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IWCの腕時計を「身に付けてる人」はどんな人?代表モデルの魅力と特徴を紹介

IWCはスイスとドイツの国境沿いにあるシャフハウゼンに構え、その窓からは穏やかに流れるライン川を望むことができます。ここでは、150年以上も前に生まれたIWCが他の高級腕時計とは一線を画す魅力や、IWCを身に付けている方の特徴などを紹介していきます。

IWCを付けている人の3つの特徴


スイスの伝統を守りながらも、革新的な創造力で業界の注目を集めるIWCですが、どのようなユーザーが多いのでしょうか。IWCの時計を検討している方に向けても発信していますのでぜひ最後までご覧ください。

洗練されたデザインが好きな人

IWCを身に付けている人の多くは、周囲からセンスが高いとの評価やおしゃれだと思われる確率が高いです。特に人気モデルのポルトギーゼやポートフィノは、業界的にも評価が高い時計として知られています。
それらは特に、シンプルで洗練されたデザインと細部に至るまでの丁寧な仕上げが素晴らしく、資産性やリセールバリューよりも、時計そのものの価値を重視する傾向があります。
自分の感性を大事にしている人が多く、時計以外の持ち物にもこだわりがありおしゃれという周りからの評価を受けやすいのです。

航空分野が好きな人

IWCは、トム・クルーズ主演の世界的名作『トップガン マーヴェリック』でも衣装提供を行うなど、航空分野と密接な関係があります。特にIWCの中でも人気なモデルとしては、パイロットウォッチやマークシリーズが有名であり、時計と航空分野を繋げ発展してきた歴史は未来永劫語り継がれる物語としてIWCの存在感を高めています。近年では航空分野だけではなく、モータースポーツ界にも進出しており、陸海空すべてにおいて最先端の技術を用いた分野と提携していることからも、IWCが求めるレベルの高さを伺うことができます。

腕時計に深く精通している人

IWCはロレックスやオメガのような認知度はありません。しかし、1868年の創業から150年以上もの歴史を紡いだ中で、派手過ぎず落ち着いた雰囲気があるためスーツとの相性も良く、レザーストラップのモデルが多いことから、必然的に靴や鞄も革製品を好む意識が高い紳士から好まれやすいブランドです。そういった紳士の中の紳士、時計愛好家や本物を所有したいオーナーから選ばれることが多いのも大きな特徴の1つです

IWCの魅力や特徴4選


紳士のステータスでもあるIWC。そんなIWCには他にも多くの魅力があります。スイスの自然あふれるシャフハウゼンで生まれ150年以上の伝統と歴史の中で、どのような魅力や特徴を生み出してきたのか紐解いていきたいと思います。

流行に左右されない王道なデザイン

IWCは『International Watch Company』という略のとおり、世界的な時計の企業と言わんばかりの時代や流行に左右されない、普遍的な魅力を体現しています。IWCのデザイン哲学である『必要なものだけを残し、余計なものは削ぎ落す』のとおり、流行に左右されないからこそ『一生モノの時計』として多くの人に愛されているのです。

高性能で高品質なムーブメントを採用

IWCは時計の外装はもちろんのこと、中身も手首に品格を添えるジュエリーピースとして、こだわりが詰まっています。IWCはスイス時計産業の中でも異質な存在です。それはドイツとの国境沿いにあるシャフハウゼンに工房を構えていることからもわかるとおり、スイスの時計美とドイツの質実剛健さが組み合わさっており、ムーブメントの組み立てや装飾、仕上げはもちろん品質管理までIWCの熟練職人の手作業で行われております。

生産終了してもメンテナンスをしてくれる

IWCは永久修理を掲げる数少ないブランドの1つです。
他に永久修理を掲げるブランドとしては、世界最高のブランドと謳われるパテックフィリップや、世界最高のムーブメント集団と呼ばれるジャガールクルトなど、高級腕時計業界の中でも最高峰と呼ばれるブランドが挙げられます。2,30年以上愛用したり、子や孫にまで引き継ぐロマンはIWCでも実現することが可能となります。

