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手巻き式のオーデマピゲはある?代表モデルやおすすめモデルも紹介

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高い格式を誇るスイス発祥の高級ブランド「オーデマピゲ」。世界三大時計ブランドとしても知られるオーデマピゲには、味わい深い魅力的な手巻き式モデルがあります。

本記事では、手巻き式腕時計の特徴を解説するとともに、オーデマピゲの代表的なシリーズを紹介します。また、オーデマピゲの手巻き式のおすすめモデルや、自動巻きとクオーツ式モデルの特徴についてもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

オーデマピゲの手巻きモデル5選


オーデマピゲの手巻きモデルには、さまざまなバリエーションがあります。ここでは、ロイヤルオークを中心としたおすすめの手巻きモデルを5つ紹介します。

ジュールオーデマ スモールセコンド ベゼルダイヤ 77240BC.ZZ.A808CR.01

ジュールオーデマ スモールセコンド ベゼルダイヤ 77240BC.ZZ.A808CR.01は、オーデマピゲの伝統と美学が凝縮された逸品です。ブランドの創業者ジュール=ルイ・オーデマの名を冠したこのモデルは、クラシックと上品さを兼ね備えた「ジュールオーデマ」コレクションの中でも際立つ存在感を放っています。

ホワイトゴールド製の33mmケースは、レディースモデルとしてはもちろん、小ぶりで洗練された印象を与えるため、メンズモデルの大ぶりなサイズが苦手な方にも心地よいフィット感を提供します。さらに、ベゼルに施されたダイヤモンドのセッティングが、上品でありながらも華やかな印象を加えています。

シェルホワイトの文字盤にはピンクゴールドの針とインデックスが美しく調和し、まるで芸術作品のような佇まいです。6時位置にはスモールセコンドが配され、シンプルかつ機能的なデザインによって視認性も確保。装飾の細やかな美しさと実用性を両立させたこのモデルは、時計愛好家の心を満たすだけでなく、日常のスタイルにも自然に溶け込む品格を備えています。

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ロイヤルオーク オフショア トゥールビヨン クロノグラフ 26388PO.OO.D027CA.01

ロイヤルオーク オフショア トゥールビヨン クロノグラフ 26388PO.OO.D027CA.01は、オーデマピゲが誇る革新的な技術とデザインが融合した、圧倒的な存在感を放つタイムピースです。44mmのビッグサイズケースは、プラチナ素材を採用することで重厚かつ洗練された印象を与え、時計全体からハイエンドモデルならではの風格が漂います。さらに、ベゼルには耐傷性に優れたブラックセラミックが施され、プラチナの輝きと見事に調和し、唯一無二の美しさを演出しているのも魅力です。  

このモデルの特徴は、何と言っても前面と裏面の双方から手巻きムーブメントの精巧な機構を堪能できる点にあります。オープンワークの文字盤は時計内部の緻密な動作を視覚的に楽しめるだけでなく、裏蓋もシースルーバック仕様となっており、自社製ムーブメントCal.2933の芸術的とも言える仕上げが鑑賞できます。特に、2つの香箱を備えたツインバレル構造により、驚異的な237時間ものパワーリザーブを実現している点は、オーデマピゲの技術力の高さを如実に物語っています。  

その圧倒的な存在感と機能美に加え、ディープブルーのラバーストラップがモダンでスポーティーな印象を与え、日常から特別なシーンまであらゆるシチュエーションに映える仕上がりとなっています。

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ロイヤルオーク トゥールビヨン エクストラシン 26516PT.ZZ.1220PT.01

ロイヤルオーク トゥールビヨン エクストラシン 26516PT.ZZ.1220PT.01は、オーデマ ピゲの中でも卓越した技術と美しさが融合した極めて希少なモデルです。ケースとブレスレットには贅沢にもプラチナが使用されており、そのひんやりとした重厚感は手に取った瞬間に特別感を感じさせます。さらに、ベゼルにはバゲットカットダイヤモンドが精巧にセッティングされ、プラチナのクールな輝きとダイヤモンドの煌めきが絶妙に調和し、圧倒的な存在感を放ちます。

文字盤にはプチ・タペストリー模様が施され、スモークグレーのカラーリングがシックで落ち着いた印象を与えます。インデックスとロイヤルオーク針には蓄光処理が施されているため、暗所でも視認性が高く、日常の使用にも配慮された設計が特徴です。

精緻なトゥールビヨン機構とともに、唯一無二の輝きを手元に宿すことができる名品です。

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ロイヤルオーク トゥールビヨン クロノグラフ 25977ST.OO.D002CR.01

