディープシーは人気のダイバーズウォッチ


ロレックスのディープシーは、力強いフォルムと優れた防水性能を兼ね備えた人気のダイバーズウォッチです。

2008年に登場してから15年以上経過した今でも、世界中のロレックスファンに愛され続けており、日本の芸能人にも多くの愛用者がいます。

さらに、ディープシーは希少価値が高く、中古市場では価格が上昇傾向にあります。

スポーツモデルを好む方や、重厚感のあるデザインを求める方、また腕時計を資産として考える方にも、ディープシーはおすすめです。ぜひ、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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