常に進化し新しいモデルを展開

IWCの代表モデルは、ポルトギーゼやポートフィノ、パイロットウォッチにインジュニアなどが挙げられますが、この中で最も歴史が深いモデルはポルトギーゼとパイロットウォッチといわれています。どちらも1930年代に登場しましたが、デザインは100年近く変わっておらず普遍的なデザインです。しかしムーブメントやケースサイズ、新素材を導入したり、防水性などの強化は時代や需要と共に変化しており、情熱を持ち続けて革新へ進むIWCの時計造りは圧巻です。

IWCの現行シリーズを紹介


IWCは、現在大きく分けて5つのラインナップを中心に展開しています。
基本的にすべてのベースはクラシカルなデザインではありますが、それぞれに特徴があり、ザ・クラシカルなポートフィノのようなモデルがあれば、パイロットウォッチの様にクラシカルスポーツモデルもあります。そして、他ブランドであればスポーティーなアクアタイマーに関しても、IWCが製造するとどこかクラシカルな雰囲気を醸し出します。それぞれ紹介していきましょう。

ポルトギーゼ

IWCが誇る代表モデルといえば『ポルトギーゼ』です。
1939年に誕生したポルトギーゼの最初は、ポルトガル商人が高精度で大型の懐中時計が欲しいとIWCに要望したことで製造されました。
そこから、約1世紀の間までほとんどデザインが変わることはなく、本来クロノグラフが搭載されるとスポーティーな印象を受けることが一般的ですが、ポルトギーゼの場合はクラシカルで洗練されたデザインに纏まっています。そして厚みを感じさせないように設計されたケースは、立体感を出すことで高級腕時計の上品さを際立たせています。

ポートフィノ

1984年に誕生したポートフィノは、IWCが理想とする時計美と創造力が垣間見えるモデルです。その名の由来はイタリアの高級リゾート地である、ポルトフィーノから来ており、絵画みたく美しい街のように、そしておとなしく煌びやかに輝くポートフィノはIWCの永遠のクラシックモデルとして存在するでしょう。男女兼用の37mmケースなど幅広い用途に合わせて製造されています

パイロットウォッチ

IWCのパイロットウォッチは、「実際の空で活躍するパイロットたちの過酷な環境下でも信頼できる計器」というコンセプトを持ち、文字盤構成や大きなリューズを採用することによって、操縦中の視認性や扱いやすさを確保しました。また激しい振動や磁気、温度変化にも柔軟に対応し精度を保てるように実験と失敗を繰り返し、IWCの技術は向上していきました。現在では時計の美観を損なうことなく、モータースポーツ関係者や冒険家たちからも支持を得ています。

インジュニア

1955年に初代インジュニアが誕生しました。これはドイツ語でエンジニア=技術者を意味し、その言葉どおり1976年にはあのオーデマ・ピゲのロイヤルオークやパテックフィリップのノーチラスをデザインしたことでも知られる腕時計界の巨匠『ジェラルド・ジェンタ』がデザインしました。そのため、スポーティーな雰囲気ながらもクラシカルが吹き込まれている芸術的なデザインは、現代でも継承されています。そしてインジュニアの一番の特徴といえば、エンジニアの名前のとおり耐磁性に優れている点で、現代のデジタル社会においての強みを伺うことができます。

アクアタイマー

クラシカルなモデルが多いIWCの中で、ひと際異質なモデルがアクアタイマーです。名前のとおりダイバーズウォッチとして1967年に誕生すると、時代と共に革新を繰り返し、特に2014年のセーフダイブ・システムはダイバーの命を守る安全性をより高める性能を追求しました。それにより現在ではIWCの代表的なモデルの1つとなり、スポーティーモデルながらもどこかクラシカルに見えてしまうIWCの伝統を引き継いでいます。

IWCのおすすめモデル5選


人気モデルやデザインが豊富なIWCですが、ゆきざきでも多くのIWCを販売しています。その中でもおすすめなモデルを5つご紹介いたします。

ポルトギーゼ クロノグラフ IW371605

まさにポルトギーゼと呼べるそのデザインは、時計界でもアイコニックなモデルの1つです。41mmというコンパクトなケースサイズと視認性抜群なデザイン。そしてクラシカルさと、当たる光によって色が異なるブルー色とのコントラストや、シースルーバックから見えるIWCの造形美の魂は圧巻の一言です。また、実用性抜群で革ベルトを傷めずに取り外しが可能なフォールデングバックル(Dバックル)が純正として装備されており、すべてにおいてIWCらしさが詰まった究極で普遍的な1本です。