ロイヤルオーク トゥールビヨン クロノグラフ 25977ST.OO.D002CR.01は、オーデマ ピゲが誇る革新的な美学と卓越した技術が見事に融合した逸品です。1972年に登場した初代ロイヤルオークが「ステンレススチールを高級時計の素材として採用する」という当時の常識を覆したように、このモデルもまたその挑戦的な精神を受け継いでいます。ケースにはステンレススチールを使用し、スポーティーでありながらも威厳と品格を備えた佇まいを実現しました。

文字盤にはブランドの象徴とも言える「グランド・タペストリー」パターンをブラックで配し、トゥールビヨンとクロノグラフが共存する複雑機構を巧みに表現しています。そのシックなデザインは、重厚感と落ち着きを演出しながらも、ディテールの美しさを際立たせています。さらにラバーストラップを採用することで、クラシックな印象にスポーティーな要素を加え、実用性とデザイン性を高い次元で両立させました。

機械式時計の最高峰とも言えるトゥールビヨンとクロノグラフが融合したこのモデルは、オーデマ ピゲの高度な技術力と前衛的なデザインが凝縮された特別な1本です。スポーツウォッチでありながらも洗練されたエレガンスを纏い、ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く対応するスタイルを提供してくれます。

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ジュールオーデマ トゥールビヨン 26561OR.OO.D088CR.01

ジュールオーデマ トゥールビヨン 26561OR.OO.D088CR.01は、オーデマピゲのクラシックさと高度な技術が融合した逸品です。ローズゴールドのケースとインデックスが調和し、シルバーダイアルとの組み合わせが気品溢れる佇まいを際立たせています。ケースサイズは39mmとメンズモデルに分類されるものの、滑らかなラウンドフォルムや流麗なリーフ針の採用により、性別を問わず手元に自然と馴染む上品なデザインに仕上がっているのが特徴です。

このモデルの特筆すべき点は、文字盤に施されたオープンワーク。精巧なトゥールビヨン機構が覗くことで、メカニカルな魅力を存分に堪能できます。複雑機構を搭載しながらも、全体のデザインは極めてシンプルかつ洗練されており、クラシカルなドレスウォッチとしての完成度が高いことは言うまでもありません。

一見控えめなデザインの中に、オーデマピゲならではの精緻な技術と美意識が隅々まで息づいており、時計愛好家からの支持が厚い理由もうかがえるでしょう。

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オーデマピゲの代表的なシリーズ


オーデマピゲにはコンセプトの異なるいくつかのシリーズがあり、手巻きモデルが採用されているものもあります。ここでは、オーデマピゲの代表的な4つのシリーズについて解説します。

ロイヤルオーク

ロイヤルオークは、オーデマピゲ初となるステンレススチール製のスポーツウォッチとして1972年に登場しました。ケースやベゼル、ブレスレットの表面全体には、ポリッシュによる丁寧な仕上げ加工を施しており、ステンレスとは思えないほどの美しい鏡面外装が特徴です。

ほかにも、エッジを効かせたオクタゴン(八角形)のベゼルとタペストリー文字盤、従来のスポーティーウォッチにない薄型ケース、一体型ブレスレットなど、画期的なデザインやアイデアが詰め込まれています。

販売当初のロイヤルオークはデザインの奇抜さもあり、異色の存在でしたが、年月が経つにつれて徐々に人気が高まり、今ではオーデマピゲを代表する人気シリーズです。

ロイヤルオークオフショア

ロイヤルオークオフショアは、ロイヤルオークの派生モデルとして1993年に登場したシリーズです。ロイヤルオークシリーズのデザインコードを継承しつつ、よりパワフルでスポーティーなデザインに軸足を置いています。

オフショアシリーズの象徴とも言える42mmの大ぶりなケースは、後に44mmまでサイズアップするコレクションも加わり、ラージサイズの流行を切り開く先駆者として高く評価されています。また、ケースのサイズアップと同様に耐水性も向上しており、ロイヤルオークとしっかり差別化されている点も特徴です。

オフショアシリーズには、派生モデルにラージサイズケースの魅力を前面に押し出した「クロノグラフ」と、防水性能に優れた「ダイバー」がシリーズの人気を牽引しています。

ジュールオーデマ

ジュールオーデマは、創業者であるジュール=ルイ・オーデマの名前に冠したシリーズで、シンプルながらも高級感のあるデザインが魅力です。正統派ドレスウォッチらしさが随所に見られ、王道のラウンドケースと細身で気品溢れるリーフ針はジュールオーデマの大きな特徴と言えるでしょう。

