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ロレックスの文字盤である「デイトナ アイスブルー」の特徴と魅力|人気のモデルも紹介

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清涼感あふれる水色の文字盤が印象的な「デイトナ アイスブルー」。ロレックスの高級腕時計の中でも、特に高価格帯に位置するモデルです。

今回は、デイトナ・アイスブルーの基本情報から、その資産価値まで詳しく解説します。また、おすすめのモデルもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ロレックスのデイトナ アイスブルーとは


ロレックスのアイスブルーとは、爽やかな青色の文字盤を指し、サンレイ仕上げによる美しい光沢と氷のような透明感が特徴です。この文字盤には、金属を蒸発させてコーティングする「PVD」技術が用いられており、耐久性が高く、劣化しにくい仕上がりになっています。

アイスブルーの文字盤は、特別なモデルにのみ採用されており、その素材には世界で最も貴重とされるプラチナが使われています。そのため、アイスブルーはロレックスの中でもプラチナ製のモデルにしか存在しない希少な文字盤です。

また、このユニークなカラーは遠くからでも認識しやすく、ステータスの象徴として多くの人に憧れられています。

なお、現在アイスブルーが使用されているプラチナモデルは、デイデイトとコスモグラフ デイトナのみです。

ロレックスのデイトナ アイスブルー文字盤の資産価値


プラチナモデルにのみ採用されているアイスブルーの文字盤は、もともとの価格が高めに設定されています。さらに、近年ではロレックス全体の価格が急騰しており、アイスブルー文字盤のモデルもそれに伴い価格が上昇しています。

例えば、発売当初から高い人気を誇る「デイトナRef.116506」は、2018年には6,700,000円~7,000,000円程度で取り引きされていましたが、2024年9月現在では15,000,000円を超える価格がついています。

また、レアモデルや特別仕様のものでは、さらに高額で取り引きされるケースもあります。価格が急激に上昇すると買い控えが起きやすいですが、「デイトナRef.116506」は品薄状態が続いており、そのため価格の上昇は止まらない状況です。

さらに、デイトナ アイスブルーに限らず、デイデイトやデイトジャストなど、アイスブルー文字盤を採用している他のシリーズも資産価値が上がっています。購入や売却を検討している方は、タイミングを慎重に見極めることが重要です。

ロレックスのデイトナ アイスブルーの価格高騰の理由


ロレックスのデイトナ アイスブルーの価格が上昇している背景には、プラチナ製の高級モデルであることや、ブランド全体の値上がり以外にもいくつかの理由があります。ここでは、その価格高騰の主な要因について詳しく見ていきましょう。

流通数が少ない

ロレックスでは、腕時計のパーツデザインや製作から組み立て、仕上げまで、すべての工程を社内の工場で行っています。職人の手作業で一つひとつ丁寧に仕上げられるため、年間の生産本数には限りがあります。さらに、近年の原材料不足が影響し、流通量の減少に拍車をかけています。

特にアイスブルーの文字盤は、希少なプラチナモデルにしか使われないため、生産数がさらに制限されています。そのため、メーカーからの供給が少なく、市場に出回る数も減少傾向にあり、価格が高騰しているのです。一方で、購入希望者が絶えないことから、その希少価値はますます高まっています。

芸能人に愛用者がいる

デイトナ アイスブルーは、日本の芸能界でも多くの著名人に愛用されており、芸能人が愛用することで、モデルの市場価値がさらに高まることもあります。

例えば、俳優で歌手の木村拓哉さんは、長年にわたってデイトナ アイスブルーを愛用しています。テレビ番組や自身のInstagramでその姿がよく見られており、このことが大きな話題となりました。

他にも、明石家さんまさん、騎手の武豊さん、YouTuberのHIKAKINさんなど、多くの有名人がデイトナ アイスブルーを愛用していることで知られています。

生産終了するという噂がある

ロレックスの腕時計は、需要が高まるにつれて中古市場での取引価格も年々上昇しています。特に、アイスブルーの文字盤を採用したモデルの中には、生産が終了したことでさらに価値が上がったものもあります。生産終了の噂が出回ると、現行モデルでも将来を見越した需要が高まり、価格が急騰することが少なくありません。

ある程度年数が経過したモデルや、旧型ムーブメントを搭載しているモデルは、新作発表のタイミングで廃盤の噂が広まることがあります。ただし、ロレックスの公式から生産終了の発表がない限り、その噂が真実かどうかを確認することはできません。

