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ロレックス「デイトナ」幻の3モデルを徹底解説|レインボー・アイスブルー・サコが放つ圧倒的存在感

ロレックスの中でも幻と呼ばれる存在が、ジュエリー仕様のコスモグラフ・デイトナです。その中でも、116598RBOW・116576TBR・116578SACOの3モデルは、入手困難なデイトナとして、圧倒的な希少性と芸術的なデザインで世界のセレブやコレクターを魅了しています。いずれも生産数が極めて少なく、市場に出回ること自体が稀な逸品。本記事では、それぞれのモデルが持つ背景・デザイン・資産価値を専門的な視点から詳しく紹介します。

世界が熱狂する最上級のデイトナとは?


ロレックスの中でも、圧倒的な存在感と価値を誇るのが「デイトナ」。
誕生から半世紀以上経った今も、その人気は衰えることを知らず、スポーツクロノグラフの頂点に君臨し続けています。本記事では、そんなデイトナの中でも最上級に位置する、装飾品をあしらったデイトナを3本ご紹介いたします。

デイトナが「資産」から「芸術品」へ進化した理由

ロレックス・コスモグラフ デイトナは、1963年に誕生したレーシングクロノグラフです。

高精度な計測機能と堅牢なオイスターケースを備え、当初はモータースポーツ愛好家に向けた実用時計として誕生しました。しかし、その完成されたデザインと機械的美しさが世界中のコレクターを魅了し、次第に資産としての価値を確立していきます。

そして近年、その進化は芸術品の領域へ足を踏み入れました。レインボーサファイアをあしらった「116598RBOW」や、全面にダイヤモンドを配した「116576TBR」など、ジュエリーのような輝きを放つモデルが誕生。

デイトナは、単なる時計を超えた「美と資産の融合体」として位置づけられるようになりました。

宝飾モデルがごく一部の顧客しか手に入らない背景

ロレックスの宝飾モデルは、限られた顧客にしか案内されない特別な存在です。正規店のショーケースに並ぶことはほとんどなく、購入には信頼関係や購入実績などが重視されるため、一般の顧客が入手するのは極めて困難です。

しかし、ジェムキャッスルゆきざき(以下、ゆきざき)では状況が異なります。ゆきざきは世界中に独自のバイヤーネットワークを持ち、アジア最大級のロレックス在庫を誇る高級時計専門店です。希少な宝飾デイトナも豊富に取り揃えており、正規店では出会えないようなレインボー、アイスブルー、オレンジサファイアといったモデルを実際に見比べることができます。

「どこにもないロレックスが、ゆきざきにはある」

それが、同店が国内外のコレクターから厚い信頼を得ている理由です。

ロレックス デイトナ 116598RBOW(レインボー)とは


ジュエリーと時計製造の融合
この言葉を体現するのが、ロレックス デイトナ 116598RBOW、通称「レインボー」です。

ベゼルには、グラデーションに並べられたサファイアが輝き、見る角度によって七色の光が流れるように変化します。

本章では、その美しさを支える3つの要素であるベゼルの芸術性、素材の調和、そして幻の存在価値を、専門家の視点から紐解いていきます。

天然サファイアで構成されたベゼルの美学

116598RBOWの最大の魅力は、何と言ってもそのレインボーグラデーションのサファイアベゼルにあります。

ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、ヴァイオレットそのすべてが天然サファイアであり、ひとつとして同じ色調は存在しません。これらを完全なグラデーションで配置するには、数百もの原石から厳選し、熟練の職人が一石ずつ手作業でセッティングします。

この色彩の連続性を生み出すには、宝飾技術と審美眼の両方が必要不可欠。まさに時計という枠を超え、まるでアートピースのように人々を魅了するこのベゼルは、ロレックスが「究極の精度と美」を両立させた象徴と言えるでしょう。

18Kイエローゴールドケースとブラックダイヤルの調和

116598RBOWのベゼルの鮮やかさを支えるのが、18Kイエローゴールドケースとブラックダイヤルの絶妙なコントラストです。

深いブラックに浮かび上がるインデックスはマルチカラーダイヤモンドで装飾され、レインボーベゼルとの色調バランスが完璧に計算されています。ケースラインの曲線は、光の角度によって金色の艶を柔らかく反射し、全体の印象に気品と力強さを共存させています。

