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ロレックスの正しい保管方法【専門家が教えるテクニック】

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憧れや期待を込めて購入したロレックス。ですが意外と購入したあとの適切な保管方法を知らない方は多いのではないでしょうか。
腕時計は、適切に保管しなければ劣化してしまい、価値や機能を損なう可能性があります。

そこで今回は、正しい保管方法や普段使いするときの注意点など、ロレックスを所有するときのポイントを解説します。

ロレックスの保管方法に注意しなければならない理由とは

高級腕時計は、定期的なメンテナンスを怠らなければ一生ものといわれています。

しかし、定期的なメンテナンスだけでなく保管方法にも注意する必要があります。なぜなら、高級腕時計は非常にデリケートな精密機器だからです。丈夫で壊れにくいとされるロレックスであっても、正しい方法で保管できなければ劣化や故障の原因となり、腕時計の寿命を縮める結果につながりかねません。

また、腕時計は、皮脂や汚れ、温度や湿度などの外的要因により、パーツの変色や錆びが生じます。そうなると、せっかくの高級腕時計の価値や機能が損なわれてしまうでしょう。

大切な腕時計を守るためには、日ごろのお手入れと適切な保管が大切なのです。

ロレックスの保管方法でやってはいけない3つの注意点


ロレックスを保管する方法として、「やってはいけないこと」がいくつかあります。ここでは、代表的なものを3つ紹介します。

直射日光や湿度の高い場所で保管する

腕時計を保管する際には、直射日光が当たる場所や、高温多湿な場所は避けましょう。
直射日光は、腕時計の天敵です。紫外線を受け続けると、腕時計の文字盤が日焼けしたり、革ベルトが退色やひび割れを起こしたりすることもあります。そのため、腕時計の美観を保つためには、直射日光を避けて保管することが大切です。

また、保管時には温度と湿度の管理も大切です。時計に使われている金属部品は、外気温によって膨張・収縮を繰り返します。あまりに大きな温度変化は精度の乱れにつながるため、気温が5度から35度程度を保てる場所での保管が理想です。

加えて、保管場所の湿度が高いと、金属部品が錆びたり、文字盤や革ベルトにカビや腐食が発生したりする可能性があります。さらに、急冷による結露も内部に水分が入り込む原因のひとつです。精密機器である腕時計は、気温差や湿度に影響を受けやすいということを覚えておきましょう。

落下の恐れがある場所で保管する

高所やテーブルの端など、落下の恐れがある場所に置くのは危険です。

ロレックスは頑丈ですが、高所から落下すれば外装が傷つく可能性があります。たとえ目に見える傷がなくても、落下による衝撃で部品が欠けたりずれたりして、時計の精度に異常をきたすこともあるでしょう。

また、ガラスが破損すると細かい破片が内部に入り込み、オーバーホールが必要になる可能性もあります。

着用後そのままの状態にしておく

ロレックスの着用後、汚れを落とさずにそのまま保管するのもやめましょう。

汗や皮脂がついたまま放置すると、錆びやカビの原因になります。腕時計をきれいに保つためには、汚れを落としてから保管することが大切です。

手入れには、メガネ拭き用のクロスなど、滑らかで柔らかい布を使うことをおすすめします。繊維の荒いタオルなどで腕時計を拭いてしまうと、パーツにタオルの繊維が引っかかったり、タオルに付着したゴミなどでガラスや金属を傷つけたりする恐れがあります。

また、ロレックスのケースと金属製ブレスレットは、水洗いも可能です。しばらく腕時計を着用しないことがわかっている場合には、しっかりと汚れを落としてから保管しましょう。

専門家おすすめのロレックス保管方法4選


次に、ロレックスの保管時のポイントを4つご紹介します。ロレックスを長く愛用するためにも、しっかり確認しておきましょう。

水道水で汚れや皮脂を落とす

腕時計をしばらく使わないときや汚れが気になったときは、水洗いをしてから保管しましょう。ロレックスの正規品は、すべてのモデルが防水性能を備えているため、水で洗うことができます。中性洗剤と柔らかな布や歯ブラシなどを使って、腕時計をきれいな状態に戻しましょう。

水洗い時の注意点は、以下のとおりです。

  • お湯を使わない:パッキンが熱で変形したり、接着剤が取れたりする可能性があります
  • 洗剤を使いすぎない:薄めた洗剤液でも十分に汚れが落ちます
  • 流水をリューズ(時計の側面にある突起)に当てない:水圧で内部に水が入る可能性があります

水洗いの前には、リューズがケース内にしっかりとねじ込まれていることを確認しましょう。ゆるく水を流しかけながら、中性洗剤(もしくは石鹸水)を含ませた柔らかい布や歯ブラシでやさしく汚れを掻き出します。中性洗剤を完全に流しきったあと、柔らかい布で水分を拭き取ったら水洗いの完了です。

磁気を発する製品から離して保管する

磁気の影響を受けると、時計の動作に支障をきたすことがあります。そのため、磁気を発する下記の製品からは最低でも5cm、できれば10cmは離して保管しましょう。磁気を発する製品の例は以下のとおりです。

  • パソコン
  • スマートフォン
  • テレビ
  • スピーカー
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ など

機械式腕時計の場合、強い磁気を受けると内部部品が磁化(磁気帯び)して「遅れ」「進み」「止まり」を起こすことがあります。磁気を帯びてしまった時計は磁気から遠ざけても影響が残るため、脱磁(修理)が必要です。

また、クォーツ式腕時計の場合は、外部からの磁気によってステッピングモーターが誤作動を起こすことがあります。この場合、磁気から遠ざけて正しい時刻にセットし直せば、修理は必要ありません。

