ロレックス腕時計「ヨットマスター ロレジウム」の特徴と魅力とは
ロレックスのヨットマスターロレジウムとは、水上スポーツでの使用を想定して設計されたヨットマスターというモデルの1種です。初代からデザインが変わらず、実用性に優れたこのモデルは高い人気を獲得しています。
そこで今回は、ヨットマスターのロレジウムの特徴をモデルごとに解説しています。また、ロレジウムの魅力もあわせて解説しているため、これからロレックス購入を考えている方は参考にしてみてください。
ロレックスのヨットマスター ロレジウムとは
ロレジウムは、ステンレスとプラチナを組み合わせたデザインの腕時計を指します。このような違う素材をブレス部分で組み合わせたデザインをコンビモデルと呼びますが、ロレジウムはロレックスが独自に使用している造語です。
ロレジウムは、鈍色の輝きを放つプラチナ製のベゼルと文字盤が特徴的で、同じスポーツモデルのサブマリーナーやターノグラフには見られずヨットマスターにのみ存在します。
ヨットマスターはスポーツモデルで唯一複数サイズを展開しています。2010年代中頃に37mmと40mmのサイズ展開となり、さらに2019年に42mmサイズが追加されました。ペアで揃えられる点も魅力の1つとなっています。
ロレックスのヨットマスター ロレジウムのモデル
ロレックスの「ヨットマスター ロレジウム」のモデル型番を紹介します。型番ごとに特徴を解説しているため、購入する際の参考にしてみてください。
Ref.16622
ロレックスの「ヨットマスター Ref.16622」は、際立つ高級感と機能性を兼ね備えた40mmサイズのロレジウムモデルです。ステンレススチール製のケースに、プラチナ製のベゼルプレートを組み合わせたこのモデルは、1999年から2012年まで製造され、多くの愛好者に支持されています。
現行モデルと比較すると、フラッシュフィットやバックルに若干の改良が施されていますが、その洗練されたデザインは当時から変わらず、上品さとスポーティさが共存する点が特徴です。防水性能は100mを誇り、両方向回転式のベゼルも搭載され、日常からマリンスポーツまで幅広いシーンで活躍します。
ただし、同じく人気の高いサブマリーナーと異なり、防水性能はやや控えめとなっているため、使用用途にはご注意ください。
文字盤にはROLEXの繊細な刻印が施され、その美しい仕上がりが一目でわかるでしょう。細部に至るまで計算されたデザインが、他の時計とは一線を画す、唯一無二の存在感を放っています。
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Ref.116622
「Ref.116622」は、2012年に発表され、現在は生産が終了している希少モデルです。ダイヤルのバリエーションには、プラチナ素材を採用したシルバーやブルー、そして2016年に追加されたダークロジウムの3種類が揃っており、それぞれに独自の魅力を持っています。
シルバーは落ち着きと上品さを感じさせ、ブルーは海の深さを思わせる清涼感、ダークロジウムはモダンで洗練された印象を与え、どのバリエーションもコレクターや愛好家に高く評価されています。
前モデルからの進化点としては、プラチナ製のベゼルが挙げられます。この改良により、ベゼルの回転がより滑らかになり、実用性が一段と向上しました。さらに、ブレスレットには「イージーリンク」システムが採用されており、5mmの調整が可能なため、着用感をシーンに合わせて細かく調整することが可能です。
ムーブメントには、信頼性の高いCal.3135が搭載されており、特にパラクロム製のヒゲゼンマイを使用している点が特徴です。これにより、衝撃に対する耐性が従来の約10倍に強化され、耐久性が飛躍的に向上しています。
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Ref.268622
「ロレックス ヨットマスター 268622」は、人気の高い「Ref.116622」のコンパクトバージョンで、37mmのケース径が特徴です。このサイズ感は、さりげなく高級感を演出しながらも、非常に快適なフィット感を提供し、男性・女性を問わず、多くのファンから支持されています。特にペアウォッチとして選ばれることも多く、その上品さと実用性が際立っています。
ットマスター特有の水色秒針と文字盤中央に記されたロゴが、他のロレックスモデルにはない個性を引き出しており、控えめながらも確かな存在感を放つでしょう。デザインはシンプルでありながらも洗練されており、ダイバーズウォッチ「サブマリーナー」の高い性能にラグジュアリーな要素を加えた上位機種として、日常のどのようなシーンでも活躍できるバランスの取れた1本です。
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Ref.126622
2019年にリリースされたRef.126622は、前モデルである116622からムーブメントの進化を遂げたモデルチェンジとなります。外観はほぼ踏襲されているものの、内部のCal.3235ムーブメントが採用されたことで、より高精度かつ信頼性の高い性能を実現しています。
文字盤には、落ち着きのあるダークロジウムと、海を象徴する鮮やかなブルーの2種類がラインナップされており、どちらも洗練された美しさを誇ります。
Ref.126622の最大の特徴は、サンドブラスト仕上げが施されたプラチナ製のベゼルです。インデックス部分にはポリッシュ仕上げが施され、マットな質感と輝く数字のコントラストが、洗練された高級感を演出しています。
上品でありながらもスポーティなデザインは、日常使いからフォーマルなシーンまで幅広く対応するため、非常に高い人気を誇っています。
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ロレックスのヨットマスターのロレジウムの魅力
ロレックスのヨットマスターのロレジウムの魅力は主に3つあります。それぞれの特徴を解説します。