この黄金と漆黒の調和は、派手さとは異なる「完成された美」

単なる装飾ではなく、機械工芸と宝飾芸術がひとつの表現として融合した結果生まれた造形美です。腕に宿る存在感は、まさにラグジュアリーを纏うという表現がふさわしいでしょう。

ロレックス デイトナ 116576TBR(アイスブルー)とは


ロレックスが誇るプラチナモデルの最高峰。それが「デイトナ 116576TBR」です。

アイスブルーダイヤルとフルパヴェダイヤモンドの組み合わせは、まさに氷の芸術。
限られた顧客のみが手にできるこのモデルは、時計というよりも「光を纏う彫刻」と呼ぶにふさわしい存在です。

ここでは、その素材・造形・価値という3つの視点から、このデイトナが持つ究極の魅力を紐解いていきます。

氷のような輝きを放つアイスブルーダイヤルの魅力

このモデルを語る上で欠かせないのが、アイスブルーダイヤルの存在です。

ロレックスがこの色を採用するのは、プラチナモデルにのみ許された特別な仕様。

その淡いブルーは、まるで極地の氷原を切り取ったような冷たくも上品な輝きを放ち、ラグジュアリーの新しい基準を提示しています。

クロノグラフ針とインダイヤルには、控えめながらも確固たるスポーティさが息づいており、宝飾時計でありながら「デイトナらしさ」を失っていません。

それは単なる豪華さではなく、ロレックスが掲げる機能美と美学の融合を体現した一本と言えるでしょう。

正規ルートではほぼ入手不可能な超希少モデル

116576TBRは、ロレックスの生産ラインの中でもごく限られた環境でしか製造されないアイスブルー文字盤であり、つまりはプラチナ素材のモデルです。

その素材コストと製造難度の高さから、年間の生産本数は極めて少なく、正規ルートでの流通はほとんど確認されていません。ゆえに市場に現れること自体が稀であり、入荷時には即完売となるケースがほとんど。買取市場でも数千万円単位で取引されることが多く、状態の良い個体は世界中のコレクターが奪い合うほどです。

ジェムキャッスルゆきざきでは、このような正規店では出会えないプラチナ・デイトナを取り扱っており、希少な個体を実際に手に取れる国内随一の環境を提供しています。

まさに、ゆきざきが誇る「極上のロレックス体験」を象徴するモデルといえるでしょう。

ロレックス デイトナ 116578SACO(サコ)とは


ロレックスの中でも異彩を放つ存在が「デイトナ 116578SACO(通称サコ)」です。

鮮烈なオレンジサファイアをベゼルに贅沢に配し、ケースとブレスレットには18Kイエローゴールドを採用。華やかさと大胆さを極めた一本でありながら、デイトナ本来の精密なクロノグラフ性能をしっかりと維持しています。

その特異なデザイン性から世界中のコレクターに注目され、唯一無二のアートピースとして語り継がれる存在です。

大胆なオレンジサファイアベゼルとイエローゴールドの融合

116578SACO最大の特徴は、ベゼルに配された36個のバゲットカット・オレンジサファイア。光の角度によって深みのある炎のような輝きを放ち、イエローゴールドケースとの調和がまるでジュエリーそのもののような華やかさを生み出します。

文字盤にはホワイトマザーオブパールを使用し、ダイヤモンドインデックスが高貴な輝きを添えます。この素材構成は極めて複雑で、サファイアの色調を完璧に揃えるために膨大な選別工程が必要。

ロレックスの美学と職人技が融合した、まさに黄金と炎の競演です。

「芸術的存在」としての価値

116578SACOが「芸術品」として語られる理由は、そのデザインや素材だけではありません。

ロレックスが妥協を許さない美学のもと、サファイアのセッティング精度や文字盤の素材選定まで、すべてが完璧に計算されています。特にこのモデルは生産数が極めて少なく、市場では入手不可能とまでいわれる幻の存在。