専用のケース内に保管する

ロレックスの腕時計は精密機器です。劣化を防いで長く使用するためには、収納ケースに入れて保管しましょう。多目的収納ケースでもかまいませんが、販売時にセットになっている専用ケースか腕時計専用のケース(コレクションボックス・ウォッチボックス)に入れて保管することをおすすめします。

腕時計の専用ケースならば、時計の裏蓋が留め具やブレスレットと接触しません。そのため、裏蓋の刻印を美しい状態でキープできるでしょう。また、前項で述べたようなホコリや湿度、直射日光といった劣化原因からも守られます。

定期的にリューズを巻く

腕時計を使用せずに長期間保管する場合は、定期的にリューズを巻いて動かすことをおすすめします。できれば数日おきにリューズを巻きあげましょう。

リューズを巻かずに放置すると、時計内部のオイルの劣化や固着によってリューズが回らなくなる恐れがあります。

また、リューズ周辺は皮脂などの汚れが溜まりやすい部分です。リューズ周辺に汚れが付着したまま長く放置していると、そこが凝固して腐食や錆びの原因になります。長く使い続けるためにも、リューズは定期的に巻きましょう。

ロレックスを楽しむには「普段使い」か、それとも「保管」か


ロレックスは高級な腕時計です。汚したり壊したりしないか心配だから普段使いできないと思う方もいるかもしれません。では、ロレックスの腕時計は、「普段使いする」のと「特別な日などの限られた場面で着用し、普段は保管する」のとどちらがおすすめなのでしょうか。

基本的には普段使いする方がよい

ロレックスの腕時計は、「きれいな状態を維持したい」「壊したくない」との思いから普段使いしたくないという方も多いでしょう。しかし、腕時計は保管するよりも、普段使いしている方が長持ちすることがあります。

ロレックスは、さまざまなシーンでの着用を想定して製作され、耐久性・実用性に優れた腕時計です。そのため、劣化を恐れずに積極的に着用することをおすすめします。日常的にお手入れをし、定期的なメンテナンスをすることで、普段使いをしていても時計のよい状態を維持することは可能です。

逆に、長時間保管し動かさない状態が続くと、部品が劣化してしまい状態が悪くなります。

資産価値を維持したい場合は保管もあり

ロレックスは、圧倒的な知名度と人気があり、資産価値の高いブランドです。ロレックスの腕時計は、中古品でも価格が落ちにくく、モデル次第では購入時よりも価値が高まることでも知られています。近年では、投資商品として扱われることもあるほどです。

そのため、将来の資産価値が上がることを期待して、新品の状態を維持したい場合は、使わずに保管するのもよいでしょう。その際は、適切な保管環境を保つことと、腕時計が劣化しないよう定期的にリューズを巻くことを忘れないようにすることが大切です。

ロレックスを普段使いするときに気をつけたいポイントとは


強い衝撃や高温多湿の場所がかかる場所での着用は避ける

ロレックスは、製造過程においてさまざまな環境に耐えられるようなテストを受けています。しかし、精密機器である以上、想定を超えた強い衝撃や振動を受けると、内部部品に異常をきたしかねません。そのため、スポーツ時の着用には十分な注意が必要です。

また、サウナや温泉なども、時計が苦手とする高温多湿な環境です。急激な温度変化でケース内部に結露が生じるとカビや腐食の原因となります。温泉に含まれる成分が、パッキンや金属の変質・変色・劣化を招く恐れもあります。

ロレックスのような高級時計をつけたまま入浴する人は少ないとは思いますが、しっかりと入浴する場合や、サウナや温泉を利用する場合は、腕時計は外しておきましょう。

スマートフォンと近づけないように意識する

ロレックス着用時にスマートフォンやタブレットを使う際は、5cm以上離すようにしましょう。精密機器である腕時計は、磁気の影響を受けると動作に支障をきたします。

先にも解説しましたが、機械式腕時計は磁気により内部部品が磁化して精度が乱れる恐れがあります。クォーツ式腕時計の場合も、磁気を受けると誤作動を起こすことがあるので注意が必要です。

とくに、スマートフォンやタブレットのスピーカー部は磁気が強いため注意しましょう。

毎日簡単な手入れを行う

ロレックスを普段使いするときは、使用後に簡単な手入れを行いましょう。

ガラスやケース、ブレスレットを滑らかで柔らかい布で磨き、ホコリや皮脂などを拭き取ります。細かい部分に入り込んだ汚れは、柔らかい歯ブラシや爪楊枝などで取り除きましょう。

とくに、ブレスレットのコマの連結部には汚れが溜まりやすいので、時折チェックしてみてください。

日付の調整を行う時間帯に気をつける

ロレックスに限らず、多くの機械式時計には日付の変更を禁止とされる時間帯があります。それは、20時から深夜4時の間です。一般的にこの時間帯は、時計の内部で日付変更のための日付ディスクと日送り車のツメが噛み合った状態になっています。このときに日付を調整しようとすると、2つの歯車が干渉しツメが破損する可能性があるのです。

時計の日付を変更するときは、できるだけ20時から深夜4時の日付変更禁止帯を避けるようにしましょう。

ロレックスは正しい保管方法で管理しよう


大切な腕時計を長く使用するためには、正しい保管方法で管理することが大切です。

長期間使用しないときには、水洗いで汚れを落とし、定期的にリューズを巻くようにしましょう。また、磁気を発する家電製品から離しておくことも大切です。

さらに、ホコリなどから守るためや、裏蓋などを傷つけないためにも、購入時にセットされていた専用ケースか腕時計用ケースに入れて保管することをおすすめします。

ロレックスは、さまざまなシーンでの着用を想定して製作された耐久性・実用性に優れた腕時計です。腕時計は保管するよりも普段使いする方が長持ちするため、日々の手入れを行いながら、積極的に着用してみてはいかがでしょうか。

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