

ウブロ「ビッグバン」の魅力|圧倒的存在感と人気の理由を徹底解説

ウブロのビッグバンは、アスリートや芸能人などさまざまな著名人が愛用する人気コレクションです。発売されたのが2000年代に入ってからと比較的歴史が浅いシリーズですが、ビッグバンが多くの人を惹きつける理由とは一体何なのでしょうか。
そこで、本記事ではビッグバンの魅力やおすすめモデルについて紹介します。また、ウブロの基礎情報や特徴についても紹介しますので、ウブロの腕時計が気になっている方もぜひ確認してみてください。
ウブロの代表的なシリーズビッグバンとは

個性的な腕時計で知られるウブロですが、その中でもビッグバンはブランドを代表するコレクションとして確固たる地位を築いています。まず誕生のきっかけやモデルの大まかな特徴について紹介します。
2005年に社運をかけて発表された
ビッグバンが発売される以前のウブロは、時計好きには認知されていますが、一般層まで人気の高いブランドとはいえませんでした。そのため、売り上げは長らく低迷しており、経営状況に危機が訪れます。
そんな中でCEOに就任した敏腕経営者のジャン・クロード・ビバー氏は、新たなブランドコンセプトを打ち出し、起死回生を図ります。こうして2005年に発表された初代ビッグバンは、独創的なデザインに加えて高度な技術が取り入れられていることから、瞬く間に人気が爆発。それまでウブロに対して否定的だった時計業界でも、認められるようになりました。
2つの素材を掛け合わせてつくられている
ウブロの腕時計には特徴がいくつかありますが、特筆すべきは異なる素材同士を組み合わせた設計がなされている点です。これは、ジャン・クロード・ビバー氏が打ち出したコンセプト「アート・オブ・フュージョン」に基づくものであり、ブランド創業時より続く伝統的なデザインでもあります。
「アート・オブ・フュージョン」とは、異素材やアイデアを融合させることを意味しています。従来の高級腕時計において一般的であったステンレスやゴールド、レザーのみにとどまらず、ラバー素材のストラップをはじめ、セラミックやタンタルといった先進的な素材を積極的に導入。腕時計の可能性を広げることに挑戦し続けるブランドの姿勢を表しています。
ウブロとはどのような腕時計メーカー?

そもそもウブロについてよく知らないという方のために、ここでは基本的な情報を紹介します。ビッグバンはウブロの理念を体現するコレクションでもあるので、ブランドのことを知っておくとより理解が深まるでしょう。
1979年に創業し独創的な腕時計を製造
ウブロが誕生したのは、1979年のスイスで創業者はイタリア人のカルロ・クロッコ氏です。老舗ブランドが多いイメージの高級腕時計業界の中では、若手の部類に入ります。
時計産業の本場スイスにおいて、高級腕時計といえば貴金属を用いたラグジュアリーなデザインのものが主流です。対してカルロ・クロッコ氏はハイブランドでは珍しいラバーストラップを採用したことで、当時の業界から異端児扱いを受けてしまいます。
しかし、根気よく宣伝活動を続けるうちに、斬新なデザインがイタリアのファッション業界の目に留まり、次第に支持されるようになりました。そして初代ビッグバンの登場により一気に評価が高まり、ブランドの知名度も向上。老舗にも引けを取らない人気ブランドへと躍進します。
キングパワーなど代表的なモデルがある
ウブロにはビッグバン以外にも、クラシックフュージョンやMPコレクション、スピリット オブ ビッグバンなどのモデルがあります。「クラシックフュージョン」は、創業当初に展開されていた「クラシック」シリーズに現代的な要素を加えて再現したもので、オーソドックスでシンプルな外観が特徴。
個性的なモデルが多いウブロの中では、ビジネスシーンにも合わせやすいデザインが人気です。「MPコレクション」は、トゥールビヨンや長時間パワーリザーブといった高性能なスペックを備えつつも、トリッキーな外観が印象的なモデルです。現代美術家の村上隆氏とのコラボによる花型や、大自然から着想を得たドロップ型のボディのものなど、幅広く展開されています。
「スピリット オブ ビッグバン」は、ビッグバンの要素を受け継ぎながら、トノー型と呼ばれる樽型のボディに仕上げたモデルです。独特の存在感や重厚感に加え、ゼニスとの共同開発による高性能ムーブメントを搭載している点も魅力といえるでしょう。
ウブロは舷窓という意味
ウブロの腕時計を見たことがある人の中には、ベゼルにビスが打ち付けられたような、独特なデザインが印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは船の側面に設置されている採光用の小窓、すなわち「舷窓」をモチーフにしたものであり、ブランドの初期から受け継がれている伝統的なデザインです。
独創的でありながらエレガントという、不思議な魅力を併せ持つウブロのモデルに惹かれる人は多く、ブランドとしての歴史が浅い中でも世界各国で着実にファンを増やしています。また、ウブロのチャレンジ性に満ちた企業理念に共感したアスリートや芸術家といった著名人とのコラボモデルも多く、その点も注目を集める要因であるといえるでしょう。
ウブロのビッグバンの3つの魅力