2025年現在、中古市場でも安定して高額取引されており、宝飾デイトナの中でも象徴的な一本として評価されています。

その価値はもはやラグジュアリーウォッチを超え、時を纏うアートピースとして語り継がれるレベルにあります。

3本の希少モデルが象徴するロレックスの美学


ロレックス・デイトナは、もはやクロノグラフという枠を超え、「時間を装う芸術」としての地位を確立しています。
なかでも、116598RBOW(レインボー)、116576TBR(アイスブルー)、116578SACO(サコ)の3本は、ロレックスの美学を最も象徴する存在です。
それぞれが異なる方向性でラグジュアリーを体現しながら、共通しているのは「究極まで計算された美」と「継承される資産価値」。
レインボーは色彩の芸術、アイスブルーは厳粛な完成、サコは自然と官能の融合そのすべてが、ロレックスというブランドの哲学そのものです。

職人技とデザイン性の頂点に立つデイトナ

ロレックス・デイトナの宝飾モデルは、ジュエリー職人と時計技師の技術が融合した最高峰の結晶です。

天然サファイアやダイヤモンドを1/100mm単位でセッティングしながら、クロノグラフとしての精密機能を一切損なわない。

この両立こそ、ロレックスが工芸品ではなく実用芸術と呼ばれる所以です。

特にレインボーやサコは、宝石の色彩バランスと光の反射角度まで計算され、まるで一本の時計が生きて呼吸しているかのよう。

その完成度は、ただ豪華なだけではなく、技術と美学が極限で融合した「作品」といえるでしょう。

今後の相場動向とコレクター市場での展望

近年、ロレックスの宝飾系デイトナは、ヨーロッパや中東市場を中心に取引が活発化しています。

特に天然石を使用した個体は、再生産が難しいことから希少価値がさらに上昇中。

今後は新作発表や生産終了の影響で、プレミア価格が一段と高騰する可能性があります。

また、コレクター市場では「状態」「付属品」「初期保証書」の3要素が評価を大きく左右し、未使用に近い個体ほど国際的に争奪戦が起きています。

つまりデイトナは、今も、そしてこれからも、時代を超えて資産として輝き続ける現行のヴィンテージなのです。

ロレックス・デイトナは芸術と資産価値を兼ね備えた究極の腕時計


本記事で紹介した3本、デイトナ 116598RBOW(レインボー)116576TBR(アイスブルー)116578SACO(サコ)は、いずれもロレックスが誇る最高峰の宝飾モデルです。

これらはもはや時計という枠を超え、資産価値と芸術性を兼ね備えた投資的ラグジュアリーとして世界的に評価されています。

ジェムキャッスルゆきざきでは、国内外から選りすぐった希少なデイトナを常時取り揃え、鑑定・販売・アフターケアまで一貫対応。正規店では出会えない特別な一本を探すなら、ゆきざきが最適な選択肢です。

この記事の監修者

佐藤高雅(さとうたかまさ)
株式会社ジェムキャッスルゆきざき ECソリューション室副室長

1996年生まれ。高校在学中に煌びやかな高級腕時計やジュエリーに興味を持つ。
大学在学中に某日本メーカ時計正規店でアルバイトを経験し卒業後、店舗販売員として2019年ジェムキャッスルゆきざきに入社。
3年間販売員を経験した後、時計の知識や文章力を買われECソリューション室へ異動。
以後ゆきざきサイトの文章やブログ記事、デザイン関連を統轄しており、メディア広報室立ち上げ時にはYouTubeレギュラー出演やニュース番組、中国系SNSにも出演する。

初めて購入した腕時計は、23歳でブレゲのマリーン2。
婚約時計はペアでジャガールクルトのレベルソ。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1を手に入れるものの、自分には早すぎたと手放す。
40歳になったら記念で購入予定(理想)
好きなブランドは、ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネ・FPジュルヌ。時計業界歴7年。

■経歴
2019年 株式会社ジェムキャッスルゆきざき/新卒
2021年 メディア広報室/設立
2022年 ECソリューション室/副室長
■得意領域
WEBライター
高級腕時計全般
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
ジュエリーコーディネーター




       
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