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【ロレックス】プラチナモデルの特徴とおすすめ5選|希少性・耐久性・重量感も詳しく解説

プラチナは非常に貴重な金属であるため、高級腕時計でも採用されているモデルはかなり限られています。また、高級腕時計ブランドのロレックスでも、プラチナが採用されているものはハイエンドモデルであるケースが多いです。

そこで今回は、プラチナを使用したモデルの魅力やロレックスのおすすめプラチナモデルを紹介します。ハイエンドモデルの中でも、華美すぎない輝きを持つプラチナが気になる方はぜひ確認してみてください。

ロレックスにもプラチナを採用したモデルがある


ロレックスにもプラチナを採用したモデルはいくつかあります。ただし、プラチナは希少性が高く加工もやや難しいため、ロレックスでも限られたモデルにしか採用されていません。

具体的には、デイデイトやヨットマスター、デイトナなどのハイエンドモデルにプラチナが使われています。ただし、価格帯はさまざまで100~200万円台のものから1000万円を超えるようなモデルまであります。

プラチナモデルは、どのブランドでも取り扱いは多くないため、プラチナの時計を探している方はロレックスを候補に入れると比較的幅広い選択肢から選べるでしょう。

プラチナを使用したロレックスのモデルの特徴とは


プラチナを使用した腕時計は、他のモデルと異なる特徴や魅力があります。ここでは、主な特徴を3つ紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

貴金属の中でも流通量が少ない

プラチナは貴金属の中でも流通量が少なく希少性の高い金属です。金と比較しても、年間産出量が約20倍も少なく、採掘できる地域も限られています。2025年現在は金の需要が急激に高まっており、市場価格は金に引き離されていますがプラチナも安定した価格を維持しています。

また、加工する技術も求められるため、価値の高さも相まって一般的なモデルよりも高額なものがほとんどです。

高い耐久性を備えている

プラチナは高い耐久性を備えている貴金属としても知られています。特にプラチナは安定性の高い金属であるため、汗や酸による劣化に非常に強いです。また、金属アレルギーを起こしにくい金属でもあるので、他の金属の腕時計が付けられない方からも需要があります。

なおプラチナは純度100%のPt1000がありますが、非常に柔らかく加工には不向きであるため、一般的にはPt900やPt950のものが使われています。

金や銀と比較するとやや重い

金や銀と比較するとプラチナは比重がやや重いです。具体的には、以下のような比重の違いがあります。

金属名比重(1立方センチメートルあたり)
プラチナ21.45
19.3
10.49

上記のようにプラチナは金よりも重い金属であるため、同じサイズの時計でもずっしりと重いものになりやすいです。そのため、ビジネスシーンのように長時間腕時計を着用する方からは、避けられるケースもあります。

ロレックスのプラチナモデルを5つ紹介


ロレックスには、デイトナやヨットマスターなどにプラチナモデルがあります。ここでは、その中でもおすすめモデルを5つ紹介しますので、ぜひ確認してみてください。

コスモグラフ デイトナ パヴェダイヤ 116576TBR

コスモグラフ デイトナ パヴェダイヤ「116576TBR」は、ロレックスの中でもひときわ華やかさが際立つハイエンドモデルです。ケースには重厚で希少性の高いプラチナが使用され、ベゼルには美しくセッティングされた36個のダイヤモンドが輝きを放ち、圧倒的な存在感を演出します。

ダイヤモンドと絶妙に調和するアイスブルーの文字盤は、デイトナにしかない独特の美しさを際立たせ、ひと目でラグジュアリーな雰囲気を印象づけてくれるでしょう。心臓部にはロレックス自社開発のクロノグラフムーブメント「Cal.4130」を搭載。優れた伝達効率により、高精度を維持しながらも約72時間のパワーリザーブを確保しています。

