

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシンの魅力とは|おすすめ商品も紹介

オーデマ・ピゲのロイヤルオークは、ラグジュアリースポーツウォッチの代表として有名なシリーズです。ロイヤルオークはさまざまなバリエーションがありどれも人気ですが、中でもエクストラシンは需要が高いです。
そこで今回は、ロイヤルオークのエクストラシンがどのようなモデルか解説します。また、おすすめモデルも紹介するため、ロイヤルオークの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオークとは

ロイヤルオークは、スイスの高級腕時計ブランドオーデマ・ピゲの展開する腕時計シリーズです。オーデマ・ピゲは、世界三大時計ブランドの一つで、1875年から腕時計の製造を続けており、複雑機構の小型化を得意としています。
そんなオーデマピゲが、1972年に発表したモデルがロイヤルオークです。ラグジュアリースポーツウォッチがまだ世の中に出回っていない中、ロイヤルオークは大型のラグジュアリーウォッチとして人気を集めました。
また、ロイヤルオークはステンレススティールを初めて腕時計に用いたモデルでもあります。耐水性に優れており、日常使いにも適しているため、幅広い場面で着用できる点も人気を集めた理由です。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシンとは

オーデマ・ピゲのロイヤルオークのエクストラシンとは、どのようなモデルなのでしょうか。ここでは、誕生の歴史とともにエクストラシンについて解説します。
1972年のデザインを復刻させたモデル
オーデマ・ピゲのフラグシップモデルであるロイヤルオークは、1972年に誕生しました。その40年後である2012年に登場したモデルが、ロイヤルオークエクストラシンです。このロイヤルオークエクストラシンは初代ロイヤルオークの意匠を引き継いでおり、八角形のベゼルやビス留めが印象的です。
また、2010年代には再びラグジュアリースポーツウォッチのブームが来ましたが、このロイヤルオークエクストラシンが火付け役になったといわれています。
入手困難なプレミアモデルに
ロイヤルオークエクストラシンは、人気が高いロイヤルオークの中でもさらに入手困難なモデルとなっています。これは、エクストラシンが非常に人気の高かった初代ロイヤルオークの意匠を汲んだモデルである点が、大きな要因となっています。
また、そもそもの流通数が少なく新品の取り扱いがブティックに限られていたことも、現在の取引価格の高騰の原因です。需要の高いモデルでは、5,000万円以上で取引されているものもあり、プレミア価格となっていることがわかります。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシンの特徴

オーデマ・ピゲのロイヤルオークエクストラシンには、初代ロイヤルオークの意匠を継いださまざまな特徴があります。ここでは、ケースサイズやデザイン、内部のムーブメントを中心に特徴を解説します。
直径39mmのケース
ロイヤルオークエクストラシンは、初代ロイヤルオークと同じサイズである直径39mmのケースを採用しています。現在でこそ大型ケースのモデルが増えていますが、発表当時は大型のラグジュアリーウォッチは珍しいものでした。
また、オーデマ・ピゲの得意分野である薄型化も進めており、当時よりも薄い厚さ8.1mmを実現。現在取り扱いされている高級腕時計は、40mmを超えるものが多いですが、外国の方と比較して腕回りが細い日本人にとってはやや着けにくいという感想を持つ人もいます。
そのため、39mmという大きすぎないサイズを好む方からも人気を集めています。
最高峰のムーブメントCal.2121
ロイヤルオークエクストラシンには、初代オーデマ・ピゲと同じムーブメントであるCal.2121が用いられていました。このCal.2121は、美しさと実用性を両立させたモデルとして、時計愛好家から高い評価を受けたムーブメントです。
40年後の2012年でも他のムーブメントがある中で選ばれたことが、最高峰のムーブメントであったことの証明ともいえます。
なおエクストラシンのムーブメントは、2022年から新型のCal.7121を採用しています。Cal.7121は、従来よりも薄いムーブメントでパワーリザーブが55時間を実現。
初期と後期でデザインに変化がある
ロイヤルオークエクストラシンは、ベースとなるデザインは初代を踏襲したもので統一していますが、初期型と後期型でやや変化があります。具体的には文字盤6時位置にあるオーデマ・ピゲのロゴの形が変わっていたり、文字の感覚が少し離れていたりします。
また、後期になると素材や文字盤デザインが増えており、さまざまなバリエーションから選べるようになった点も特徴的です。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク エクストラシンのおすすめモデル5選