ビッグバンには、ここまで述べてきたウブロの魅力に加え、シリーズならではの魅力を持ち合わせていることも人気の理由があります。ここでは、注目すべき3つの魅力について解説しますので、確認していきましょう。
ブランドの伝統を受け継いだベゼル
ウブロの腕時計といえば、舷窓をモチーフにしたベゼルが印象的であると前述しましたが、ビッグバンでもこの特徴がしっかりと受け継がれています。また、ケースからストラップへとつながる直線的なラインも独特であり、ボディ本体の厚みだけでない立体感を覚える設計が加えられています。
革新的なデザインの背景には、創業者のカルロ・クロッコ氏がイタリアの宝飾品メーカーで培った高度な技術力が活かされており、クラシックとモダンが融合した独自のタイムピースを実現。海を彷彿とさせる雰囲気がスポーティーなビッグバンのデザインとマッチし、より魅力的に感じられることでしょう。
新しい素材を積極的に取り入れる
ラバーストラップの逸話からもわかるように、ウブロではこれまでとは異なる素材を積極的に採用するスタンスが取られています。
特に、ビッグバンにおいては独自に開発した素材や最先端の素材が多く取り入れられており、中でも純金とセラミックを配合した「マジックゴールド」が有名。これは、一般的な18Kゴールドに比べて傷が付きにくいという特徴があり、ウブロは特許も取得しています。
他にも、カラーデザインの幅を広げつつ耐久性にも優れた「ハイテクセラミック」など、腕時計の進化のために導入できる素材の選定には余念がありません。
自社開発のムーブメントを採用
腕時計メーカーは、自社ムーブメントの開発に成功してこそ一流の仲間入りを果たすとされています。ウブロも創業からしばらくは他社製のムーブメントを使用していましたが、ビッグバンのヒットを受け、自社ムーブメントの開発に乗り出しました。
それから約4年の歳月をかけて完成させたのが、クロノグラフ機能を有するムーブメント「ウニコ」です。高級モデルのクロノグラフには欠かせないコラムホイール式を採用していることも、ウブロの技術力の高さが窺えます。
ビッグバンにはウニコを搭載した専用のシリーズがラインナップされるほど力が注がれており、個性的なデザインに加えて高いスペックを持ち合わせている点も人気の理由となっています。
ウブロのビッグバンのおすすめモデル4選