圧巻の輝きと最高峰の機能性を兼ね備えた本モデルは、腕元に極上のラグジュアリーを求める方にふさわしい1本といえるでしょう。

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ヨットマスター 40 126622

ヨットマスター 40 126622は、2019年に登場したロレックスの人気モデルであり、ヨットマスターコレクションの中でも高い注目を集める1本です。ヨットマスター自体は、1992年に誕生したサブマリーナーのラグジュアリーラインとして知られており、その設計思想には実用性と優雅さが融合しています。デザインや基本機能にはサブマリーナー譲りの堅牢性が見られ、防水性能も100メートルと十分なスペックです。

126622には37ミリ、40ミリ、43ミリの3つのサイズ展開があり、今回ご紹介するのは40ミリモデルとなります。ケースにはプラチナ製のベゼルプレートが採用されており、ステンレススチール製のブレスレットとのコントラストが上品な印象を演出します。この組み合わせは、スポーティーでありながらも気品を感じさせる絶妙なバランスです。

さらに、ブレスレットにはロレックス独自のイージーリンクシステムが搭載されており、工具を使わずに約5ミリ単位で腕周りのサイズ調整が可能です。装着感の向上に貢献するこの機構により、日常使いにおいても高い快適性を維持できるでしょう。

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コスモグラフ デイトナ 116506A

ロレックスのスポーツモデルの中でも頂点に位置する「デイトナ」。その中でもひときわ華やかで洗練された存在感を放つのが、プラチナモデルの「116506A」です。2014年に登場して以来、高い人気を保ちながら2023年までの10年間にわたって製造され続けた、まさに傑出した1本といえるでしょう。

このモデル最大の魅力は、やはり文字盤に採用されたアイスブルーの特別なカラーにあります。この色味は、ロレックスの中でもプラチナ素材のモデルだけに許された特別仕様であり、見る者に洗練された冷たさと上品さを印象づけます。

さらに、ベゼルにはダークブラウンのチェスナットカラーがあしらわれ、アイスブルーの文字盤とのコントラストが絶妙な調和を生み出しています。

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デイデイト 40 228206A

ロレックスの最高峰コレクションであるデイデイトの中でも、プラチナ仕様のモデル「228206A」は特に存在感を放つ逸品です。「116506A」と同様に、文字盤には印象的なアイスブルーが採用されており、涼やかで上質な雰囲気を演出しています。2015年に発表されたこのモデルでは、デイデイトとしては初めてケース径に40ミリが採用され、現代的なサイズ感に進化を遂げました。

また、ブレスレットとケースの接合部を滑らかにつなぐコンシールドアタッチメントシステムが導入されており、プレジデントブレスの気品を損なうことなく一体感のある仕上がりとなっています。心臓部には高精度の自社製ムーブメント「Cal.3255」が搭載されており、従来モデルよりも精度が向上しただけでなく、パワーリザーブも70時間以上と実用性にも優れています。

インデックスにはパケットダイヤモンドがセットされており、プラチナ素材との調和が生み出す華やかさは、ラグジュアリーウォッチとしての風格を一層引き立てています。デザイン、機能、素材、そのすべてにおいてロレックスの技術と美学が凝縮された1本といえるでしょう。

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デイデイト 18956A

ベゼル全体にパヴェセッティングされたパケットダイヤモンドがひと際目を引く「18956A」は、デイデイトコレクションの中でも際立って華やかさと品格を備えた1本です。ラグジュアリーなモデルが数多く展開されるデイデイトシリーズにおいても、本モデルはひときわ高い格調を感じさせる仕上がりとなっています。

デイデイトが持つ最大の特徴である曜日のフルスペル表記は、「18956A」にも継承されており、クラシカルでありながらも現代的な上品さを感じさせます。さらに、ベゼルのみならず、文字盤のインデックス部分からブレスレットのセンターリンクに至るまで、贅沢にあしらわれたダイヤモンドが全体に統一感のある輝きを添え、圧倒的な存在感を放ちます。

他のプラチナ素材を用いたモデルとは一線を画すその華やかさと個性は、自分だけのスタイルを大切にする方や、腕元に強い印象を与えたい方にとって理想的な選択肢となるでしょう。

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プラチナモデル以外の貴金属を使用したロレックスを紹介


プラチナモデル以外にも、ロレックスには貴金属が使われている魅力的なモデルが存在します。ここでは、おすすめのモデルを4つ紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