ロレックスデイトナ以外のアイスブルー文字盤のシリーズを紹介


ロレックスには、デイトナ以外にもアイスブルー文字盤を採用しているモデルが3つあります。この記事では、それぞれのシリーズの特徴と魅力について詳しくご紹介します。

デイデイト

ロレックスの最上位シリーズであり、1956年に発売されたデイデイトは、時計の歴史においても屈指の名作です。アメリカ歴代大統領が愛用したことでも知られ、「成功者の時計」として多くの紳士の憧れを集め続けています。

デイデイトとは、もともと曜日と日付を表示する機構を指しますが、ロレックスはこの機能を備えたモデルに、プラチナやゴールドといった最高級の素材のみを使用することで、他に類を見ないステータスを確立しました。特筆すべきは、曜日表示が省略されることなく、フルスペルで表示される点であり、これにより一層の高級感が醸し出されています。

また、デイデイトはアイスブルーの文字盤が初めて採用されたシリーズでもあり、1990年に登場した「Ref.18206」がその歴史的な第一歩を刻んだモデルです。

デイトジャスト

デイトジャストは、ロレックスの象徴的なコレクションであり、独自の「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」という三大発明がすべて搭載された、時計史に名を刻む名品です。そのクラシックなデザインは、ロレックスらしい存在感を放ち、時代を超えて愛されるスタイルを提供しています。

1945年に誕生して以来、デイトジャストは細かな改良を重ねながらもそのアイコニックな姿を保ち続け、今ではバリエーションも豊富なシリーズとして知られています。最も象徴的なのは、フルーテッドベゼルと呼ばれるギザギザのデザインを施したベゼルと、ジュビリーブレスレットの組み合わせです。特にジュビリーブレスレットは、5列のリンク構造で、腕にしっかりとフィットする快適なつけ心地が特徴です。

また、一部のコレクターの間では、かつて限定的に生産されていたアイスブルーの文字盤モデルが注目されており、現在では廃盤となっているため希少価値が高まっています。

チェリーニ

1928年に登場したチェリーニは、ロレックスの中でも一際異彩を放つ歴史的シリーズです。シンプルながらも洗練されたデザインで、フォーマルなシーンにふさわしい上品さを持ち合わせています。現在では生産が終了していますが、その美しいスタイルとクラシカルな佇まいは今なお高く評価されています。

チェリーニは「ロレックスらしくない」とも評される特別な存在です。実用性を追求する前のロレックスが生み出した、非防水・手巻き式のモデルで、独特の品格を纏っています。革製ストラップを採用している点も、他のロレックスモデルには見られない特徴です。

後年には、防水機能と自動巻き機構を備えた実用性を高めたモデルも登場し、フォーマルシーンにおける理想の時計としての地位を確立しました。特に「Ref.5241/6」のアイスブルー文字盤は、クラシックな美しさを体現する象徴的なモデルとして知られています。

ロレックスのアイスブルー文字盤を備える人気モデル


ここでは、ロレックスがこれまでに発表してきたアイスブルー文字盤のおすすめモデルを紹介します。それぞれが個性的で魅力的なアイテムばかりなので、ぜひご自身の好みに合ったモデルを見つけてみてください。

コスモグラフ デイトナ 116506A

デイトナの誕生50周年を記念してリリースされたアイスブルーダイヤルモデルの系譜に、2014年に登場したのが「Ref.116506A」です。このモデルは、バゲットカットダイヤモンドをインデックスにあしらい、一層の高級感を引き立てる仕様となっています。

アイスブルーの文字盤に合わせて、クロノグラフの象徴である3つのインダイヤルにも同色が採用されており、統一感のあるデザインが洗練された上品さを演出しています。前作ではベゼルにブラウンを採用し、よりメリハリの効いたデザインでしたが、本作ではその違いを楽しめる点も魅力の一つです。

正式なリファレンスは「Ref.116506B」で、末尾の「B」はバゲットカットダイヤモンドを意味しますが、市場では「Ref.116506A」として広く知られています。

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デイトジャスト 28 279136RBR

「Ref.279136RBR」は、レディースデイトジャストの中でも際立った存在感を放つ特別なモデルです。ケースサイズは28mmと、女性の手首にぴったりフィットするサイズ感が魅力です。

アイスブルーの文字盤はプラチナ素材を使用しており、ベゼルとインデックスに施されたダイヤモンドがラグジュアリー感を引き立てています。シンプルでありながら視認性に優れたデザインは、日常の使い勝手を損なうことなく、高い実用性を兼ね備えています。さらに、3時位置のデイト表示にはサイクロップレンズを採用し、視認性を高めているのも特徴です。