ビッグバンコレクションでは、具体的にどのようなアイテムがラインナップされているのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、選りすぐりのモデルを4つ紹介します。
ビッグバン ウニコ チタニウム セラミック 441.NM.1171.RX
自社開発ムーブメント「ウニコ」を搭載した、メカニカルな魅力が際立つ「441.NM.1171.RX」。モノトーンで統一されたシックなカラーリングと、精悍なデザインが唯一無二の存在感を放ちます。見た目の重厚感とは裏腹に、ケース素材には軽量かつ肌に優しいチタニウムを採用。長時間の着用でも快適なフィット感を実現しているのが特徴です。
また、ウニコ搭載モデルならではの特徴として、精巧なメカニズムを堪能できるスケルトンダイヤルとシースルーバックを採用している点が挙げられます。さらに、72時間のパワーリザーブを備え、実用性にも優れています。機械式時計の醍醐味を存分に味わいたい方にふさわしい、洗練されたタイムピースです。
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ビッグバン インテグレーテッド ブルーセラミック 451.EX.5123.EX
深海を思わせる深みのあるブルーが際立つ「ビッグバン インテグレーテッド ブルーセラミック 451.EX.5123.EX」。メイン素材には耐傷性に優れたブルーセラミックを採用し、マットブルーの文字盤と組み合わせることで、洗練された印象を演出しています。その名が示すとおり、ケースとブレスレットが一体化したデザインが特徴です。
本シリーズでは、ウブロのアイコンであるラバーストラップではなく、メタルブレスレットを採用。ケースからブレスレットへと流れるようにつながるシームレスなラインと、しなやかに動くコマが生み出す快適な装着感が、ビッグバンの新たな魅力を引き出しています。
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ビッグバン ワンクリック スチール ダイヤモンド 465.SX.1170.RX.1204
ベゼルにセッティングされた42個のダイヤモンドが華やかさを添える「465.SX.1170.RX.1204」。ケースとベゼルには、医療器具にも使用される高品質なステンレススチールを採用し、優れた耐久性と安定性を実現しています。オーソドックスなデザインが持つ普遍的な美しさと実用性を兼ね備え、日常使いはもちろん、特別なシーンにもふさわしい一本です。
ウブロ独自の「ワンクリック」システムを搭載し、ワンタッチで簡単にストラップの交換が可能な点も魅力。特許取得済みのこのシステムにより、シーンやスタイルに応じたカスタマイズを自在に楽しめます。気分や装いに合わせてストラップを変えることで、よりコーディネートに合わせやすくなるでしょう。
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スピリット・オブ・ビッグバン サンブルー オールブラック 世界限定200本 648.CX.0114.RX.MXM23
ビッグバンシリーズの中でも、より独創的なデザインを誇る「スピリット・オブ・ビッグバン」。その中でも特に際立つのが、世界限定200本の「648.CX.0114.RX.MXM23」です。本モデルは、ビッグバンのアイコニックな要素を受け継ぎながら、トノー型ケースと最先端のムーブメントを採用した特別な一本となっています。
このモデルは、著名なタトゥーアーティストであるマキシム・ビューチをアンバサダーに迎えたサンブルーシリーズに属し、幾何学的なデザインが特徴です。ブラックセラミックをベースに、洗練されたオールブラックのカラーリングを施し、モダンで都会的な雰囲気を醸し出しています。さらに、ケースには手首に心地よく馴染むよう計算されたカーブが施されており、どんな手首のサイズにもフィットする快適な装着感を実現するでしょう。
独特なトノー型フォルムとアーティスティックなデザインを兼ね備えたこのモデルは、個性的な時計を求める方におすすめの一本です。
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ウブロのビッグバンには他の腕時計にはない魅力がある
一つのコレクションの中でもデザインやコンセプトがそれぞれ異なり、バリエーションが豊富なビッグバン。ブランドの立て直しに一役買ったという歴史的な視点でも、その心強さに惹かれる方も少なくないでしょう。
常識を覆すような素材を積極的に取り入れてつくられるビッグバンは、まさしく革新的な道を突き進むウブロの理念そのものです。新たな物事にチャレンジしてみたいという方は、ビッグバンをパートナーに選んでみるのはいかがでしょうか。
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