腕時計                  

ROLEX

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ROLEX系譜

ロレックス クロノグラフ Ref.6238

製造期間:1950年代末頃~1960年代初頭
搭載ムーブメント:Cal.72B

パワーリザーブ 約50時間 防水機能 30m ケースサイズ37mm

デイトナの前身となる歴史的モデル。またの名をプレ・デイトナとも呼ばれ文字盤内に【chronograph】の文字が刻まれている。タキメーターは文字盤内に収められ、現在のデイトナとは異なり文字盤と同色のインダイヤルが特徴ではあるが、30分積算計・12時間積算計・スモールセコンドといった迷う事無くデイトナの原型としての普遍的なスタイルがこのモデルより確立されており、多くのアンティークロレックスの中でも知名度と人気を持つ。

ロレックス デイトナ Ref.6239 / Ref.6241

製造期間:製造期間:1963年 ~ 1970年 
搭載ムーブメント:Cal.72B・Cal.722・Cal.722-1

パワーリザーブ 約50時間 防水機能 30m ケースサイズ 37mm

デイトナ現在のイメージを初めて植え付けた、モータースポーツとの関連を持つデイトナのファーストモデル。ベゼルに関しては、Ref.6239はステンレス。Ref.6241はプラスチックと、いずれも人気でデイトナを象徴するモデルである。またこのモデルに関しては、伝説に残る俳優“ポールニューマン”が着用していたことでも有名であり、“ポールニューマンモデル”は非常に高価な腕時計として知られている。

ロレックス デイトナ Ref.6240

製造期間:1965年 ~ 1970年初頭
搭載ムーブメント:Cal.72B・Cal.722・Cal.722-1

パワーリザーブ 約50時間 防水機能50m ケースサイズ 37mm

Ref.6240は今でも謎が多く残る、3代目デイトナが生まれる前の数年間のみ製造されたレア・デイトナとして広く知られている。デイトナの弱点で合った防水性の低さをスクリューロック式、つまりオイスター化によって50mへと高める事へ成功した。そしてダイヤルに初めて「OYSTER」の文字が記されたモデルである。

ロレックスの歴史の中でも大変希少なモデルである。

ロレックス デイトナ Ref.6262 / Ref.6264

製造期間:1970年 ~ 1971年頃
搭載ムーブメント:Cal.727

パワーリザーブ 50時間 防水性能30m ケースサイズ37㎜

Ref6240の後継モデルでありながら、オイスターケースではなく実用性に欠けていたことから製造は1年程だった。だがここでデイトナとしての新たなムーブメントCal.727が生まれそれは実にその後約20年もの間、手巻きデイトナを産み出す原点となった。

ロレックス デイトナ Ref.6263 / Ref.6265

製造期間:1969年 ~ 1988年 
搭載ムーブメント:Cal.727

パワーリザーブ 50時間 防水性能50m ケースサイズ37mm

今までの成功と失敗を全て集約した、手巻きのデイトナ完成系ともいえるこのモデルは、短命ながらも名機を生んだRef.6262/Ref.6264から引き継いだムーブメントCal727を搭載し、Ref.6240にて実用性を高める防水性50mを可能としたスクリューロック式、いわゆるオイスターケースを導入し、精度と防水性の両面を集約したことにより、現代の高級実用性腕時計の先駆けとなるモデルであり、現代まで続くデイトナの名前を世に知らしめる事となった。

ロレックス デイトナ Ref.16520

製造期間:1988年 ~ 2000年
搭載ムーブメント:Cal.4030

パワーリザーブ50時間 防水性能100m ケースサイズ40mm

発表から40年以上経過した現代でも、毎時36000振動と50時間のパワーリザーブによる、クロノグラフムーブメントの世界最高傑作と呼ばれるゼニス社の“エルプリメロ”を搭載し、自動巻き化を果たしたデイトナ。今までプラスチックだった風防がここから現代でも続くサファイアクリスタルへと変化し、細部に対する技術の進化で防水性も50mから100mへと大きな変革を行った。

現行と同じケースサイズ40mmはここから始まる事となり、所謂ラグスポブームの火付け役となる。

Ref16520の誕生によって、ロレックスとデイトナが大きく飛躍をしたことは疑う余地がない。

ロレックス デイトナ Ref.116520

製造期間:2000年 ~ 2016年
搭載ムーブメント:Cal.4130

パワーリザーブ 72時間 防水性能 100m ケースサイズ 40mm

遂にロレックスは地道に築いた技術の向上により、このデイトナから自社ムーブメントの開発に成功しマニュファクチュールとなった。先代であるRef.16520の大まかなデザインはそのままだが、文字盤内にあるインダイヤルのレイアウトが変更されており、6時位置にスモールセコンド、9時位置に12時間積算計等の変更が見られる。また自社ムーブのCal.4130の優れている部分と言えば、その当時のパワーリザーブは50時間前後が主流であったが72時間に伸びている。現代では一般的な長さとなっているがロレックスの技術力の高さがここで確かなものとなっている。

ロレックス デイトナ Ref.116500LN

製造期間:2016年 ~ 現在
搭載ムーブメント:Cal.4130

パワーリザーブ 72時間 防水性能 100m ケースサイズ 40mm

デイトナの現行モデルであり、デイトナの風格は残しつつ、昨今の時計製造に合わせた新たな素材を用いている。

近年の時計製造においてカーボンやセラミック、チタン等といった従来の時計には無かった素材を使用するブランドが増えてきたことを踏まえ、ロレックスが開発・特許を習得した独自技術のセラクロムベゼルを搭載している。ベゼルに新たな素材を使用したことでスポーツウォッチではあるが、どこかクラシカルさを兼ね備えるRef.116500は現代に合わせながら革新的な印象を与えており、メタル素材に比べて傷が付きにくく経年劣化にも強い特性を持つ。

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