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オメガの腕時計ベルトを比較|純正交換可能な種類とおすすめモデルを紹介

スポーツの国際試合や著名人が着用しているシーンなど、目にすることが多いオメガ。オメガの腕時計といえば、ステンレスベルトをイメージする方もいるかもしれませんが、実はレザーやラバーベルトを採用したモデルも存在します。

そこで今回は、オメガで展開されているベルトの種類について解説します。ベルトごとの代表モデルやおすすめモデルも紹介しますので、バラエティ豊かなベルトの世界に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

オメガの腕時計にはステンレス以外のベルトもある


1848年にスイスで創業し、長い歴史と高い品質で知られるオメガ。日本でも多くの人に支持されている高級腕時計ブランドであり、毎年新作が発表されているものの、ベルトに関してはステンレス製のものをイメージしてしまう方も多いです。

しかし、オメガではデ・ヴィルのようなドレスウォッチの気品を高めるレザーベルトや、スポーツモデルとの相性が良いラバーベルトなどのモデルも展開されています。また、スポーツモデルでもデザイン性を重視してレザーベルトを採用しているものもあるなど、ラインナップは実に豊富です。これから腕時計を探そうとしている方の場合、自身の生活スタイルや好みにぴったりと合うモデルを追求するのも、時計選びを楽しむコツです。

オメガの純正ベルトでベルト交換も可能

オメガの腕時計を着こなすにあたって、そのモデルの魅力をより引き出せるのがベルト交換です。オメガでは、純正品のツーピースストラップが別売りされています。

ベルトの種類を変えることで時計全体の印象ががらりと変わり、場になじみやすくなるとともに、オリジナリティを演出するのにも役立ちます。いつもと同じ腕時計でも、ベルト一つでまるで違う時計を身に付けているような新鮮な気分が味わえます。

オメガのベルトの種類別代表モデルを紹介


オメガの腕時計は、ベルトの種類によって印象が大きく変わるのが魅力です。定番のステンレスに加え、レザーやラバー、ナイロン製のNATOストラップなど、用途やスタイルに合わせて選べる多彩なラインナップがそろっています。ここでは、ベルトの種類ごとに代表的なモデルを紹介し、それぞれの特徴について解説します。

ステンレスベルトモデル

ステンレスベルトは、オメガの全てのコレクションで採用されています。特に、人気コレクションであるスピードマスターやシーマスターでは、多くのモデルがステンレスベルトとなっているほどスタンダードな素材です。

オメガで使用されるステンレスは、「316Lステンレススティール」という特殊なものが使われています。これは通称「サージカルステンレス」と呼ばれる素材で、医療器具に使われるほど耐食性に優れていることや、金属アレルギーを起こしにくいことで知られています。磨き上げることで美しい輝きを放つこの素材は、ダイビングや自然の中でのスポーツといった負荷の高い環境で活動をするのに適しています。

レザーベルトモデル

高級感を演出したり、フォーマルな場で身に付けたりするのに最適なレザーベルト。デ・ヴィルやコンステレーションといった、シンプルで伝統的な趣のあるコレクションで採用されるケースが多いです。

特徴としては、金属ベルトよりも軽いため、腕への負担が抑えられる点があげられます。ベルトの取り外しがしやすいため、明るめのカラーに交換することでカジュアルシーンにも合わせられます。また、金属アレルギーのリスクがある方にとっても着用しやすい点が魅力的です。

ラバーベルトモデル

ラバーベルトを多く採用しているのが、ダイバーズウォッチでもあるシーマスターです。なかでも、「ダイバー300M」シリーズでは多数のラバーベルトモデルが展開されており、スタンダードなブラックをはじめ、深海を想起させるブルー、落ち着きのあるグリーンなどがラインナップされています。

ダイバー300Mは、全てのモデルが300mの防水性能を備えているシリーズ。風防にドーム型のサファイアクリスタル、逆回転防止ベゼルを搭載しているのが特徴で、過酷な環境での冒険にも耐えられるよう精度を追求して作られています。

オメガのベルト交換のための純正ベルトの種類


あらかじめベルトを何本か用意しておくと、その日の予定に応じて交換するという楽しみができますし、選択の幅も広がります。ここでは、オメガが扱っている交換用の純正ベルトを紹介しますので、自身に合いそうなものがあるかチェックしていきましょう。