オーデマピゲのロイヤルオークエクストラシンには、さまざまなバリエーションが販売されています。ここでは、おすすめモデルを5つ紹介しますので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
ロイヤルオーク トゥールビヨン エクストラシン 限定30本
26522TI.OO.1220TI.01
「26522TI.OO.1220TI.01」は、ロイヤルオーク エクストラシンの中でも、日本国内のブティック限定で展開された希少性の高い限定30本のモデルです。ダイヤルには、同シリーズでも特別な印象を与える独自のブルーが採用されており、タペストリーパターンと相まって、洗練された存在感を放ちます。
ケースサイズは初代ロイヤルオークよりも一回り大きい41mmを採用し、現代的なボリューム感を演出。さらに、複雑機構であるトゥールビヨンを搭載しながら、全体の厚みをわずか9mmに抑えている点は特筆に値します。この薄さは、厚さ4.46mmのムーブメントCal.2924によって可能となり、繊細な技術と審美性が見事に融合した仕上がりとなっています。
オープンワーク仕様により、トゥールビヨンの精緻な動きを文字盤上で直接鑑賞できる点も、このモデルの大きな魅力です。機械式時計の芸術性を日常で味わいたい方にふさわしい1本といえるでしょう。
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ロイヤルオーク エクストラシン 40周年記念モデル 15202ST.OO.1240ST.01
「15202ST.OO.1240ST.01」は、ロイヤルオーク誕生40周年を記念して登場した特別なエクストラシンモデルです。本モデルは、1972年に登場した初代ロイヤルオークの意匠とムーブメントを忠実に継承しながらも、現代的な再解釈を加えることで、クラシックとモダンが融合した仕上がりとなっています。
搭載されているムーブメントは、名機として知られるCal.2121。発表当時から高い評価を受け続け、2012年時点でもなお現役で活躍するほどの完成度を誇ります。さらに、ケースの裏蓋にはシースルーバックが採用されており、歴史あるムーブメントの繊細な動きを視覚的に楽しむことができるのも、大きな魅力の一つです。
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ロイヤルオーク ジャンボ エクストラ シン 15202BA.OO.0944BA.01
「15202BA.OO.0944BA.01」は、ロイヤルオーク誕生40周年を記念したエクストラシンシリーズの中でも、イエローゴールドを全面に採用した特別な1本です。初代ロイヤルオークのデザインコードを忠実に継承しつつ、18Kイエローゴールド製のケースとブレスレットが放つ気品ある輝きが、モデル全体に格調高い存在感を与えています。
控えめながらも確かな重厚感を湛えるゴールドの色味は、派手すぎず落ち着いた印象をもたらし、成熟したラグジュアリーを体現しています。文字盤には同系色のイエローゴールド仕様タペストリーダイヤルが採用され、秒針を省いたシンプルな2針構成が、インデックスやディテールの美しさを一層引き立てています。
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ロイヤルオーク ジャンボ エクストラ シン ブティック限定モデル 16202BA.OO.1240BA.02
イエローゴールド仕様のロイヤルオークの中でも、ひときわ成熟した風格を漂わせるのが「16202BA.OO.1240BA.02」です。ダイヤルにはスモークゴールドのプチタペストリーパターンを採用し、18Kイエローゴールドのケースと見事な調和を見せています。深みのあるダークトーンの色調が、時計全体に上品な落ち着きをもたらし、大人の装いに洗練された印象を添えています。
ムーブメントには、ロイヤルオーク誕生50周年を記念して開発された最新キャリバー「Cal.7121」を搭載。大型バレルの導入により、約55時間のパワーリザーブを確保し、日常使用においても高い実用性を誇ります。また、デイト機構におけるエネルギー効率の最適化も図られており、その革新性に対しては特許が取得されています。設計と性能の両面において、現代ロイヤルオークの進化を体現する1本といえるでしょう。
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ロイヤルオーク トゥールビヨン エクストラシン 26516PT.ZZ.1220PT.01
プラチナとダイヤモンドの輝きが調和した「26516PT.ZZ.1220PT.01」は、ロイヤルオークならではの洗練を極めたエクストラシンモデルです。ベゼルにはバゲットカットのダイヤモンドが計32個セットされており、見る角度によって多彩な輝きを放ちます。ブレスレットには高純度のPt950プラチナを採用しており、優れた耐食性と肌へのやさしさを兼ね備えているため、長く愛用できる点も魅力の一つです。
文字盤には、ロイヤルオークを象徴するプチタペストリー模様を配置。落ち着いたグレーの色調が、針やインデックスに用いられたホワイトゴールドの素材感と見事に調和し、気品とモダンさを同時に感じさせるデザインに仕上がっています。
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ロイヤルオークエクストラシンは希少性の高いモデル
ロイヤルオークのエクストラシンは、初代ロイヤルオークの人気も相まって非常に人気の高いモデルです。また、生産数が限られていたこともあり、希少性の高いモデルとなっています。
日本人の手になじむ39mmのケースサイズとなっていることも相まって、国内でも人気の高いモデルです。これからロイヤルオークを選ぼうと考えている方は、ぜひエクストラシンを検討してみてください。
この記事の監修者

佐藤高雅(さとうたかまさ)
株式会社ジェムキャッスルゆきざき ECソリューション室副室長
1996年生まれ。高校在学中に煌びやかな高級腕時計やジュエリーに興味を持つ。
大学在学中に某日本メーカ時計正規店でアルバイトを経験し卒業後、店舗販売員として2019年ジェムキャッスルゆきざきに入社。
3年間販売員を経験した後、時計の知識や文章力を買われECソリューション室へ異動。
以後ゆきざきサイトの文章やブログ記事、デザイン関連を統轄しており、メディア広報室立ち上げ時にはYouTubeレギュラー出演やニュース番組、中国系SNSにも出演する。
初めて購入した腕時計は、23歳でブレゲのマリーン2。
婚約時計はペアでジャガールクルトのレベルソ。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1を手に入れるものの、自分には早すぎたと手放す。
40歳になったら記念で購入予定(理想)
好きなブランドは、ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネ・FPジュルヌ。時計業界歴7年。
■経歴
2019年 株式会社ジェムキャッスルゆきざき/新卒
2021年 メディア広報室/設立
2022年 ECソリューション室/副室長
■得意領域
WEBライター
高級腕時計全般
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
ジュエリーコーディネーター