数あるデイトジャストのバリエーションの中でも、「Ref.279136RBR」は女性のために設計された至高のモデルであり、その洗練されたデザインと優雅さは、まさにロレックスのクラフトマンシップの結晶といえるでしょう。

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デイデイト 40 228206A

2015年に登場した「デイデイト 40 Ref.228206A」は、40mmケースサイズを持つロレックスのアイスブルーモデルの一つです。このモデルは、ロレックスが誇る革新的ムーブメント「Cal.3255」を搭載しており、90%以上のパーツが新設計され、14件の特許技術を組み込むことで、その性能が大幅に向上しています。従来モデルを凌ぐ約70時間のロングパワーリザーブは、長期間にわたり正確な時間を刻みます。

2015年に登場した「デイデイト 40 Ref.228206A」は、40mmケースサイズを持つロレックスのアイスブルーモデルの一つです。このモデルは、ロレックスが誇る革新的ムーブメント「Cal.3255」を搭載しており、90%以上のパーツが新設計され、14件の特許技術を組み込むことで、その性能が大幅に向上しています。従来モデルを凌ぐ約70時間のロングパワーリザーブは、長期間にわたり正確な時間を刻みます。

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デイデイトII 218206

2008年に登場したデイデイトII Ref.218206は、従来のモデルから一新され、ケース径が41mmに拡大されたことで、その存在感は圧倒的となりました。このモデルはプラチナがふんだんに使用されており、手首にのせた際の重厚なフィット感が、他にはない特別な着用感を提供します。

最大の特徴は、アイスブルーの文字盤とローマ数字のインデックスに施されたダイヤモンドの輝き。視覚的な美しさだけでなく、プラチナ特有の高級感が融合した1本です。また、ムーブメントには対磁性や耐衝撃性を大幅に向上させた「Cal.3156」が採用され、技術的な進化も見逃せません。

2015年に惜しまれつつ廃盤となったこのモデルは、特に大ぶりなアイスブルーのダイヤルを求めるコレクターや愛好家にとって、見逃せない逸品といえるでしょう。

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コスモグラフ デイトナ 116576TBR

上品さと卓越した技術が融合した「Ref.116576TBR」は、ベゼルに36個のバゲットダイヤモンドが均等に配され、その美しさは圧巻です。特徴的なアイスブルー文字盤が、全体にクールで気品あふれる雰囲気を演出し、まさに高級時計の真髄を体現しています。

ムーブメントには、ロレックスの自社製キャリバー「Cal.4130」を搭載。どのような角度でも高精度を保つその性能に加え、約72時間のパワーリザーブを実現し、日常使いにも適した実用性を備えています。高級感と実用性を兼ね備えたこのモデルは、特別なシーンでも確実に存在感を放つでしょう。

さらに、アイスブルー文字盤の通常モデルに加え、ダイヤモンドがケース全体に敷き詰められたパヴェダイヤ仕様のバリエーションも用意されており、贅沢な選択肢が揃っています。

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デイデイト 36 128236

2022年に再設計された「Ref.128236」は、36mmのケースサイズで登場し、デイデイトのプラチナモデルに初めてフルーテッドベゼルを採用した逸品です。コンパクトなサイズでありながら、その存在感は圧倒的で、上品さと豪華さが融合したモデルとなっています。特に、メンズ向けの時計ながら、ロレックスが展開するレディースウォッチと同等のサイズ感を持つため、女性でも違和感なく手元を彩ることができるでしょう。

このモデルには、デイデイト専用に設計された「プレジデントブレスレット」が装備されており、隠しクラスプ(コンシールドクラスプ)の留め具が一体感を保ちながら、優れたフィット感を提供します。新しいモデルにもかかわらず、市場ではその希少性とプラチナの価値が評価され、すでに10,000,000円を超える価格で取り引きされています。

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ロレックスのデイトナ アイスブルーは特別感のあるモデル


デイトナはもともと、レーシングモデルとして開発されたシリーズですが、クロノグラフのメカニカルなデザインと洗練された全体のデザイン性が高く、ファッションアイテムとしても人気があります。

特に、アイスブルーの文字盤は時計に気品を添え、身につける人を一層魅力的に引き立ててくれる特徴があります。さらに、このアイスブルー文字盤は、プラチナモデルにのみ採用されているため、その希少性からさらに特別感を感じられるでしょう。

他の人とは一線を画すラグジュアリーな時計をお探しの方に、デイトナ アイスブルーはまさにぴったりの1本です。

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