レザーストラップ「カーフスキン」

カーフスキンは、子牛の革を原料とするレザーベルトです。きめが細かく滑らかな質感が特徴であり、革素材なのできちんとした装いが求められるフォーマルシーンに合わせやすいほか、カジュアルにも着こなすことができるので、幅広い用途に使用できます。

おすすめは、「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル」とブラックのカーフスキンの組み合わせです。ステッチが施された伝統的なデザインが、スピードマスターの受け継いできた長い歴史とリンクし、相性抜群です。

レザーストラップ「アリゲーター」

高級レザーの代表格としても知られるワニ革の一種、アリゲーター。ブランドバックなどにも用いられる素材であり、天然素材ならではの個性的な斑模様と風格に満ちた重厚感が特徴で、腕時計のベルトとして装着すると圧倒的な高級感を演出できるでしょう。

おすすめは、「スピードマスター ムーンウォッチ ムーンフェイズ」とブルーのアリゲーターのコンビです。クラシカルでありながらもムーンフェイズ搭載のデザイン性に溢れるモデルに、ワニ革の気品をプラスしてくれます。スポーティさと上品さを兼ね備えた魅力を演出できるでしょう。

ラバーストラップ

ラバーストラップは、かつては高級腕時計の素材には相応しくないと批判されていた時代もある素材です。しかし、近年では軽やかな装着感とスポーツシーンとの相性の良さなどから人気が高まっています。また、汗や水に強く、汚れも落としやすいという特性があるため、仕事や趣味で身体を動かすことが多い人におすすめです。

オメガのラバーストラップのラインナップには定番のブラックカラーもあるため、腕時計の個性をより際立たせたい方にも最適。「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル」のような落ち着いた印象のあるモデルと合わせると、スポーティさがぐっと増し、手元にアクセントを添えてくれるでしょう。

NATOストラップ

高級腕時計としてはあまりイメージがないナイロンを使用した、NATOストラップ。耐久性の高さが最大の特徴であり、カジュアルな街歩きをはじめ、アウトドアやスポーツシーンでの着用に最適。元は軍用時計向けに開発されたベルトであるため、ミリタリーが好きな方にとっても魅力的です。

オメガのNATOストラップは、品質の高いポリアミドやポリエステルを原料に使用しています。カラーラインナップも充実しており、オーソドックスなブラックやネイビーのほか、ツートーンカラーやレインボーカラーなど多様性に溢れています。手元から個性を発揮したい方におすすめです。

オメガのステンレスベルトのおすすめモデル3選


ステンレスベルトを採用しているオメガのモデルで、おすすめのものを紹介していきます。腕時計の素材としてはスタンダードな印象のステンレスですが、どれもスポーティで魅力的なモデルに仕上がっています。

スピードマスター レーシング 40 MM 326.30.40.50.01.001

スポーツカーのダッシュボードをモチーフにした精巧なダイヤルが印象的な「326.30.40.50.01.001」は、スピードマスター レーシング 40MMの中でもひと際個性が際立つ1本です。クロノグラフのメカニカルな構造美に加え、3つのインダイヤルにはクル・ド・パリ装飾が施されており、機能性の中に上品さが共存しています。

全体はブラックとシルバーのツートーンカラーで統一され、ベゼルにもブラックを採用することで、精悍ながらも落ち着いた佇まいを演出。ムーブメントには、約52時間のパワーリザーブを備えた自動巻きのCal.3330を搭載しています。さらに、風防には高い耐傷性を誇るサファイアクリスタルを採用しており、日常使いにも安心の耐久性を確保しています。

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スピードマスター 3513.50.00

スピードマスターのバリエーションとして登場した「3513.50.00」は、約39mmというやや控えめなケースサイズが特徴の1本です。手元で過度に主張することなく、アクセサリー感覚で取り入れやすいため、ビジネスシーンからカジュアルな装いまで幅広くマッチします。

心臓部には、自動巻きムーブメント「Cal.1152」を搭載しており、44時間のパワーリザーブを確保。3時位置には日付表示を備えており、日常使いにおける利便性も高められています。さらに、ベゼルにはタキメーターが刻まれており、クロノグラフらしいスポーティな雰囲気を際立たせます。