初期モデルは購入しやすい
ヨットマスターのロレジウム初期モデルは、比較的安価に購入できる点が魅力です。ヨットマスターの初期モデルは、発売から20年以上が経過した古めのモデルであることに加え、中古市場での流通量が豊富なため、価格相場が安定しています。そのため、他のロレックスモデルと比べて手頃な価格で入手できます。
また、初期モデルのデザインはシンプルかつ洗練されており、現代のファッションとも自然にマッチするため、手を出しやすい点もメリットです。価格の安さとデザインのよさから、ロレジウム初期モデルはロレックス初心者や初めてヨットマスターを購入する人にもおすすめしやすい1本といえます。
ポリッシュ仕上げがされている
ヨットマスターのロレジウムが持つ魅力の1つが、ポリッシュ仕上げ（鏡面仕上げ）が施されている点です。一般的に、サブマリーナーなどのステンレスモデルには耐久性や実用性を重視したサテン仕上げが採用されており、鏡面仕上げが使用されることはあまりありません。
しかし、ヨットマスターはラグジュアリーさを追求しているため、ケースやブレスレットにポリッシュ仕上げが施されています。この鏡面仕上げによって、ステンレスとプラチナの組み合わせが美しく際立ち、独特の輝きを放っているのです。
光の当たり方によって表情を変えるポリッシュ仕上げの輝きは、高級感を強調し、シーンを問わず使える上品な時計としての価値を高めるでしょう。
高性能である
ヨットマスターの歴代ロレジウムモデルには、発売当時のロレックスで採用されている最先端のムーブメントが搭載されてきました。現行モデルのロレジウムには、「Cal.3235」が採用されています。
このムーブメントは両方向自動巻機構を持ち、72時間と長時間のパワーリザーブを備えていることが特徴です。さらに、日差±2秒と驚異的な精度を実現しており、正確な時を刻む高い信頼性があります。
また、ロレックス独自の技術により、香箱径を変えずに壁を薄くすることで内部容積を拡大し、従来よりも長いゼンマイを収めることにも成功しました。この技術により、パワーリザーブを伸ばしつつ、時計の精度と安定性を向上させています。
ロレックスのヨットマスター ロレジウム以外におすすめモデルも紹介
ロレックスのヨットマスターには、ロレジウム以外にもさまざまな魅力的なモデルが存在します。ここでは、ヨットマスターのロレジウム以外のおすすめモデルを3つご紹介します。
ヨットマスター 42 226658
「ヨットマスター 42 226658」は、2022年に登場したヨットマスターシリーズの最新作で、42mmの存在感あるサイズ感で多くの愛好家に支持されています。生誕30周年を記念したこのモデルは、先代「226659」をベースにイエローゴールドで仕上げられ、より洗練されたラグジュアリーな雰囲気を漂わせています。
ムーブメントには最新の「Cal.3235」を採用。70時間のパワーリザーブと日差±2秒の高精度は、日常の使用で信頼性を提供します。また、ブラックのセラミックベゼルとオイスターフレックスストラップの組み合わせにより、スポーティさと上品さを両立させたデザインは、カジュアルなシーンでもさりげなく高級感を演出します。
イエローゴールドの輝きと実用性が見事に調和したこのモデルは、特別なシーンだけでなく、日常使いにも適した1本として、ロレックスファンに高い評価を受けています。
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ヨットマスター 37 268621
「ヨットマスター 37 268621」は、2017年に誕生した、ロレックスのエバーローズゴールドとステンレススチールを組み合わせた美しいコンビモデルです。前作「268622」から1年後に発表されたこのモデルは、ユニセックスで着用できる37mmケースを採用し、腕元にさりげない高級感を演出します。
文字盤には、エバーローズゴールドとの相性が抜群のチョコレートブラウンを採用しており、洗練された上品なデザインが特徴です。また、衝撃や磁場に強いシロキシヘアスプリングを搭載しており、卓越した耐久性と精度を兼ね備えています。
ベゼルには立体的なデザインが施され、ステンレススチールとエバーローズゴールドのコントラストが際立ち、ラグジュアリーな印象を与えます。ゴールドを使用しながらも上品で、女性にも大変おすすめの1本です。
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ヨットマスター 168628
【中古】ヨットマスター 168628
「ヨットマスター 168628」は、18Kイエローゴールドを惜しみなく使用した、贅沢で洗練されたデザインが際立つ逸品です。このモデルには高精度を誇る自社製ムーブメント、Cal.2235を搭載し、優れた耐久性と安定性を実現しています。18Kゴールドの温かみのある光沢が、腕元に上品な輝きをもたらし、ステータスを感じさせる特別な存在感を放つでしょう。
ボーイズサイズに設計されたこのモデルは、メンズの大きめなケースが苦手な方にもおすすめで、女性にも人気の高いユニセックスなアイテムです。手首に程よくフィットし、日常のファッションに華やかなアクセントを加えるだけでなく、その機能美とラグジュアリーな素材が調和したバランスで、所有する喜びを感じさせてくれるでしょう。
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ロレックスのヨットマスターロレジウムは人気の高いモデル
ロレックスのヨットマスター ロレジウムは、ステンレスとプラチナを組み合わせたモデルで、ヨットマスターの中でもラグジュアリーな1本として人気があります。プラチナの放つ上品で控えめな高級感に、レッドやブルーのアクセントカラーが組み合わさった上品なデザインも魅力。
ヨットマスターの中でも特に高級感のあるロレジウムモデルを、ぜひ入手してみてはいかがでしょうか。
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