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パイロットウォッチ マーク XX IW328206

近年の新たな定番として、多くのブランドから発表されているグリーン文字盤ですが、クラシカルを得意とするIWCが解釈したグリーンは濃いめで、スーツにも合わせやすいカラーを落とし込みました。2022年にフルモデルチェンジされたパイロットウォッチのマーク20は、ムーブメントが自社製cal.32111に変更となり、パワーリザーブは驚異の120時間となりました。防水は10気圧防水となり、実用性と見た目どちらも世界最高峰のパイロットウォッチへと変貌を遂げました。

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パイロットウォッチ クロノグラフ ・トップガン IW389101

トム・クルーズ主演の不朽の名作トップガン・マーヴェリックを記念した1本は、過酷な環境下での使用を想定して設計されたハイスペックなパイロットウォッチです。
ケース素材には先進素材のブラックセラミックを採用し、視覚的インパクトや耐傷性を備えています。そして裏蓋には『TOP GUN』の刻印が施されており、特別なモデルであることを証明するとともに、まさに空のエリートのための1本であることを証明しています。

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インヂュニア オートマティック “ローレウス・スポーツ・フォー・グッド” 世界1500本限定 ローレウス記念モデル IW323909

2000年にリシュモンとダイムラーによって設立されたローレウス・スポーツ・フォー・グッドは、「障害を打ち砕いて人と人とを結びつけ、より良い世界を実現する。」をコンセプトにしている財団です。IWCは2005年よりその財団のグローバルパートナーを務めており、裏蓋には例年どおり子どもが描いたイラストをエングレービングしています。
まるでローレウス財団の理念を象徴するデザインです。IWCの歴史と社会貢献の姿勢が1つになった1本といえるでしょう。

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ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー 42 IW344207

1980年代に開発されたIWCのパーペチュアルカレンダーは、各月とうるう年の長さの違いを自動的に識別し、1つのリューズで簡単に調整することが可能となりました。そしてIWC自社製造のキャリバーはペラトン自動巻き機構にセラミック製パーツを使用し、60時間ものパワーリザーブを実現させています。42㎜ケースにはIWCの技術や革新、そして時代に左右されないエレガントさが詰まった逸品です。

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IWCを付けている人は洗練された時計が好き


IWCの時計を身に付けている人は、洗練された時計が好きで時計の本質を理解している場合が非常に高いです。そのセンスは時計のみならず服や靴、鞄など身に付けるものにこだわりを見せ、ステータスを求めるのではなく素材や機能性、デザインを重視する傾向にあります。そのため、IWCを好むユーザーは時計好きや玄人と思われる傾向にあるのですね。一生モノのIWCの時計が気になる方は、ぜひセレクトしてみてはいかがでしょうか?

この記事の監修者

佐藤高雅(さとうたかまさ)
株式会社ジェムキャッスルゆきざき ECソリューション室副室長

1996年生まれ。高校在学中に煌びやかな高級腕時計やジュエリーに興味を持つ。
大学在学中に某日本メーカ時計正規店でアルバイトを経験し卒業後、店舗販売員として2019年ジェムキャッスルゆきざきに入社。
3年間販売員を経験した後、時計の知識や文章力を買われECソリューション室へ異動。
以後ゆきざきサイトの文章やブログ記事、デザイン関連を統轄しており、メディア広報室立ち上げ時にはYouTubeレギュラー出演やニュース番組、中国系SNSにも出演する。

初めて購入した腕時計は、23歳でブレゲのマリーン2。
婚約時計はペアでジャガールクルトのレベルソ。
ランゲ&ゾーネ ランゲ1を手に入れるものの、自分には早すぎたと手放す。
40歳になったら記念で購入予定(理想)
好きなブランドは、ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネ・FPジュルヌ。時計業界歴7年。

■経歴
2019年 株式会社ジェムキャッスルゆきざき/新卒
2021年 メディア広報室/設立
2022年 ECソリューション室/副室長
■得意領域
WEBライター
高級腕時計全般
■保有資格
Google アナリティクス認定資格(GAIQ)
ジュエリーコーディネーター




       
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