オメガの中では比較的手に取りやすい価格帯に位置づけられており、初めての1本としても選びやすいモデルといえるでしょう。

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スピードマスター レーシング コーアクシャル クロノグラフ 40mm 326.30.40.50.01.002

ブラックとホワイトのコントラストが際立つ文字盤が目を引く「326.30.40.50.01.002」は、モータースポーツから着想を得て誕生したレーシングシリーズの1本です。クロノグラフのインダイヤルには、繊細なギョーシェ装飾「クル・ド・パリ」が施されており、視覚的な深みとともに高級感を演出しています。

ムーブメントには、オメガ独自のコーアクシャル機構を採用。従来の構造と比較して摩耗が少なく、オーバーホールの頻度を抑えることができるため、長期的なメンテナンスコストを軽減したい方に適した仕様となっています。

さらに、比較的手の届きやすい価格帯で展開されている点も魅力の一つ。モノトーンで統一されたデザインは、ビジネスからカジュアルまで幅広いスタイルに調和し、装いにさりげないアクセントを加えてくれるでしょう。

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オメガの革ベルトのおすすめモデル3選


上品な雰囲気をプラスしてくれる革ベルトは、フォーマルなシーンはもちろん、普段使いでも華を添えてくれるでしょう。ここでは、革ベルトを採用しているおすすめのモデルを紹介します。

デ・ヴィル トレゾア コーアクシャル マスター クロノメーター 40MM 435.53.40.21.09.001

オーソドックスなデザインながら、イエローゴールド製のケースによって華やかさと気品を兼ね備えた「435.53.40.21.09.001」。幅の狭いバーインデックスと、先端に向かって絞られたドルフィン型の時針が繊細な印象を添え、全体に洗練されたシャープな雰囲気を漂わせています。

ムーブメントには、本モデル唯一となる手巻き式の「Cal.8929」を搭載。72時間のロングパワーリザーブを備えつつ、オメガ独自の厳格な基準をクリアした「マスタークロノメーター」認定を受けており、コーアクシャル機構との組み合わせにより高精度と耐久性を両立しています。

自動巻きが主流となるなか、あえて手巻き式を採用している点に趣があり、毎日のゼンマイ操作を楽しみたい方や、手巻きならではの味わいに魅力を感じる方に相応しい1本です。

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デ・ヴィル プレステージ25周年記念 39.5MM 424.53.40.20.99.001

デ・ヴィル プレステージシリーズの誕生25周年を記念して登場した「424.53.40.20.99.001」は、洗練されたデザインの中に気品を漂わせる1本です。文字盤には「クル・ド・ビエンヌ」と名付けられた独自の装飾が施されており、繊細な光の反射が上質な存在感を引き立てます。

このモデルは、もともとシーマスターコレクションから派生し独立したデ・ヴィルの系譜を受け継いでおり、初期から一貫してドレスウォッチとしての上品さを体現してきました。その佇まいは、上質なレザーストラップとの相性も抜群で、フォーマルな装いに自然と溶け込みます。

風防には傷に強いサファイアクリスタルを採用し、6時位置には視認性に優れたデイト表示を搭載するなど、日常使いに配慮した機能も充実。ケース素材には、オメガが独自に開発した赤みを帯びた合金「セドナゴールド」が用いられており、高い耐食性と上品な輝きを兼ね備えた仕上がりとなっています。

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コンステレーション 39 MM 131.23.39.20.02.002

ケースとブレスレットが滑らかにつながる一体感のあるフォルムが魅力の「131.23.39.20.02.002」は、オメガを代表するコンステレーション・コレクションの中でも、洗練されたデザインが際立つ1本です。搭載されているのは、高精度かつ高耐磁性能を誇る自動巻きムーブメント「Cal.8800」。マスタークロノメーターの認定を受けており、実用性と信頼性を兼ね備えています。

文字盤には、6時位置のデイト表示とともに、コンステレーションの象徴である星のモチーフがあしらわれ、上品なアクセントを添えています。さらに、ケースサイドにはシリーズのアイコンでもある2本の爪が配されており、クラシカルかつ力強い印象を演出。オリーブトーンの柔らかなレザーストラップが、イエローゴールド製のベゼルと調和し、落ち着きのある華やかさを引き立てています。