豊富なバリエーションがあり、スモールセコンドやデュアルタイムといった機能が盛り込まれたモデルが多数ラインアップされていることも特徴です。フォーマルシーンに限らず、ビジネスシーンでも合わせやすいシリーズです。

ミレネリー

ミレネリーは、1995年に登場した、横長の楕円形のケースが特徴的なシリーズです。初期の頃はダイヤやオパールといった宝飾品が目立つデザインでしたが、2006年に発表された「アシンメトリーオープンダイアル」モデルによってイメージが一新。

アシンメトリーデザインは、横長の楕円形のケースとの相性に優れており、独創的なデザインを確立しました。さらに、2011年にはミレネリー専用ムーブメントを搭載した新しいモデル「ミレネリー4101」が登場。アシンメトリーデザインとメカニカルな美しさが融合した、唯一無二のシリーズとして高い人気を誇っています。

手巻き式の腕時計の特徴とは


手巻き式腕時計には、他の腕時計にはない特徴やメリットがあります。ここでは、手巻き式腕時計の主な特徴を3つ解説します。

パーツが少なく薄型が多い

手巻き式は、パーツが少ないことから内部構造をシンプルにできるため、薄型モデルを設計しやすいことがメリットです。また、パーツ同士の摩耗が少なく、メンテナンスにかかる費用を抑えられます。

薄型モデルは、長時間の着用でも手首への負担が少なく、装着感に優れている点が魅力。シャツの袖口に引っかかりにくいことから、スーツ着用の機会が多いビジネスシーンにも適しています。

愛着がわきやすい

手巻き式は、リューズを巻き上げないと数日で止まってしまいます。定期的にリューズを巻き上げる必要があり、腕時計に触れ合う機会が増えるため、愛着がわきやすい点も魅力です。

また、毎日のようにリューズを巻き上げることで、巻き上げた際の小さな異変に気づきやすく、故障を未然に防ぐ効果も期待できます。一日の終わりに「お疲れさま」の気持ちを込めながら巻き上げることが、毎日の楽しみになるでしょう。

内部パーツが見やすいモデルが多い

手巻き式には、自動巻きに使用されているローターがないため、内部のムーブメントを隅々まで鑑賞できます。

中でも裏蓋がシースルーバックになっている手巻き式モデルは、鑑賞することを前提として作られており、ムーブメントを美しく見せるためのデザインや工夫が随所に見られます。

モデルごとに異なるムーブメント独特の美しさを堪能できることも、手巻き式腕時計の魅力を感じられる点です。

手巻き式以外のモデルを紹介


手巻き式以外にも腕時計にはいくつかの種類があります。ここでは、自動巻きとクオーツ式の特徴について解説します。

自動巻き

自動巻きは、手動でぜんまいを巻き上げる必要がない腕時計です。装着している間の腕の動きと、ぜんまいを巻き上げる仕組みが連動して行われることによって、自動的にぜんまいが巻き上がります。

具体的には、ムーブメントに内蔵されているローターという半円形の金属部品が、腕の動きに合わせて左右に振れることで歯車に動きが伝わり、ぜんまいを巻き上げる仕組みです。そのため、日常的に腕時計を使用していれば、精度が安定しやすく、時計が止まってしまうこともほとんどありません。

現在では、多くのブランドで自動巻きモデルが主流となっているため、豊富な選択肢があることも自動巻きのメリットです。

クオーツ式

クオーツ式は、電池を動力とした腕時計です。腕時計の中に埋め込まれた水晶(クオーツ)に電流を流すことによって規則的な振動を起こし、内部機構を動かす仕組みとなっています。

クオーツ式腕時計は、機械式よりも安定した精度を誇っており、時間調整の手間がかかりません。また、電池が続く限り時計が止まる心配がないこともメリットです。最近では、電波を受信することによって時刻を自動で補正する機能を持つものもあり、実用性がさらに向上しています。

また、クオーツ式腕時計は低コストかつ大量生産が可能なため、手ごろな価格で入手可能です。針を用いて表示するアナログクオーツと、液晶画面に数字を表示するデジタルクオーツがあり、自分の好みに合わせて選ぶ楽しさもあります。

オーデマピゲの手巻きモデルには味わいがある


オーデマピゲは創業以来、その長い歴史の中で磨き上げた技術を惜しみなくつぎ込んだ至高のモデルを次々と生み出してきました。

伝統と格式を持ちながら、当時の常識を覆す独特のデザイン性や革新性を持った手巻きモデルは、オーデマピゲのさまざまなシリーズにおいて唯一無二の個性を発揮し、多くの人々から愛されています。ぜひ手巻きモデルを手に取り、美しいムーブメントを堪能してみてはいかがでしょうか。

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