GMTマスターII 126711CHNR(エバーローズゴールド)

GMTマスターII 126711CHNRは、エバーローズゴールドとステンレススチールを組み合わせた、いわゆるエバーローズロレゾール仕様のコンビネーションモデルです。この2トーンの組み合わせにより、上品さとスポーティーさが絶妙に融合し、見る者に華やかで洗練された印象を与えます。

ムーブメントには次世代型の自動巻Cal.3285を搭載しており、ロレックスが独自に開発した「クロナジー・エスケープメント」を採用。これにより、エネルギー効率が高まるだけでなく、耐磁性能や精度も向上しており、実用性の面でも一切の妥協がありません。

ブレスレットには高級感あふれるオイスターブレスレットを採用しており、堅牢性と快適な装着感を兼ね備えています。細部に至るまで洗練されたデザインと確かな機能性を両立した、非常に完成度の高い1本といえるでしょう。

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サブマリーナー デイト 126618LB(イエローゴールド)

サブマリーナー デイト 126618LBは、ケースからブレスレットに至るまでイエローゴールドを贅沢に用いた、ロレックスを代表するラグジュアリーダイバーズモデルです。鮮やかなブルーベゼルとイエローゴールドとの色彩のコントラストは非常に美しく、通称「青サブ」として愛好家の間で親しまれています。

従来モデルよりもわずかにサイズアップした41ミリケースを採用し、視認性と存在感をさらに高めています。また、文字盤にはロレックスの象徴ともいえる王冠マークが新たに配され、ディテールにも一層のこだわりが感じられます。もちろん、サブマリーナーならではのダイバーズ性能も健在で、300メートルもの防水性を備えており、実用性と美しさを兼ね備えた1本です。

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ヨットマスター 42 226679TBR(ホワイトゴールド)

「226679TBR」は、ケースとベゼルの全面にあしらわれたダイヤモンドが圧倒的な存在感を放つモデルです。これらのダイヤモンドを支える素材にはホワイトゴールドが用いられており、繊細な輝きとともに、全体として洗練された統一感を演出しています。

さらに、ロレックスでは珍しいオイスターフレックス ブレスレットの採用も注目すべきポイントです。一見ラバーベルトのように見えるこのブレスレットは、内側に金属製の柔軟なブレードを内蔵し、その上から高性能エラストマーで覆われた構造となっています。これにより、従来の金属ブレスレットと同様の耐久性と高級感を備えつつ、スポーティーで快適な装着感を実現しています。

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デイデイト 36 118235A(エバーローズゴールド)

「118235A」は、ロレックスの中でもひときわ上品な輝きを放つエバーローズゴールドをケース素材に採用した、デイデイト 36のモデルです。エバーローズゴールドの柔らかな色調に加え、ピンクカラーのダイアルが調和し、全体に温もりと気品を感じさせる佇まいに仕上がっています。インデックスにはダイヤモンドがあしらわれており、控えめながらも確かなラグジュアリーを演出してくれるのも魅力の一つです。

ケースサイズは、デイデイトシリーズの伝統を受け継ぐ36ミリ。ブレスレットには、格式高いプレジデントブレスレットを採用しています。日本人の肌色とも自然に馴染む色合いと、過度にならないサイズ感が相まって、日常の装いにも違和感なく溶け込む1本といえるでしょう。

イエローゴールドのように華やかすぎる印象を避けたい方や、装飾が過剰でないモデルをお探しの方にとって、本モデルは控えめな美しさと高級感を兼ね備えた、まさに理想的な選択肢です。

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ロレックスのプラチナモデルは高級感があっておすすめ


ロレックスのプラチナモデルは、プラチナの高級感も相まって他の腕時計にはない魅力があります。他のモデルよりもやや重たいですが、汗などで劣化しにくく、プラチナにしか出せない清潔感のあるデザインがあるため、愛好家の多いモデルです。

また、ロレックスにはデイデイトやデイトナを中心に、さまざまなシリーズでプラチナのモデルが展開しています。プラチナモデルにしかないアイスブルー文字盤など、独自のデザインもあるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。




       
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