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オメガのラバーベルトモデルのおすすめモデル2選


水分や汚れに強く、簡単に掃除ができるラバーベルトは、スポーツやアクティビティなどの活動的なシーンにおすすめです。ラバーベルト採用モデルのおすすめを2本紹介します。

シーマスター ダイバー300M 210.32.42.20.01.002

シーマスター ダイバー300M 210.32.42.20.01.002は、ブラックとシルバーのシックな配色がどんなスタイルにも調和しやすいモデルです。波をイメージさせる立体的な模様が施された文字盤に、ひときわ目を引く赤い秒針が加わることで、視認性とデザイン性の両面を兼ね備えた仕上がりとなっています。

このモデルは、オメガが海洋保護活動を支援する姿勢を示すため、非営利研究団体「Nekton」とのパートナーシップのもとでリリースされたものです。ケースバックには、Nektonが所有する潜水艇をモチーフとしたデザインがあしらわれており、特別なモデルであることを感じさせてくれます。

さらに、裏蓋にはオメガ独自のナイアード・ロックシステムが採用されています。この構造により、高い防水性能と堅牢性を確保するとともに、裏蓋が常に同じ向きで装着されるという機能性も備えており、細部に至るまで精緻な設計が施された1本といえるでしょう。

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シーマスター ダイバー300M 43.5MM 210.62.44.20.01.001

ブラックセラミックの重厚なボディに、セドナゴールドの華やかなアクセントが映える「210.62.44.20.01.001」。シーマスターの伝統を継承しながらも、最新の素材や技術を積極的に取り入れることで、現代的な存在感を際立たせた1本です。

インデックスと時針にはスーパールミノヴァが塗布されており、日中の明るい環境はもちろん、光量の少ない場面でも優れた視認性を確保します。ブラックセラミック製の文字盤には、波模様のレーザー加工が施されており、深海のうねりを思わせる立体感と奥行きを演出。ムーブメントには、55時間のパワーリザーブを備えた自動巻きの「Cal.8806」を搭載し、確かな実用性も兼ね備えています。

なお、シーマスターはオメガの現行コレクションの中でも最も長い歴史を持ち、高い防水性能を誇るダイバーズウォッチとして多くの信頼を集めています。映画「007」の劇中でジェームズ・ボンドが着用するモデルとしても名高く、その存在は今なお多くの人々を魅了し続けています。

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オメガはステンレス以外のベルトのモデルも選べる


オメガの腕時計は、ベルトを別のものにすることで新たな一面が見られるとともに、気分もリフレッシュされます。また、交換する機会が多いと、腕時計をじっくりと見る時間が増えるので、傷や不具合といった変化が生じていた場合にいち早く気付くことができるでしょう。

オメガは純正ベルトも数多く扱っているため、好みやシーンに応じて選ぶ楽しみがあります。ぜひこの機会に交換用のベルトを用意しておき、人生にもう一つ彩を添えてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

佐藤高雅(さとうたかまさ)
株式会社ジェムキャッスルゆきざき ECソリューション室副室長

1996年生まれ。高校在学中に煌びやかな高級腕時計やジュエリーに興味を持つ。
大学在学中に某日本メーカ時計正規店でアルバイトを経験し卒業後、店舗販売員として2019年ジェムキャッスルゆきざきに入社。
3年間販売員を経験した後、時計の知識や文章力を買われECソリューション室へ異動。
以後ゆきざきサイトの文章やブログ記事、デザイン関連を統轄しており、メディア広報室立ち上げ時にはYouTubeレギュラー出演やニュース番組、中国系SNSにも出演する。

初めて購入した腕時計は、23歳でブレゲのマリーン2。
婚約時計はペアでジャガールクルトのレベルソ。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1を手に入れるものの、自分には早すぎたと手放す。
40歳になったら記念で購入予定(理想)
好きなブランドは、ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネ・FPジュルヌ。時計業界歴7年。

■経歴
2019年 株式会社ジェムキャッスルゆきざき/新卒
2021年 メディア広報室/設立
2022年 ECソリューション室/副室長
■得意領域
WEBライター
高級腕時計全般
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
ジュエリーコーディネーター




       
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